「Bonne journee !」 村上トモミ イラスト展のこと

2014.03.19

風の栖の庭小屋に、パリの風がやってきました!
 
岡山で活動されている村上トモミさん。(HP:t-m.pinoko.jp/
2011年に個展を開いた約2週間の、パリの日々。
そこでトモミさんが出会った光景や人々が、今回の作品たちのテーマです。

 
「毎日、パリの空気を楽しんでいました。」

という、村上トモミさん。
中でもパリで強く感じたことは、子供だけではなく、大人にも“あそび心”があったことだと言います。

 

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移動遊園地のメリーゴーランドがあるのは、なんと、市民庁舎の前!でも、見事に街並みと溶け込んでいて、「日本と違うな~…」と、驚かれたそうです。おじいちゃんが乗っていることもある(!)という、まさにあそび心の街、パリ。

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たった2週間のインスピレーションから描かれたとはとても思えない、緻密な作品の数々!

OLYMPUS DIGITAL CAMERAマトリョーシカは、じーっと見ているとどうやら物語になっているようです。
小指ほどの大きさの末っ子を見ると、なんとそこには宇宙にただよう女の子が…!

「一番小さい子を描くとき、どんな“オチ”にするか考えるのが一番の楽しみです。」と嬉しそうに言うトモミさん。

このマトリョーシカたちを、たった二晩で完成させたというから、思わず「ひえ~」と声を上げてしまいました。

 

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旅に出たり、どこかを訪れたりしたときに感じたことって、すぐに周りの人に話したくなります。
トラブルの話、びっくりした話、感動したこと、出会った人たち…。
それらを何とか伝えようと、おみやげを渡したり、写真を見せたり、向こうのお金を見せたりして。

それはひょっとすると、旅の中での様々な記憶を、自分自身が忘れないようにするためなのかもしれません。
見たこと、聴いたこと、味わったこと。全部、全部、永遠に忘れないように。

 

このイラストたちを見れば見るほど、私はまるで、村上トモミさんの眼になってパリを歩いているかのような気持ちになるのです。
旅の記憶をこんな風に伝えられたら、どんなに楽しいでしょうか。

 

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2014年3月12日(水)〜3月23日(日) 庭小屋にて

村上トモミさん在廊日 3月22日(土)、23日(日)

 

ちなみに、DMに使われているイラストは、個展では初公開!

なんと、郵送のトラブルのためパリの個展には間に合わなかった、幻の作品なのです。

じっと近くで見れば見るほど、細かい、細かい、筆使い…。「よく奈良に来てくれました」と、声を掛けたくなります。

村上トモミさんの心と瞳と手で描かれたパリの空気を、ぜひ体感してください!

実は、NAOTも長く履いてくださっているトモミさん。パリを一緒に旅した、アクリル絵の具のついた赤サボが、それはもうかっこいいのです。こちらもこっそり、必見です。

(ニシ)