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リトルストーリー
2014.05.10

Bike of BURDEN

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今年の1月に初めて訪れたベトナム。

つい数ヶ月前の話なのに、
今となってはなんだか遠い昔の思い出のようにも感じています。

ベトナムでは、もっぱら食べているか、
人にあげるお土産を買うことに没頭してしまったのですが、
唯一自分へのお土産として、本屋さんにて1冊の写真集を買いました。
タイトルは『Bike of BURDEN』

とにかく、私にとってのベトナムのイメージはバイク。
街中はあらゆるバイクが縦横無尽に走り、
どこからともなく、鳴り止むことの無いクラクションと
決してさわやかでは無い空気…。
ベトナムでは車の数よりもバイクの方が圧倒的に多く、そして
彼らの生活にバイクはなくてはならない存在なのです。
(ちなみに日本製のバイクは丈夫という理由で人気だそう)

写真家のHans Kempが2001年、2008年頃の
ホーチミン滞在中に撮影したいくつものバイクたち。
ひたすらバイクだけを撮りためた写真集なのに
どれも個性に溢れていて、ときおり衝撃的…。

とにかく、面白いのでここで少しご紹介を。

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長いのなんて序の口。

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くじけそうな運搬量も余裕の笑顔。

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バイクに乗るのは人だけにあらず。

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思いつきそうで新しい運び方…

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家族を運ぶ大切な足でもある。

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男のkawasakiもアオザイ美人は可憐に乗りこなす。

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これなんて、もはやバイクなのか何なのか状態。

…などなど、
とにかく何でも極限まで積む、乗る、運ぶ!
もう誰もがサーカス団員のような器用な技で
ブイブイと街中を走り回っているのです。

大型電化製品や植木、大量の野菜果物は当たり前で
ニワトリやブタ、アヒルなど
食用となる動物たちがありのままの姿で運ばれるなんてのも。
日本の常識を通してみると
どれも考えられない光景の連続ですが、

きっとベトナムの人にとっては、
これはただの日常で、必要なだけで、
生きるためにそうしているだけのことなんだろう…と思う。
奇想天外に見えて、実はとてもシンプルな発想ばかりで、
思わず、なるほど…と納得してしまうような技も数多くありました。

急激に発展していくベトナムの街に生きるのに
飾ってばかりではいられない…!

そんな人々の生命力や生活力、街の活気が写真から溢れているし
あまりの過積載ぶりは、もはや芸術作品の域。
ベトナムに行ったことある人も、行ったこと無い人も
きっと、見てて飽きない1冊です。

ちなみに日本版のタイトルは『それいけ!珍バイク』

少々過激な内容もありますが、
可愛いタイトルに少しホッとします。

(モリ)


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