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リトルストーリー
2015.11.22

こぎんつれづれ

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こぎんは津軽地方に古くから伝わる刺し子の技法です。
布の縦糸を読みながら、布の目を埋めるように糸を刺していきます。
昔は農民が麻の衣服の補強にと行われていたものだそう。

 

初めて、私がこぎんに触れたのは小学校5年生のとき。
放課後のクラブ活動で選択したのです。
なんで選んだのか忘れてしまったけれど、母曰く
「こぎんかゲートボールで迷ってらはんで、こぎんサすれば?と推した」
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母に先見の明があったのか(?)こぎんを刺すことは
今もゆるゆると続いています。

単純だけど根気のいる作業。

ゆっくり目の前の作業にだけ集中する静かな時間。

刺すときに目的はなく、点と線だったものが柄に見えてくるのが
ただ楽しい。
こぎん独特の幾何学模様はまるで音楽のよう。
1、3、5(布の目)と規則正しく連なりながら
展開などもあったりして、ゆるやかに変化していきます。

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母がこぎんを刺していたことを知ったのは、
祖母の形見の印鑑入れを見つけてから。

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母が刺したこぎんは、細やかで正統派(?)な模様。
今は、即興的で自由なこぎんを刺すことが多いので、ちょっと意外!?

もし、こぎんを手に取ることがありましたら
ひと針ひと針に流れる時間や動き、是非想像してみてくださいね。

(テライ)

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