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リトルストーリー
2017.01.24

NAOT A to Z – DOKI DOKI –

TOP_doki 
 
最近、新しくカメラを買った。
新しいカメラと言っても、
デジタルカメラではなくフィルムカメラ。
 
フィルムカメラと言っても、
いかにも重厚感のある一眼レフカメラではなく
35mmのコンパクトフィルムカメラである。
 
今やジャンク品扱いにされているが、
当時90年代は第一線で活躍していたカメラ。
 
 
私は祖父の家へ行くたびにアルバムをみるのが好きで、
「なんでこんな写真撮って残しとるん?笑」
と思うような写真もいくつかあるけど
いかなる写真も1枚ずつ大切に綴じられていて、
表紙を開けば、写真一枚で色々と思い出すし
当時のことを、昨日のことのように、続きを話し出す人の顔をみるのが好き。
 
 
小さい頃、祖父は私たちと一緒に出掛けると必ず写真を撮っていた。
もちろんデジタルカメラなんて持っていない時代、
祖父もまさに同じ35mmのコンパクトフィルムカメラの愛用していた。
 
1枚のフィルムを使うのにも脇を締め、腰を入れ、息をとめて…ぬかりなく。
と思いきや、最後の最後にフィルムを巻き忘れていて押せないシャッター。
ワハハと笑って、結局ぶれる写真。笑
 
つねに渾身の1枚も、誰かが必ず白目や半目になっていたり、
カチコチ笑顔で整列している写真がやたら多かったり、
決して何枚もたくさん撮っている訳ではないけれど
旅先や記念日、おしゃれをした日…
そのとき胸が踊った瞬間がそのまま閉じ込められている写真は
どんな仕上がりでも1枚で十分なのかもしれない。
 
半目だったり、ぶれていたり、そんな失敗も、
未来に持っていけば思い出になっちゃうんだもの。
家族が残してくれたように、私も記憶を紡いでいきたい。
 
 
私はよく友人や家族から「好きなものが古くさい」と言われるけれど、
「古いものだから良い」というわけでなく、
自分の中では「良いものは古くなっても良いなあ」と選んでいるつもり。
 
 
そういえばNAOTの靴も、履きこんだ靴をみて一層惚れたなあ。
もちろんサラピンの靴を手にしたときの喜びもあったけれど、
履きこんでからがますます愛おしくて仕方ない。
 
傷も汚れも、たしかに一緒に歩いた証というか、
私と一緒に(いや私以上に?)経験を重ねてきた相棒ちゃんである。
どんな風になっても大切に履くよ。
 
 
写真も靴も、少しの緊張感と大胆さで。
これから少しずつ楽しみたい、ドキドキ!
 
下の写真はカメラを買ってすぐに撮影したもの。
テンションが上がって、身の回りの風景ばかり撮っていた…。

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森ちゃん
   (森)


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