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リトルストーリー
2017.03.25

#2「私とNAOT」

 
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NAOTの靴との出会い。
 
NAOTの靴と出会って知ったことや、感じたこと
そして変わったこと。
 
スタッフそれぞれにもその歴史があります。
 
#2「私とNAOT」
姉妹店「風の栖」でお届けをしていたNAOTの靴
はじめは、たった3人でのスタートでした。
今回はそのうちの1人、宮川にインタビュー!
NAOTの靴がくれた出会いについて
たくさんのエピソードを聞くことができました。
 
 
—————————————–
 
ー NAOTの靴との出会いは?
 
NAOTの靴に出会ったとき、私は20代前半で東京で働いていて。
母が「この靴、すごくいいから履いてみて!」って、私にも紹介してくれたのがキッカケ。
今はこのサボも11色あるけど、そのときはこげ茶と黒と赤があったかなくらいで。
それで私はWalnut(こげ茶)を最初に。
 
 
ー じゃあ、それがファーストNAOTなんですか?
 
いや!(笑)実はこの子は3代目。
 
 
ー3代目も結構な年期ものですね!(笑)
 
もうね、どんだけ履くねんっていうくらい毎日履くから。
一番ヘビーローテーションするのが、このサボ。
思い出の一足って言われたら迷いなくこの子です。
 
今でこそ、このサボはオールソール交換もできるけど
昔は部分的な補修修理しか出来なくて。だから3代目なんです。
 
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ー 今でこそ“サボ”って普段のコーディネートに取り入れている方も多いですけど、
当時はメジャーではなかったですよね。

 
たしかに、その頃はサボってあんまり見なかったね。
そもそもNAOTに出会うまでは、もちろん全然ちがう靴を履いてたし。
自分がかわいい!と思うのは何でも履いていました。
もちろんヒールが高い靴も。
 
ただ私は生まれつき股関節があんまりよくなくて、
ヒールが高い靴を履きたいけど、長時間になると
ほんまに股関節が痛くなるから、物理的にむずかしくて。
サボは持ってなかったけど自然とフラットシューズが多かったです。
 
それまで履いてた靴ももちろん好きだったけど
NAOTの靴を知ってからは、やっぱり股関節の痛みがちがって。
 
 
ー やっぱりその“ちがい”感じました?
 
びっくりするほど感じた!
それまでも、ラクに履けるフラットシューズ多かったとは言っても
“1日中歩き続けると足裏が痛いなあ”とか
“冬の寒い時は関節が痛い”っていうことがあったんです。
 
でもNAOTのインソールが私に合ってたのか、
痛みの度合いが全然ちがう!!って身体が感じたから。
特にちょっと痛くなりそうだなっていう時期には、自然と足がNAOTに(笑)
 
 
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ー ここだけの話、NAOTの靴選びでコレ失敗したなあっていうエピソードはありますか?
 
あるある!2足目にOLGAを選んだんですけど
いつも靴は23.5cmだし、足の形も標準的というか
幅周りや甲の高さ、靴選び自体に悩んだこともあんまりなかったから。
 
それにサボもそのサイズ感で大丈夫だったから
何の迷いもなくOLGAもサボと同じサイズでいいかなって。
 
そしたら、展示会のときに一日中OLGAで歩きまわったときに
親指の先が当たって痛い!!ってなって。
サボはかかとがないから、足が後ろに逃げられるけど
OLGAみたいにかかとがある靴が、長さが足りてへんのやわって思って、
それからかかとあるタイプは全部サイズ38。
 
私たちは、そもそも靴屋さんではなかったから
こうやって自分たちで経験したことを積み重ねて
お客さんに伝えていく、それの繰り返しです。
 
 
ー NAOTの靴を届けていくなかで、印象に残っているお客さまとの出会いってありますか?
 
私が覚えてるのは…、NAOTって定番のものもあれば、
ときどき革の供給がなくなって廃盤になったりするものもある。
 
NAOTをめちゃくちゃ気に入って履いてくださってる方がいて
この靴はすごく私に合ってるからもう一足色ちがいで買いたい!
って言ってくださったことがあって。
 
でも実は、それはもう廃盤になる靴でラスト1足だけが残ってて…
嘘みたいな話やねんけど、そのラスト1足が、お客さんの欲しかった色でサイズやって!
 
 
ー まさにシンデレラシューズみたい!
 
でしょ!私もその人もエーっ!!!てなって。
もちろんこっちはお渡し出来て嬉しいねんけど、
その方が涙ながらに「ほんとに嬉しくて、今日帰ったらお祝いしなきゃね」って
言ってくださって。
この靴ひとつで、そこまで喜んでいただけるねんなって。
こっちも感動しました。
 
 
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ー そういえば、震災のときもご連絡くださった方がいたとか。
 
そうそう。6年前やね。
東京で働いていた女性で、電車が全部とまってしまって
家まで歩いて帰らないといけないときに
トレンディを履かれてたみたいで。
で、「5時間かけて歩いたけど足が痛くならなかったです。
NAOTの靴だったから家に帰れました。」って
わざわざご連絡くださって。
実はそれを本国のイスラエルに伝えたら
イスラエルでもニュースになったらしいんです。
 
 
ー それはすごい!私たちがお客さんに感動させてもらうことも多いですよね。
 
私自身は靴選びに苦労してっていうことがなかったけど
この仕事をしていると、人の足ってほんとさまざまで、個人個人の悩みがあるなか、
歩くときのストレスから少しでも解放されたら、
出かけるのも気が楽になるし、なんというか元気がでるよね!
 

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ー 「いい靴は素敵な場所へ連れていってくれる」なんていう言葉もありますが、
NAOTが連れていってくれた素敵な場所、ありますか?

 
いま、NAOTの定番靴を取り扱っていただいているお店さんは
全国にあるけれど、それも私たち自身で会いにいきました。
営業というか巡業みたいなのを夫婦でやって。
 
車にNAOTの箱を積んで、東北から中国地方とかバーっとまわって。
事前にどんなお店があるのかなって調べたりね。
靴屋さんではなくて、自分たちが純粋に素敵だなって思う場所、
NAOTの靴を大切にご案内してくださるであろうなっていうお店を選んで。
 
 
ー 飛び込み営業ですね!(笑)
 
最初はもうピンポーンみたいな。
行く先のガイドブック見まくって旅感覚でした。
NAOTのナの字も知らないお店に伺ったとき、
私が持ってた革のカバンの話とかで盛り上がったりして。
 
NAOTの話をする前に「そのカバンめっちゃいいじゃないですか」って
店主さんが話しかけてきてくれて。
ワーっと盛り上がって、革繋がりでこんな靴があるんですけど。って
繋がったのが広島県のtanemakiさん。
 
実は、あまりにも素敵なお店が階段の上にあって、無理かもって思って一回出てきて。
いや!でもやっぱりダメ元やし、せっかくここまで来てるねんし、
ダメ元やねんから行ってみようって思って行ったら、盛り上がって今に至るから。
「ダメ元でナニナニやってみよう!」っていう根性は大事。
というか特技?(笑)
 
 
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ー その特技、いまでは社風ですね。
でも靴屋さんじゃない場所っていうのはどうしてですか?

 
ん〜、一言で言うと“one of them”だから。
いろんな革靴、ありとあらゆる種類があって、値段の幅もいろいろ。
そのなかにNAOTがポン!と置かれているのってなんかちがうなって。
 
NAOTの靴の良さは、「絶対にNAOTがないと!この良さを知ってほしい!」
っていう気持ちが伝える側にないと、お客さんには伝わらないなって思ったんです。
そうなったときに靴だけではなくて、自分が好きなものを
ちゃんと丁寧にお客さんに伝えてる場所だったとしたら、
靴屋さんじゃなくてもNAOTの良さを伝えていただけるんじゃないかなと。
 
 
ー 素敵な場所に、素敵な出会いあり。ですね!
 
NAOTの生産国であるイスラエルもその場所で
私の中でイスラエルの人たちとの出会いは、本当に大きいと思ってる。
NAOTの靴がなければ出会わなかったし。
 
イスラエルにあるNAOTの会社や工場で出会う人たちは
みんなすごくいい人たち。
 
イスラエル人やけど、イスラエルの国の成り立ちからルーツがいろいろで、
みんなとてもインターナショナル。
直接よくやりとりしてるおばちゃんは、アルゼンチンの系統だったり、
社長さんは奥さんがアメリカ人で、フランス人の従兄弟がいて、
ドイツにベストフレンドがいてとか。
 
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インターナショナルっていうのもあるし、家族みたいな付き合いで
ビジネスで取引させてもらってるけど、それ以上のものがある。
それはすべてNAOTの靴があったから。
 
私たちが知らないくらいの日頃から起きてる地震でも、
「大丈夫?」ってすぐにメールがきたり
サッカーのW杯のときも「日本のサッカー強い」って連絡が来たり。
 
熊本で地震が起きたときもメールがきて
「あなたの周りのみんなは大丈夫か?」って。
「あなたは、大丈夫?」だけじゃなくて
「あなたの周り」っていうところに心が通ってるなって。
 
 
ー 会社自体がアットホームなんですか?
 
すごくアットホーム!みんなが家族付き合いしてるし。
家族の写真をデスクに貼るのは当然やし、
仕事でやり取りをしているおばちゃんは「孫が生まれるから1週間休むわ。」
って言って本当に休んだりね。(笑)
すごく家族を大切にしている。
そうやって私たち日本のスタッフのこともみんな
「NAOT Family」って言ってくれてるんです。
 
この間はいつも一緒に仕事をしている方の娘さんから
私の息子へ、お手紙が届いたんです。
 
日本とイスラエルの国旗、それからハートマーク。
すごく温かい気持ちになりました。
 
 
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ー 偶然が重なって取り扱うことになったNAOTの靴。
で、その会社が偶然にそんなにもアットホームなところだった。
偶然ってすごい!

 
そう。私たちはいつもラッキーで生きてる(笑)
だからこそ、そのことに感謝して、その気持ちをずっと忘れずに
NAOTの靴を届けていきたいです。
 
 
美佐さん
  (宮川(み))
 
 
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【番外編】
ー 最後にNAOTコレクションを見せてください!
 
普段はIRISとDANIELAが多いです。
特に寒い時期はDANIELAで、お店では脱ぎ履きが多いのでIRISです。
 
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それから、友人と遊びに行くときはKEDMA、夏のお出かけは軽くて気持ちいいKAYLAで。
結婚式に出席するときはTRENDY
そうやってシーンによって使い分けています。
 
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