Column

サイズの選び方

 


 
みなさんは、ご自身の足を採寸してみたことはありますか?
普段、自分の足のサイズを正確に知る機会って、実はあまり多くないですよね。
足のサイズを正しく知ることで、いつもの悩みや不安が解消されることがあるかもしれません。
 
そこで今回は、足の採寸方法とサイズの選び方についてご紹介します。

 


 
まずは足の採寸から。
採寸いただくのは、下図のA「長さ」 B「幅周り」 C「甲周り」 の3点です。

測る時は、いつも履いている靴下で。
分厚い靴下を履く方や、重ね履きをされる方は、その状態でも測るのがおすすめです。
 

  
 
  
 
【A:足の長さ】
かかとから一番長い足の指の先端までを測ります。
 

△紙を床に敷きます。壁の角にぴったりと、紙とかかとを合わせます。
 

△一番長い指の先端に印をつけて…
 

△紙の端から印の箇所までの長さを測ります。
  
 
  
 
【B:幅周り】
上から見たときに、横幅が最も広い箇所を採寸します。
 

 

△親指と小指の付け根あたりにある、最も出っ張った骨の部分も含めて、ぐるりと一周測ります。
 
 
  
 
【C:甲周り】
横から見たときに最も甲が高い箇所を採寸します。
 

 

△甲骨のある一番高い箇所を、ぐるりと一周測ります。
 
以上で終了です。
*左右それぞれ採寸いただくことをおすすめいたします。
 
数値を入力することでおすすめのサイズを知れるかんたんサイズ診断もございます。
お悩みの方は、お気軽にお問い合わせくださいね。
 
 


 
サイズ選びのポイント
 
 < 足の長さ >
つま先がギリギリでゆとりのない状態だと、足先が当たってしまうことがあります。
逆にゆとりが大きいと、靴の中で足が泳いでしまい、余計な力が入ってしまいます。
革が馴染んだあとのことも考慮し、足の長さに対してちょうどいいサイズをおすすめしています。
 
< 幅周り >
幅周りは、痛くない程度にフィットしている状態がおすすめ。
革は履きはじめが一番かたい状態ですが、履くほどに持ち主の足に合わせ、柔らかく馴染んでいきます。
*どうしてもきつく感じる場合は、器具を使って革を柔らかく広げる「革調整」が可能です。
 
 
< 甲周り >
靴が甲周りにしっかりとフィットしていると、足との一体感がとても増します。
履き口は、出来るだけ隙間なくピッタリした靴を選ぶのがおすすめです。
 
 


 
NAOTの靴がお手元にある場合
 
NAOTの靴がお手元にある場合の、サイズの確認方法もご案内させていただきますね。

  
オンラインショップでご注文いただいた靴が届いた際、
「試着してみたけれどこのサイズであっているのか?」
「サイズアップした方がよいのか、それとも、サイズはこのままで革調整した方がよいのかな?」
など、少しでも気になることがある時、お試しいただきたい確認方法をご紹介させていただきます。
※インソールが取り外しできるタイプのデザインの確認方法となります。
  
 
1:インソールを取り外します

△インソールの下に親指を入れると、簡単に外していただけます。
  
 
2:インソールにかかとを合わせて、足を置きます

  
 
3:つま先にどれくらい隙間があるかを確認します

△サボタイプやサンダルタイプの場合、つま先の隙間が0.5cm〜1cmくらいが理想です。
  
 

△シューズタイプの場合、つま先の隙間が1〜1.5cmくらいが理想です。
  
  
  
 
サイズ選びに悩んだら、ご参考までに、こちらの方法を試してみてくださいね。
とはいえ、足の形は本当に個性豊か。
私たちスタッフもみなさんと同じように、それぞれ自分の足に悩みがあったり、靴選びに困った経験があります。 
採寸数値だけでなく、私たち自身が経験してきたことを踏まえて、靴選びのお手伝いができましたら嬉しいです。
 
サイズ選びに困ったときは、お気軽にお問い合わせくださいね。