梅雨が、明けました!
風の栖では、せっせと「土用干し」がはじまりました。
つぼの中で赤紫蘇とじんわり馴染んだ何ともジューシーな梅たち。
このままでも美味しそう!
ぱくっとほおばりたい気持ちを抑え、丁寧に、丁寧に一つずつ干していきます。
この触り心地は、何かに似ているような…?
そうだ!耳たぶだ…!!
皮が破れてしまわないよう、やさしく、やさしく扱います。
自分たちがまさか梅を干しているなんて、信じられない気持ちで、一つ一つ並べていました。
ひょっとすると一生、夢に出てくることすらなかったと思います。
でも、やってみると大変ながらも、楽しくて楽しくて。
この量を一人では大変そうですが、何でもやってみるものだな!と思いました。
そうそう、土用干し中にこんなこともありました。
フランス人のご一家がこの土用干ししている様子を見て大興奮の様子だったのでうかがったら、なんと「梅干しの作り方を教えてほしい」とのこと!
かなり詳しく質問されて、こちらも真剣。
小学生くらいのお子さんたちも日本の梅干しが大好きだそうで、何とも嬉しくなってしまいました。
フランスの方も熱狂させる梅干し!さすがです。
そんなこんなであっという間に土用干しも終了…。
できあがり!
なんて可愛らしいのでしょうか。きらきらと塩の結晶が光っています。
無事に生まれてくれてありがとう、と声を掛けたくなりました。
はてさて、どんなお味がするのでしょうか??
食べてみよう!編はまた後日…。楽しみです!
(ニシ)
今までの話
「梅の世界」〜花を観にいく編
「梅の世界」〜実を採りにいく編
「梅の世界」〜梅干しをつくろう編 その1