9月13日NAOT TOKYOにて、ミュージシャン高野寛さんのフォトエッセイ「RIO」の発売記念のイベントを開催しました。
昨年デビュー25周年を迎えられた高野さん。昨年から今年にかけて、たくさんのアルバムを製作されています。
そのうちのいくつかのソロアルバムやトリビュートアルバムを録音されたのがブラジル・リオの地でした。
今回のイベントでは、3週間にわたるリオでの生活の様子をスライドショーとともに、お話していただきました。
高野さんの視点で切り取られた数々の写真を見ていると、まるでここにリオの空気が流れているような気分になります。
見た事も無いような不思議な植物、街にあふれる明るい色、レコーディングのスタッフさんたちの笑顔・・・。なかでもアパートから毎日撮られていたという風景や空の写真は、美しく、興味深いものでした。
リオでのエピソードをとても優しい笑顔で語ってくださる高野さん。お客様もきらきらとした表情で聞かれていました。
トークショーのあとは、アコースティックライブも。
ライブでは、遊びにこられていたミュージシャン山田稔明さんが
いきなり高野さんに呼ばれるというサプライズも!
リハーサルも打ち合わせも何もない、まさに“ライブ”が実現しました。
このお二人のハーモニーといったら!!
大人の男性の色気たっぷりの歌声なのです。
高野さんの粋なサプライズ。会場全体が楽しくしてやられました。
そんな予定どおりにいかない、新鮮でリアルな感覚こそが
高野さんがリオで作られた音にあるのではないかなと思います。
「RIO」を読んで、アルバム「TRIO」を聴いて。
この秋は高野さんの新たな世界にどっぷりと浸ります。
(ハットリ)
SPECIAL THANKS
イベント企画:ミルブックスさん
撮影:大沼ショージさん