お待ちかねの6月がきました。
梅雨だなあ、洗濯物が乾かないなあ、なんだか気分も体もジメジメするなあとなりそうなこの時期に、私にはひとつの楽しみがありました。
そう、梅です。梅の実の季節到来です!
スーパーの売り場でも続々と青梅が並ぶなか、その梅たちに思わず手がのびそうなのをぐっとこらえて
私にはあのこ達がいるのだと言い聞かせていました。
今年の梅は、月ヶ瀬の梅たちをとりにいくことに決めていたのです。
月ヶ瀬には2月に梅の花を観にいきました。そのときの様子はこちら。
この数ヶ月間で花を咲かせていた梅の木が実をつけるまでになる。
毎年のことで、あたりまえのことかもしれないけれど、やっぱりこの目でその様子を確かめないと信じられません。
青梅のなる里に、風の栖のメンバーでわいわいと向かいます。雨の予報を裏切って、当日はいいお天気。
きれいな緑いっぱいの梅の木たちが現れると、一気に初夏の気分です。
帽子をかぶって、首にはタオル、足元はNAOT。やる気まんまんです。
さあさあ、梅とり大会のはじまりです!
背伸びして、とる!
落ちている梅も、とる!
高くて手が届かないところにある梅も・・・
・・・棒でつついて、とる!
それを受けてとめて、とる。
後ろをふりむけば、茶畑が広がっています。
・・・
・・・
そして、またとる!
なんとしてでも、とる!
赤いすももみたいな梅も、とる!
ふう・・・そろそろいっぱいになってきたし、いきますか。 と片付けはじめても
最後の最後まで、とる!
梅とりは、終わりというものがありません。
どんどん夢中になってしまうのです。
こうして、気持ちよいぐったり感とともに梅とりの日はおわりました。
・・・
といきたいところですが、とるまでだけでは終わりませんよ。
家に帰って、仕分け作業のはじまりです。
大量、大漁!!その量およそ50kg! 梅人間がひとり作れますね。
部屋いっぱいに梅のさわやかな香りがひろがります。
ああ、梅パラダイス。
青い梅、赤い梅、黄色い梅。
熟し加減で分類して、梅しごとに備えます。
青梅は、梅酒や梅シロップだね。
赤い梅は、梅干しに。
黄色い梅は、梅ジャムにしよう!
何を作ろうかとわいわいしながらの作業です。
みんなですごした梅とりの日。 あ〜疲れた!あ〜楽しかった!
次は、この梅たちで作ったものをご紹介しますね。
(ハットリ)
今までの話
「梅の世界」〜花を観にいく編