心待ちにしていた 夏休み。
今年は、東京へ一人旅をしてきました。
河鍋暁斎展、東京国立博物館と上野の森美術館の書の展示、素敵なお店でお買い物。
そして一番のお楽しみ、隅田川花火大会。
ご存知ですか?
隅田川花火大会は、日本で一番歴史のある花火大会と言われています。
「た〜まや〜!」「か〜ぎや〜!」という掛け声が生まれたのも江戸時代の隅田川花火大会からだとか。
そんな由緒ある花火大会。
実は、NAOT TOKYOのベランダが、なんと打ち上げ会場のほぼ前なんです。
贅沢にも間近で、光と、音と、空気の震えまで体で感じて、
大迫力、綺麗すぎて、凄すぎて、ただただ感動でした。
花火大会が終わると、花火師さんたちは打ち上げ会場になっていた船に乗って帰っていくのですが、向こう岸のビルの屋上から、こちら側のビルのベランダから、スマホを使ったライトを掲げて観客が感謝を込めて見送ります。
私たちNAOT TOKYO組も、ライトを大きく掲げて、大きく手を振って、「ありがとう!」が自然と口をついて出ていました。
驚いたことに、花火師さんからも「ありがとう!」のお返事が。
「ありがとう」を言うのはこっちなのに…と、また感動。
打ち上げ花火は、大きいものになればなるほど火薬をたくさん使うため、
地上からの距離が必要になり、打ち上げに必要な火薬の量もそれだけ多くなります。
また、あの一瞬の輝きひとつひとつ、閉め切った小屋の中で作業を行い一年かけて完成させるそうです。
花火の美しさと迫力はもちろんですが、花火師さんたちの本気の仕事・心意気を直に感じて、
胸が熱くなり忘れられない思い出になりました。
(タニグチ)