普段は専らインドア派
家で音楽を聞きながら刺繍や編み物をする時間が幸せ…
そんな私ですが、ちょっと無茶したくなる時もあります。
それは旅のとき。
泊まりじゃなくても、国内でも海外でも、ちょっとした非日常の時間は
なんだかいつもよりちょっぴり気持ちが大きくなって
普段は尻込みするようなこともやってみたくなるのです。
今回の旅のちょっとした無茶は、二日連続の3時台起き。
一日目は仙台行きの飛行機に乗るため。
奈良から関西空港初の7時台の便に乗るには、4時台の始発のJRでギリギリ間に合うんです。
そして二日目は松島で朝焼けを見るため。
松島は日本三景のひとつで、仙台市内から車で1時間ほど。
10月は早すぎない日の出の時刻と、寒さもまだ深まってはいない絶妙な時期。
これはチャンスと、今回はバイクの二人乗りで出発!
これもまた、ドキドキです。
何しろ不馴れなヘルメットの重さやつかまる態勢の難しさで、なんとも変なところに力が入るのです。
赤信号がこんなにありがたいとは。止まっているときに首をグリグリ回しながら、
「私右腕の方が長いんだろうか…」なんてしょうもないことを思っているとだんだん空が白んできました。
さて、朝焼けにまにあうのでしょうか?
うわあ、もう太陽が昇りはじめています。
もう少しちかくまで…!
ため息がでるほどの美しさ。
こういう時、うまい表現が思い浮かばないものだから、せめて写真を撮るのをうまくなりたいなあ。
海に浮かぶ手前の黒い点は、海苔の養殖のための設備なんだとか。
観光案内のおじさんに絶景スポットや写真の撮り方も教えてもらってしまいました。
そのおじさん、ほぼ毎日松島の朝焼けを見に散歩にくるのだそう。
地元の人とのふれあいもまた旅の大きな醍醐味。
ちなみにここは日中、渡るのが有料の橋ですが、早朝は無料なんです。
早起きは三文の徳とはこのことでしょうか?
橋を渡って島を歩きます。
そして帰りには朝のまだ眠そうな猫たちにも会えました。
でもやっぱり帰ってからのお昼寝(朝寝?)に勝る幸せはないかも…
またまたインドアの日常に戻ってきちゃいました。
(ヨネヤマ)