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お祭りに行く – りんごあめ編 –

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関西にやってきて6年、毎年行かないと気が済まないお祭りがあります。

京都伏見で一番大きなお祭りで、その名も
「御幸宮神幸祭(ごこうのみやじんこうさい)」

別名「花傘祭」とも呼ばれ、直径2メートルを越える大きな傘を
威勢のいいかけ声と一緒に上げ下げしながら練り歩く行事も有名です。

が、

私の目的は他でもない

このりんごあめ…

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見てください。この輝きを。

幼少の頃からお祭りと言えば、誰がなんと言おうとりんごあめ。
むしろりんごあめにしかに興味がない私は、お祭りが楽しみで仕方がなく、
あの赤い輝き見つけると落ち着いてはいられませんでした。

無類のりんごあめ好きとしては、このりんごあめについて語らずには居られません。

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(…おいしいです…)

やや薄手の赤い飴に包まれるのは、新鮮なふじりんご。

サイズはすこし小振りに思われながらも、ぱりっといい音を立てる飴ともに
リンゴのしっかりとした歯ごたえと、口に広がる果汁に驚きを隠せません。

昨今、人工的な色のりんごあめが増える中、昔ながらの製法で、
飴の色に頼らずに新鮮で美味しいリンゴを使う心意気…。

今年も、三角巾を巻いたおばあちゃんが作っている風景を確認して一安心しました。

(いつもありがとうございます…)と心の中で深々と頭を下げながら400円を渡すと、「好きなの選んでね〜」と言ってもらい、どれも同じに見えるけれどもお気に入りを選ばせてもらう嬉しい瞬間。

そうそう、この感じです。毎年心からほっとします。

嘘をつかない老舗の味を、今年もじっくり堪能しました。

甘党のみなさん。たまには美味しいりんごあめを見つけるお祭りめぐりもいかがでしょうか。
こんな老舗なりんごあめ屋さんをご存知の方がいらっしゃいましたらぜひぜひ教えてください。
一緒に朝まで語りましょう。

お祭りは夜の風情もすてきですよね。
でも毎年、買ったりんごあめを早く食べたいという思いで頭がいっぱいです。

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(ニシ)


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