つい先日、完成したカタログ「NAOT VOL.1」
NAOTの全ラインナップが掲載されていることはもちろん、
今回は「出会う」をテーマにD.W.ニコルズの楽しい対談をはじめ
ミュージシャンの山田稔明さんのエッセイ、スタッフのコラムなど
様々なコンテンツがたのしめる一冊に仕上がりました。
私たちの想いがいっぱいいっぱい詰まったカタログ。
今回は制作部にインタビューをしてみました。制作秘話が聞けるかも・・・!?
Q1. 入稿が間に合ったときの気分は?
「やったー!」の一言。達成感でいっぱいになります!
毎回、締め切りギリギリまで細かいデザインや文章の調整をしているので
今回も例によって入稿締切日の当日までスタッフみんなで校正していました。
もちろん実際にカタログが刷上がってくるまで気が抜けませんが、
できる事はやったぞ!と、最後まで諦めずに粘ってこその達成感が味わえます。
入稿の瞬間はスタッフみんなで拍手して喜びましたね。
Q2. 今回、特に見てもらいたいポイント(ページ)は?
スタッフみんなの経年靴を載せた「How old ?」(P.31-32) のページでしょうか。
直営店ではこの経年靴をディスプレイしてあります。
実際に革の風合い・変化を見ていただくことができるのですが、
お客様の中には何年も履きこんだ靴を見て「カッコイイ!こっちの靴が欲しいわ!」
と言ってくださる方もいらっしゃるんですよ。
これは私たちのお店ならではのコミュニケ―ションだなあ、と思って。
普通、お店やカタログにはあたらしいピカピカの靴だけが並んでいるもの。
履きこんだ状態のイメージってなかなか湧きにくいと思うのです。
でも、これをもっと沢山のお客様にも見ていただきたい、
カタログでどう表現したらよいだろう?と考えた結果、このカタチになりました。
NAOTの靴は育てる靴。
同じデザインや色でもその人だけの靴に変化しているのが伝わるかと思います。
Q3. カタログのデザインのこだわりはありますか?
商品のラインナップや文章ばかりだとつまらないなあ、と思って
写真やイラストを多く入れるようにしました。
特に表紙のビジュアルはカタログの中身が出来上がってから決めたのですが、
最後の最後までロゴがあるだけの白いページだったんです。
どのカタチがベストなのかかなり悩みました。
NAOTのコンセプトのひとつが「旅」。
“NAOTの靴で素敵な場所へ旅してほしい” という想いがあります。
実は、表紙の写真は代表の宮川が夫婦で世界旅行をしていた時に撮り納めた写真。
3年7ヶ月に及ぶ世界旅行の写真は見ていてどれもワクワクするような、
自分も旅に出たくなるような写真ばかりだったんです。
もうこれしかないと思いましたね。あとは最後に色を添えるだけ…! と
VOL.1というはじまりにふさわしい写真になるように
気持ちが晴れやかになるような青空と雄大な大地の写真を選びました。
早くも次のカタログ表紙の写真はどれにしよう? なんていう話もしている位です。笑
Q4. 作っていて楽しかったこと(わくわく)はなんですか?
先にも話したとおり、文章・写真・イラスト
すべて外注せずに私達スタッフだけで制作しているので、
ビジュアルや構成をすべて自分たちで決められる所に醍醐味があったりします。
なのでスタッフみんながライターであり、カメラマンであり、イラストレーター。
モデルもスタッフなんですよ。
それぞれが力を発揮して、ひとつずつカタチになっていく様子は本当に楽しい時間です。
Q5. 次にむけて何か抱負を
もっとこうしたい!こうすればもっと良くなる。というのを
印刷が刷り上がって来たその日に話し合いました。
もちろん良かった部分もありますが、課題もあります。
これを次はクリアにして、よりいいものを作りたいなと。
実はもうすでにVOL.2の構想を考えはじめているんです!
次は秋冬に向けて、読み物などのコンテンツをより充実させたいなと。
NAOTを通じて出会った素敵な人たちと一緒に記事を作っていけたらと妄想している所です。
ここだけの話、今年私たちのお店でLIVEをしてくださったあのアーティスト?!
の方にエッセイを書いていただくことも決まっていたりします・・・
どんな内容になるかはお楽しみに!
こんな風に内容はどんどん成長させていきたいな、と。
そして、カタログも育って行く様子も見守っていただけたら…!
そんな風に思っています。頑張ります^^
こちらのカタログは現在、直営店 NAOT NARA・NAOT TOKYO にて配布中です。
WEBSHOP ではカタログだけでもご注文いただけますので、
気になる方は是非チェックしてみてくださいね。