ピンクかブルーならピンク
チャイロかクロならチャイロ
ほんの1年ほど前まで、身につけるモノの色選びは必ずそうだった。
それは単純に好きとか、似合うとは少しちがって
心のどこかで女性らしくいたい。
いや、そういなくちゃいけない。と思っての判断だったような気がする
私のクロとの出会いはこのOLGA
もうこの可愛さにやられて、お店でお客さんが履いている姿をみて
棚でちょこんとおすまししている姿をみて、気がつけば我が子に。
靴下との色遊びが楽しくて、ルンルンと履いていた。
あれ。クロ、なかなかいいんじゃないと。
そしたら、靴に合わせて服もクロを選ぶことが増えた。
あれ。クロ、落ち着くじゃない。
今度はバッグや、財布もクロに。
あれ。クロ、似合うじゃない。
クロを身につけることは、私にとってどこかそのままの自分を
表現することだったのかもしれない。
それは決して清楚でも、おしとやかでもない、
そのままの自分。
それから、好奇心旺盛な私には少しのスパイスも必要だ。
服と比べると、明らかに数が少ない靴は
もしかしたらその人自身をとてもよく表すモノなのかもしれない。
クロに少しのスパイスを。
もしそんなのがいいと言ってくれる相手が現れたら
NAOTのひも靴をいっしょに履きたい。
もちろん色はクロで。
なんてことを妄想している。
(神谷)
クロに少しのスパイスを
