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#4 風の栖スタッフ安藤の「私とNAOT」

 
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NAOTの靴との出会い。
 
NAOTの靴と出会って知ったことや、感じたこと
そして変わったこと。
 
スタッフそれぞれにもその歴史があります。
 
今回はみんなの癒しキャラ、安藤さんにインタビューをしました。
 
長い間、専業主婦だった安藤さんが
NAOTをお届けする仕事と出会ったキッカケ、
靴選びのことや、NAOTとの日々の付き合いかた…
 
このコーナーを通じて、いつもお店にいるスタッフのことを
少しでも知っていただけたら嬉しいです!
第4回「私とNAOT」どうぞ。
 
————————————————
 
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前回の服部さんと同様、以前にNAOTを取り扱っていた風の栖時代を
長く知っている安藤さん。NAOTを知ったキッカケは?

 
友達と、ならまち散策していてね。
昔はこの辺りも住宅街だったんだけど、
ちょうど色んなお店ができて、少し注目されはじめた頃で。
 
それで、たまたま通りすがりに風の栖にも遊びに行ったら
スタッフに「NAOTの靴、履いて履いて〜!」って言われて(笑)
履いてみたら、もうめちゃくちゃ気持ちよくて!!
 
その時は手持ちがなかったから買わずに帰ったんだけど、
家に帰ってからも、もうずーっと忘れられなくて。
次は絶対に買おう!!と思ったんです。それが出会いですね。
 
 
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ー 奈良で靴と出会うって、予想外の出来事ですよね。
 
そうそう(笑)で、改めてお店に遊びに行って。
実はその時も残念ながら靴は買えなかったんやけど…
雑貨だけ買おうと思って、レジに持って行ったんです。
 
そしたらカウンターにすごく小さい字で
スタッフ募集って書いてる紙が貼ってて。
しかも、年齢制限がないって…!(笑)
これはいけるかもと思ったんだけど、その場では言えなくて、
また一回家に持ちかえったんです。
 
 
ー ご主人にも相談したんですか?
 
しましたね。当時、もう10年以上も専業主婦してたし大丈夫かなって。
でも当時、息子が12歳で反抗期っぽかったのもあって。
ちょっと子離れしたほうがいいのかな、という時期でもあったから
チャレンジしてみようと思って、勇気を出して電話してみたんです。
 
「素敵なお店で忘れられなくて、どうしても働きたいんです!」って。
そしたら「じゃあ、一度会いましょう。」って言ってもらって、
久しぶりに履歴書準備したりして。
そのままありがたいことに働けることになったんですよ。
 
 
ー それはチャレンジですね!主婦になる前は何をされていたんですか?
 
事務職ですね。もちろん接客の仕事は経験がなかったです。
 
 
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一 ファーストNAOTはやっぱりサボですか?
 
そうですね。IRIS MattBlackが一足目でした。
はじめて見たときから、一足目はコレって決めていて。
でもしばらく履いて、それがいい感じに育ったところで
 「コレは履きやすい!」って言って、母に持って行かれました(笑)
 
 
ー 母にNAOTを持っていかれる話、スタッフの中にすごく多いですね(笑)
安藤さんはもともと、靴選びに困っていたとか?

 
そうなんですよ!
私、足にすごくコンプレックスがあって。
長さは小さいけど、わりと幅周りがしっかりしていて。
フラットシューズもいいなと思って試着したら
私の足の形に変わって、可愛くなくなってしまったり。
 
それで、ゆとりのある大きいサイズにするんですけど
今度はすごく足が疲れてしまって。
 
 
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ー 息子さんが小さいときは何履かれていたんですか?
 
ずっとスニーカーを履いていましたね。
でも紐が解けたり、履くときに結び直したり…
子育て中は不便だなあと思うことも多かったです。
本当に子育て中にNAOTのサボに出会いたかった(笑)
 
 
ー 足にコンプレックスがあったということですが、NAOTは大丈夫だったんですか?
 
はじめてサボを見た時に、「これは私の足に合う靴や!」って思ったんです。
しかもスタッフが履いているサボを実際に履かせてもらって、
徐々に足に馴染んでいくってていうところにも惹かれました。
 
 
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ー なるほど。だから安藤さんは靴選びに困っている方の気持ちがよく分かるんですね。
 
そうなんです。ずっと、靴選びに悩んでて。
靴は昔から好きでよく買ってたけど、満足したことはなかったかも。
デザインはすごく素敵なんだけど、疲れてしまって、出かけてもお茶休憩の多いこと(笑)
NAOTを履くようになってからはお茶休憩がずいぶん減りましたね。
 
 
ー それは分かります!旅行にいってもサクサク行動できて、お得な気分になりますよね!
安藤さんのNAOTコレクションはサボが多いですね。

 
風の栖は脱ぎ履きが多いっていうのもあって。自然と。
TRENDYは、子供の卒業式、入学式用に買いました。
子供がいると、ちょっとした時にシンプルなパンプスがひとつあると便利ですよ。
まだサンダルを持っていなくて、今年はSVETLANAが欲しいんです。
 
 

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ー 安藤さんは、日々どんな気持ちでお客さまとお話されていますか?
 
とにかく履いてみてほしい!って思ってるかな。
私がそういう風にスタッフに話しかけてもらったからかもしれないけど。
 
パッと見て、すごくカッコイイ靴だなと思っても
足にコンプレックスがあると、履いていいのかな?とか、
履いたら買わないといけないのかな?とか思ったりして。
 
結局、手に取ることもできないことが多かったけど
風の栖で「ちょっとでも興味あるなら履いてみてください!」って言われて。
私がチラチラ見てるのを見逃さず、察してくれたんです。
 
だから、お客さまも待ってくださっている方も多いのかなって。
私がはじめて声を掛けてもらったとき、すごく嬉しかったんです。
色々なお客さまがいるから、どう受け取られるかは分からないけど、
とにかく履いてもらいたい。NAOTを知ってほしい。って思っていますね。
 
 
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ー そういう気持ちで日々お店に立っていて、実際にどうですか?
 
ついこの間、ふらっとお店に来てくださったお客様なんですけど。
巻き爪、外反母趾、甲周りも高いってって、靴選びに本当に悩んでいる方がいて。
もう、履ける靴がなくて冠婚葬祭もサンダルなの。っておっしゃってたんですよ。
 
はじめは試すことすら躊躇されてたんですけど、いろんなお話をして
その方におすすめだなって思ったREKAを履いていただいたんです。
そしたら「これはいい!私でも履ける!」って。
もう、すごーく喜んでくださって、少し遠方の方だったんですけど
これからは奈良に靴を買いに来るって言ってくださって。
私まですごく嬉しい気持ちになりましたね。
 
 
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ー そういう方との出会いって、この仕事をしていてよかった!って一番思う瞬間ですよね。
安藤さんのなかで、特にこんな方にNAOTの靴を履いて欲しいっていうのありますか?

 
私みたいに靴選びに悩んでる方にぜひ!1日でも早く履いて欲しいです!
人生変わります(笑)
 
 
ー 人生!?(笑)
 
いや!これは本当に。
とにかくお出かけが楽しくなりました!
人混みで疲れるんじゃないか、とか。
頑張って歩いたら、明日疲れるんじゃないか、とか。
子育てしてたら特に24時間拘束だから、
とにかく疲れるのがこわくて、常に後ろ向きな気持ちになっちゃうんです。
 
NAOTの靴なら安心して歩けるから。
今となっては、出かけることで体力もついて、相乗効果かな!
 
 

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ー 安藤さんとお客さまがお話されているのを聞いていると、いつも楽しそうだなあ
って感じるんですよ。安藤さんも、お客様さまもどちらも。

 
この仕事をはじめたときは、緊張の連続でしたよ。
緊張がお客さまにも伝わるし。
遠慮したり、自信がなかったり・・・うまくいかないことだらけでした。
 
でもある時、周りのスタッフに「とにかくお客さまに、ありのままで。
飾りっ気なく、自分の言葉で自分の体験を語ってね。」
って言われたんです。
 
でも、入社してすぐって私自身がサボを数ヶ月履いているだけで
経験も少ししかないわけですよ。
だけど、その何ヶ月のリアルな体験を話してくれればいいよって。
 
 
ー そう言われると気持ちもラクになりますね。
 
短い期間でも履いたっていう体験が、なにより大事ですよね。
当時、子供のサッカーを見に言った時に、雨がザーッと降ってきて
サボがドロドロに濡れてしまったんです。
 
家に帰って見てみると、泥まみれになってしまってて、
どうしよう…と思ったんだけど
もう水で洗って、乾かしちゃえって!(笑)
そのあとに靴クリームで保湿してお手入れすると
元に戻ったんですよ!
革って丈夫!!と思って(笑)
 
もちろんお客さまにおすすめはできないけど、
この靴、丈夫です。っていうことは体験したからこそ、お話できるんですね。
 
 
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ー たしかにそのエピソードを聞くと説得力あります!
 
そうすると、ガチガチでお客さまとお話してたのが
私自身が心を開いて話せるようになったんです。
 
それって、よく考えると友達を作る時も同じなんですよね。
相手のことを知りたいから、いろんな質問をして
自分のことを知ってほしいから、自分の言葉でたくさん話す。
 
そうやってお互いに心を開いていくじゃないですか。
仕事って言っても、結局は人と人の出会いだから。
人と接するっていう上で大事なことって同じなんですよね。
 
 
ー ぜひ若手のスタッフにも、どんどんこの話してあげてください!(笑)
 
私なんかでいいのかな(笑)
とにかく私自身がNAOTで日々が変わったから。
私がお店に立つことでそういう方が増えたらいいなって思っています。
 
 
ー これまでの「私とNAOT」 ー
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ゆきちゃん
  (神谷)


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