9月17日、数日前から台風の影響を心配していた日。
この日は高野寛さんのライブの日でした。
これから風が強くなるのか、雨が激しくなるのか、読めぬ状況でしたが、
多くのお客様にお集まりいただきました。
みなさまに感謝しながら、ライブは予定通り始まりました。
オープニングアクトはゆうきのお二人です。
祈る、天に向かう声。“ひろがれ、ひろがれ”
サウンドがひびきあい、目を閉じて、耳を澄ますと
まるで教会のような神聖な空間に。
静かに、けれども強く胸に残る。 お二人の世界に、どっぷりの時間でした。
そして高野寛さんの登場です。
みんな今日は集まってきてくれてありがとう。
高野さんの温かい言葉で会場の張り詰めていた空気がゆるっとなります。
透き通る声は、どんどん会場内にのびていって、私たちの中にまですーっと。
“強い台風のくる日も、君と二人でいるなら、何もこわくないから”
そう、みんな一緒の夜です。
ララララ〜とみんなで口ずさみながら、最後には、いつも笑顔に。
高野さんのライブは東京店では4回、
ここホームの奈良では今回が初めてでした。
奈良でライブをしていただける奇跡、
今日無事にみなさまと過ごせる奇跡、
いろんな思いあふれる夜となりました。
不思議なことに、ライブ中や、終わった後も、雨や強い風がなく、
まるで奈良だけぽっかりと何かに包まれていたよう。
それもまた奇跡。
忘れられない日がもうひとつ増えました。
悪天候の予報のなか、お越しいただきましたお客様、
高野寛さん、ゆうきのお二人に、感謝いたします。
ありがとうございました。
またお会いできる日を楽しみに!
(服部)