今年もあたらしい春夏カタログが、そろそろお届けできそうです。
今回のカタログテーマは「冒険」!
冒険と一言でいっても、さまざまな捉え方がありますよね。
そこで、今回はスタッフ3名が集合し、冒険のお供に連れていく「一足のNAOTと三つの道具」についてトークしました。
さぁ!NAOTを履いて、冒険にでよう!
▼メンバー紹介「最近作った料理は?」
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脇阪 食パン! 友人におすそ分けしました。 |
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上野 鮭を焼きました。 でも、白米抜きです! |
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宮川 煮込みハンバーグ 息子が大喜び! |
ズバリ!「冒険のタイトル」は?
主人と離れて暮らしているので、普段から娘とふたりで出かけることが多くて。車を運転して、少し遠出したりね。
冒険も旅も、究極的にはどこに行きたいかより、誰に会いたいか、だと僕は思うんです。
フンザで出会ったあのお爺ちゃん生きてるかなって急に会いたくなって。
持ち物はお絵描きセット、小魚ぽりぽり、ビデオカメラ(笑)
新幹線でご機嫌ナナメにならないように、お絵描きセットやシール、ラムネの代わりに小魚は必須です。
それから、写真や動画は携帯電話でも記録してるけど、やっぱりビデオカメラでもしっかり残しておきたくて。持ち歩いていますね。
道具は、アーミーナイフ、寝袋と体温調節のための服。ナイフは街で果物を買って、その場で剥いて食べるためです。
「娘とふたり 新幹線の旅」
いつかはヨーロッパにもチャレンジしたいですね。
△REKAはBlackとTin Grey 色ちがいで愛用中です!
特に子どもが産まれてからは、ゆったり、ふんわりしたシルエットの洋服が多くなって。年齢的にもどこか「きちんと感」を取り入れたいなと思っているので、靴でバランスを取っています。
開放的なデザインなので靴下の色柄で楽しんでいますよ。
ある時、そうしてでも行きたいケーキ屋さんに歩いていったんです。
でも入口の道が細くて、段差もあって…店員さんを呼ぶのも恥ずかしいから、そのまま諦めて帰ったこともあるんです。
ひとりの時なら当然のように気軽に行けた場所も困難なことがある。けど、それが逆に楽しかったり。
到着できた!買いたいものが買えた!さらには、そのお店で素敵な店員さんとお話しできた!
そうやって、クリア出来たときの達成感が心地良いです。
だから今の私にとっては、そういう何でもないことが冒険ですね。

△冬にも「娘とふたり 新幹線の旅」を実行!ディズニーランドでもREKAが活躍。
娘も歩けるようになったので、もう少し遠くにって思っていたけど、いっそのことヨーロッパ!
チェレンジしたいですね。
「知らない日常を探す冒険!」
とにかくサボで、気軽に、身軽に。
どこに行って、なにをして…って、気張った冒険は大変だから、ちょっとそこまでいくくらいの気持ちで。
そんな風に出来たら冒険が身近なものになって、もっと沢山のことが経験出来るんじゃないかなって思っています。
同じようにサボも脱ぎ履きが楽なので選びました。
ホテルに戻るとふぅーって落ち着いて、もう二度と外に出なかったりするけど、そのときにサボやったらちょっと売店いこうかな、出掛けようかなって、後押しをしてくれるんです。
サボと冒険にいくことで、日本で日常を過ごすように、どこにいっても身軽に動いていきたいです。
旅先でそれができたら、きっと有意義な時間が過ごせるなって。

△2年連れ添っている白サボ
でも実際に行ってみたら、私は全然大丈夫で!臭豆腐が食べられるどころか、食欲が大爆発したんです(笑)それも実際に自分の足で行ったからこそ、私は臭豆腐が食べられるって知ったわけで。
新しいことを知るっていうのが冒険の醍醐味ですよね。
知らないことを知ること、まだ見たことないものを見ること。そういうものと出会いたいっていう気持ちが一番強いです。
マジかーー!!って!(笑)
行こうかなって考えるだけでワクワク!
「フンザ爺に会いに」
冒険とは発見。自分が知らないことに出会うこと。
フンザといえば桃源郷と言われていて、風の谷のナウシカのモデルにもなった場所です。よかったら写真みてください!

△通りすがりのスタッフまで釘付けに。ーー おおおぉぉぉ!!(一同)
でも、ちょうどそのとき、その街で内紛が起きていて。だけど更新はしなくちゃいけない。だから、必至の覚悟でいったんです。
当日の朝、爺がパンを焼いて渡してくれて、無事に帰ってこいよって。
1泊2日のビザの旅に行きました。カリマバードへ行くと確かに軍人さんがたくさんいて、まさに冒険!

僕たちが初めて泣いたんちゃうかな。冒険、というワードからフンザのことを思い出して、無性に爺に会いたいなって思いました。次にフンザへ行ったら、とにかくぼーっと過ごしたいな。
冒険は、しなくたって生きていけるけど、することによって自分の世界が広がると思うんです。それがまた自分に還元されていく。それは、旅以外でも日常の生活でも同じです。これからもそうやって、冒険を続けたいですね。

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ちょうど座談会を開催した、その日あたりに爺が亡くなったということを
旅の友人のFacebookで知りました。

僕たちがパキスタンを旅したのは、12年前でした。
帰国してから本当にひさしぶりに写真をみて思い出して、
また行きたいって思ってたばかりだったので、言葉を失いました。
その旅の友達はこう言いました。
きっと挨拶に来たのね、日本まで。
たくさんの日本人に出会って、一度は行ってみたいと思ってて、それが叶ったんだ。きっと。
このときに、この話をしていたときに
また爺に会えたんだなあと、今は思います。
ご冥福をお祈りします。(宮川)