• Magazine>
  • >
  • NAOTを履いて、冒険にでよう!

NAOTを履いて、冒険にでよう!


 
今年もあたらしい春夏カタログが、そろそろお届けできそうです。
今回のカタログテーマは「冒険」!
冒険と一言でいっても、さまざまな捉え方がありますよね。
 
そこで、今回はスタッフ3名が集合し、冒険のお供に連れていく「一足のNAOTと三つの道具」についてトークしました。
さぁ!NAOTを履いて、冒険にでよう!
 
 

▼メンバー紹介「最近作った料理は?」

hiro

脇阪

食パン!

友人におすそ分けしました。

上野

鮭を焼きました。

でも、白米抜きです!

宮川

煮込みハンバーグ

息子が大喜び!

 
 
 
 
ズバリ!「冒険のタイトル」は?

 

脇阪
「娘とふたり 新幹線の旅」です!
主人と離れて暮らしているので、普段から娘とふたりで出かけることが多くて。車を運転して、少し遠出したりね。

 

上野
私は「知らない日常を探す冒険!」

 

宮川
フンザ爺に会いに!

 

脇阪
え?フンザ…爺…?(笑)

 
宮川
パキスタンの隣にフンザっていう村があるんです。旅してるときに訪れた印象的な場所のひとつで。
冒険も旅も、究極的にはどこに行きたいかより、誰に会いたいか、だと僕は思うんです。
フンザで出会ったあのお爺ちゃん生きてるかなって急に会いたくなって。

 
 
 
 

冒険のお供に連れていく「一足のNAOTと三つの道具」は?

 
 

脇阪
NAOTはREKAですね。
持ち物はお絵描きセット、小魚ぽりぽり、ビデオカメラ(笑)
新幹線でご機嫌ナナメにならないように、お絵描きセットやシール、ラムネの代わりに小魚は必須です。
それから、写真や動画は携帯電話でも記録してるけど、やっぱりビデオカメラでもしっかり残しておきたくて。持ち歩いていますね。

 

上野
私はバックパック・帽子・オーディオプレイヤー!それから、一足のNAOTにはサボを。

 

宮川
僕はもちろんDANIELA!理由はむちゃくちゃ歩けるからです!その一言につきます。
道具は、アーミーナイフ、寝袋と体温調節のための服。ナイフは街で果物を買って、その場で剥いて食べるためです。

 
 
 
 
「娘とふたり 新幹線の旅」
いつかはヨーロッパにもチャレンジしたいですね。

 

上野
冒険にREKAとは意外です!

 
脇阪
例えば、IRIS(サボ)がラクなのはもちろんなのですが、私は足の形がスッキリしているので、遠出をするときはもう少しピッタリ、フィット感が欲しくて。
でも、DANIELAだとフィット感は良いけど、子供が小さいと結ぶ手間が…ちょうどその間のREKAが本当に使える!
ベリベリって、ストラップがマジックテープで楽チン。それでいて、私の足によくフィットしてくれるんです。
デザインもタイプで、もしかしたらNAOTの中で私はこの子が一番好きかも。

 
 


△REKAはBlackTin Grey 色ちがいで愛用中です!
 
 

上野
REKAというと、私の中ではフォーマルな印象の靴なのかなって思っていました。

 
脇阪
どちらでも使える優れものですよ。子どもの入園式にも履いていきました。
特に子どもが産まれてからは、ゆったり、ふんわりしたシルエットの洋服が多くなって。年齢的にもどこか「きちんと感」を取り入れたいなと思っているので、靴でバランスを取っています。
開放的なデザインなので靴下の色柄で楽しんでいますよ。

 
 

宮川
子どもを連れての冒険、ひとりの時と変わったことは?

 
脇阪
子供を産んでからしばらくはベビーカーで、とにかく不便だったんですよ。駅でもどこでもエレベーターを探したり、またそのエレベーターまで遠かったり。
ある時、そうしてでも行きたいケーキ屋さんに歩いていったんです。
でも入口の道が細くて、段差もあって…店員さんを呼ぶのも恥ずかしいから、そのまま諦めて帰ったこともあるんです。
ひとりの時なら当然のように気軽に行けた場所も困難なことがある。けど、それが逆に楽しかったり。
到着できた!買いたいものが買えた!さらには、そのお店で素敵な店員さんとお話しできた!
そうやって、クリア出来たときの達成感が心地良いです。
だから今の私にとっては、そういう何でもないことが冒険ですね。

 
 

△冬にも「娘とふたり 新幹線の旅」を実行!ディズニーランドでもREKAが活躍。

 
 

上野
「娘とふたり旅」これからチャレンジした冒険はありますか?

 
脇阪
大阪周辺と、主人のいる東京の旅がほとんどだから、新しい場所にもチャレンジしたいです。
娘も歩けるようになったので、もう少し遠くにって思っていたけど、いっそのことヨーロッパ!
チェレンジしたいですね。

 
 
 
 
「知らない日常を探す冒険!」
とにかくサボで、気軽に、身軽に。


 

 

上野
冒険っていうと、特別で大きなことのように聞こえるけど、私のなかでは、もっと気軽にしたいなって。
どこに行って、なにをして…って、気張った冒険は大変だから、ちょっとそこまでいくくらいの気持ちで。
そんな風に出来たら冒険が身近なものになって、もっと沢山のことが経験出来るんじゃないかなって思っています。

 

宮川
それってどんな冒険なんだろう?

 
上野
もう行ってみたい場所がたくさんあるんです。私の場合、特に海外かな。その街の安宿に泊まって、現地の人がいつも食べるものを食べたりして・・私が毎日過ごしている日常とは違った「日常」がそこにはあると思うんです。いろんな街を転々として、それを体感したいです。

 

脇阪
その冒険のお供には、どうしてサボを?

 
上野
バックパックは、階段を上ったり降りたりも、背負ったまま出来るから、ちょっとした寄り道が苦にならなくて。
同じようにサボも脱ぎ履きが楽なので選びました。
ホテルに戻るとふぅーって落ち着いて、もう二度と外に出なかったりするけど、そのときにサボやったらちょっと売店いこうかな、出掛けようかなって、後押しをしてくれるんです。
サボと冒険にいくことで、日本で日常を過ごすように、どこにいっても身軽に動いていきたいです。
旅先でそれができたら、きっと有意義な時間が過ごせるなって。

 
 

△2年連れ添っている白サボ

 

脇阪
好奇心が溢れ出てるね!

 
上野
つい先日、台湾に行ってきたんですよ。事前に周りのみんなから、臭豆腐の噂を聞いていて、その匂いで食欲なくなったらどうしよう!って思っていたんです。
でも実際に行ってみたら、私は全然大丈夫で!臭豆腐が食べられるどころか、食欲が大爆発したんです(笑)それも実際に自分の足で行ったからこそ、私は臭豆腐が食べられるって知ったわけで。

 
 
宮川
冒険って何だと思う?

 
上野
自分の知らないことってなんとなくイメージで考えるじゃないですか。行ったことない場所、会ったことない人。そういうのって実際に体験しないと何も分からない。
新しいことを知るっていうのが冒険の醍醐味ですよね。
知らないことを知ること、まだ見たことないものを見ること。そういうものと出会いたいっていう気持ちが一番強いです。

 


 

宮川
でも、ほんまんそうやで!例えばピラミッド!何回もテレビや映像で見てるでしょ?なんか知ってる気になるけど、実際にいくとビックリするよ!
マジかーー!!って!(笑)

 
 

上野
私も今まで実際に行ってみて後悔した場所ないですもん。もう旅するぞって決めただけで、それ自体にワクワクする。
行こうかなって考えるだけでワクワク!

 

 

宮川
ガイドブック開けて2ページ目くらいから、もうワクワクが止まらんよね!

 

脇阪
私も40歳が近づいてきて、あと人生も半分かって思うと小さな子ども連れてでも、いろんな場所に行きたいって思う!

 
 
 
「フンザ爺に会いに」
冒険とは発見。自分が知らないことに出会うこと。


 

 

脇阪
ところで、フンザという村を私は初めて聞きました。

 
宮川
僕たちはインドから入って、30時間以上バスで山道を登って。カラコルムハイウェイね。
フンザといえば桃源郷と言われていて、風の谷のナウシカのモデルにもなった場所です。よかったら写真みてください!

 
 

△通りすがりのスタッフまで釘付けに。ーー おおおぉぉぉ!!(一同)
 
 
宮川
これはアンズの花。4月になると日本では桜が咲くように、フンザではアンズが咲きます。谷一面に。フンザってすごくいい場所で、おすすめの場所は?と言われたら、必ず上位に入ります。みんなにもぜひ行ってほしい!

 
 


 
 

上野
フンザ爺との出会いは?

 
宮川
山道をバスで登っていると、途中でがけ崩れが起きてて、途中で降りて1kmほど歩いて、また別のバスに乗り継いで。バス停なんて言えない場所に降ろされて、そしたらその瞬間にお爺ちゃんが僕たちの荷物を勝手にもって行って(笑)そのまま爺の安宿に連れて行かれました。一泊2人で100円くらいかな。

 
 
上野
どうして、そんなにフンザ爺のことがそんなに印象的なんですか?

 
宮川
一ヶ月くらいいて、途中ビザの更新をしないといけなくて。カリマバードっていうバスで2時間ほど降りた街にいかないと更新が出来なかったんです。
でも、ちょうどそのとき、その街で内紛が起きていて。だけど更新はしなくちゃいけない。だから、必至の覚悟でいったんです。

当日の朝、爺がパンを焼いて渡してくれて、無事に帰ってこいよって。
1泊2日のビザの旅に行きました。カリマバードへ行くと確かに軍人さんがたくさんいて、まさに冒険!


 
 

 
宮川
フンザ爺とは、最後別れるときのこともハッキリ覚えています。ゴツゴツした手でバイバイって。
僕たちが初めて泣いたんちゃうかな。冒険、というワードからフンザのことを思い出して、無性に爺に会いたいなって思いました。次にフンザへ行ったら、とにかくぼーっと過ごしたいな。

 

脇阪
最後に「冒険」とは?

 
宮川
発見!自分が知らないことに出会うこと。
冒険は、しなくたって生きていけるけど、することによって自分の世界が広がると思うんです。それがまた自分に還元されていく。それは、旅以外でも日常の生活でも同じです。これからもそうやって、冒険を続けたいですね。

 
 

 
 
 
 
——————–
 
ちょうど座談会を開催した、その日あたりに爺が亡くなったということを
旅の友人のFacebookで知りました。
 

 
僕たちがパキスタンを旅したのは、12年前でした。
帰国してから本当にひさしぶりに写真をみて思い出して、
また行きたいって思ってたばかりだったので、言葉を失いました。
その旅の友達はこう言いました。
 
きっと挨拶に来たのね、日本まで。
たくさんの日本人に出会って、一度は行ってみたいと思ってて、それが叶ったんだ。きっと。

 
このときに、この話をしていたときに
また爺に会えたんだなあと、今は思います。
ご冥福をお祈りします。(宮川)
 
 


その他の記事

戻る

pagetop