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お母さんに、靴を贈ろう


 
5月13日(日)は母の日。
いつもありがとうの気持ちを込めて、今年はなにを贈ろうかな?
 
今回は、お母さんに初めて靴を贈ってみたいという新人スタッフ大石の相談会を開催!
 
プレゼントするからには喜んで欲しいし、たくさん履いて欲しい。
悩ましい娘心もぜひお楽しみください。
 
▽座談会メンバーに聞く、「母の味」といえば?

minami3

大石

「ロールキャベツ」

mori

「オムレツ」

kimura 岩崎
「牛肉と蒟蒻のしぐれ煮」

 
 

 
 

大石
母はいつもサボしか履かないんです。犬の散歩も、ちょっとしたお出かけも、パートに行く時も。今年で50才になるんですけど、紐靴とか踵のある靴を履いてる姿をあまり見たことなくて。

 
スッと履けるのが好きなんですね。

 
大石
あとちょっと足が悪いこともあって、少しでも痛くなる靴はすごく嫌がるんです。
まず足が小さいから、気に入ったデザインを見つけてもサイズがなかったり、サイズがあっても踵が痛くなったり…。靴選びは苦労してるみたいですね。

 
それで辿り着いたのが、踵のないサボタイプなんですね。

 

 
大石
しかも高い靴はもったいないって言って、サボを毎日履いてボロボロになるまで履きつぶしてるんです。年に2回くらい買い替えてるかも。

 
岩崎
それはちょっと勿体無いね。NAOTの靴は修理もできるから、安心して沢山履いてもらえるかも。お母さんの足をフィッティングはしたことある?

 
大石
まだなんです。近所に散歩へ行く時に母の靴を借りることがあるんですけど、たぶん幅周りは標準で私より長さが小さめだと思います。
せっかく贈るならサボ以外にしようかな、とも思ったんですけど…やっぱり贈るからにはまず履いて欲しいから、本命はIRISかな〜。

 
候補はこの2色?

 

△IRIS(左:Oily Dune Nubukカラー、右:Whiteカラー
 
大石
はい!Oily Dune Nubakは、いつもこういう薄い茶色のサボを選んでるから、玄関に置いてても違和感ないかなって。

 
岩崎
他のスタッフのお母さんだと、オイルドレザーのOily Dune Nubukカラーは風合いが比較的出やすいから、茶系だとChestnutカラーやWalnutカラーみたいなスムースレザーがお手入れしやすくていいわーっていう人が多くて。大石さんのお母さんは大丈夫そう?

 
大石
お手入れもしないけど、気にもしないタイプだから(笑)
でもいつもと同じ色っていうのもちょっとな〜っていう気持ちもあって…。

 

 
岩崎
じゃあWhiteカラーは、お母さんにチャレンジして欲しいなって色だね。

 
大石
そうなんです!薄いブラウン・ベージュ・ピンクの服が多いので、たぶん合うと思うんです。

 
岩崎
プレゼントって、喜んで欲しいし、でも自分があげたっていうオリジナリティも欲しい。驚かせたいのと、絶対使って欲しいので、ジレンマがありますよね。

 
めっちゃわかる。プレゼントだからこそ新しい扉を開けてくれるんじゃないか、みたいな気持ちがある!

 
岩崎
特に相手の世代が違うと、本当に求めてるものを見極めるのが難しいよね。わたしもギリギリのとこを狙って、外しちゃって使ってもらえなかった経験があるから…。でも靴は値段的に外したくない!

 
よく知ってる身内だからこそ、ちゃんと選んであげたいですよね。

 
大石
それなら、やっぱり絶対白が似合うと思います!

 
岩崎
お母さんからしても、「似合う」って言ってもらえるのは嬉しいんじゃないかな。「あら履こうかしら」って思っちゃうかも。白は派手すぎると言う方もいらっしゃるけど、例えば白いスニーカーだと思えば、年代を問わず履けるしね。

 
しかも新しい状態の白サボって、「真っ白!!」っていう印象が強いけど、履き込んだ白サボは良い雰囲気にクタッと優しい白になりますもんね。
白は派手かもって思っちゃう方には、ぜひ経年変化を見て欲しいです!大石さんはもう一足、REKAも検討してるんですよね。

 

REKA Tin Greyカラー
 
大石
私も妹もまだ学生なので、学校の行事の時に母がヒールのある靴を履いて靴擦れしてるのをよく見るんです。楽でフォーマルに使える靴もいいなって。

 
岩崎
小さい子供がいるお母さんも、入・卒園(業)式とかにもよく選ばれますよね。
REKAは革が柔らかいから馴染みやすいし、ストラップで締め具合の調整もできるし、インソールを取り外して中敷きを入れたりもできるから、ほっそり足さんでも安心して歩ける。

 

 
同じ靴底のシリーズでアッパーに柄が入ってるものだと、MATAIもおすすめですよ。この靴底、本当に歩きやすくて大好き。ずっと履いてたい(笑)
そういえば、岩崎さんも最近靴をプレゼントしてましたよね。

 
岩崎
うちの母はもともと靴が好きで、外国のピンヒールとか集めてたタイプ。薄くて細くて小さい足をしてるから、そういうのが合うみたい。実は私、小さい時から母の足が好きだったんです。

 
え、どういうこと?

 
岩崎
幼稚園の頃、雨が降って外で遊べない時なんか暇じゃないですか。母も家事で忙しいから、まとわりつく私を足であしらってて。それがあんまりにも上手だから、「アシさん」て名前をつけてみたら、なんとなく友達みたいになっちゃって。
「アシさん、お母さんが冷たいわ…」って話したり。大きくなってよく考えたら、「あれただの足や!」って(笑)

 
大石
え…ちょっと意味がよくわからないです(笑)

 
岩崎
靴をあげるとき母の足をフィッティングして、久々にアシさんと目が合ったので何だか嬉しくて思い出したんですよ(笑)
結局アシさんにはKEDMAのBlack-Greyを贈りました。母は普段シンプルなキレイ目の服装が多いので。
それを見てていいな〜と思って、私もKEDMAのBlack Madrasを買ってしまいました。二人でKEDMAを履いてますよ〜。

 

△KEDMA(左・娘:Black Madrasカラー、右・母:Black-Greyカラー

 

岩崎さんと違って、私はNAOTで働くまで母の足に注目したことがなくて。お客さまの足をたくさん見てから母親の足を見ると、けっこうな甲高さんだったんです。

 
岩崎
森さんは薄めな足だから、似てないんですね。

 
そうなんです。でも母がお店に来た時、今はもう廃盤になってしまったデザインの靴をすごく気に入って買ってくれたので、「NAOTがうちの母にも合うんや」ってわかって。
母も私と一緒で、自分が靴に悩んでることすら気づかないタイプで、履ければなんでもいいやって思ってたみたいです。NAOTに出会ってからやっと、履き心地もデザインもどっちも気に入った靴を選ぶようになりました。

 
岩崎
足の形が違う二人なのに、NAOTを通して同じような経験をしてるのが面白いですね。

 

 
ね。なのでその後、母の誕生日と母の日を兼ねて、母が選んだSANDYをプレゼントしました。

 
岩崎
森さんのお母さんはどういう服装が多いんですか?

 
体型がふくよかなこともあって、シルエットが出にくいゆるっとしたナチュラル雰囲気のものが多いですね。だから、靴も黒かこげ茶色が多くて。最初はSANDYを選んだことが意外だったんですけど、洋服がシンプルなぶん足元が映えて、とっても似合ってるんです。

 

△SANDY(左・Aquaカラー、右・Silverカラー
 
岩崎
SANDYやGARDENIAは革のカッティングが印象的だから、ビビビときた方は即決ですよね〜。

 
フルタイムで会社員をしているからか踵のあるタイプの靴はシンプルなものが好きなんですけど、サンダルだと開放的な気分になるみたい。華やかで、サッと履けるものを選んでますね。

 

 
大石
うちもそう!母はいつも忙しなく動いてくれてて…主婦には脱ぎ履きが楽なのが嬉しいのかも。

 
岩崎
お母さんて、買い物行く時なんか「あ、あれ忘れた!」って、鍵閉めたあとにいつも戻りますよね(笑)
それを思うと、SANDYは理想的かも。見た目は華やかでおおらかな感じなんですけど、何より軽くてスッと履けて、でも甲がIRISと同じくらい深いから、意外と繊細なフィット感。デザインで魅かれて履いてみた方が、履き心地の良さに「は…!」って目がキラッとされる(笑)

 
母には最初フィット感がキツく感じたみたいなんですけど、サイドに隠しゴムがあって柔らかい履き心地だから、革調整せずに履いてますね、今はもう母の足幅に馴染んでます。あと、母はペディキュアをしてないんですけど、そのぶんサンダルが華やかだから素足で履けるわ〜って喜んでます。

 

△森・母のNAOTラインナップ
 
岩崎
IRIS Ivoryカラーも、素敵に育ってますね。

 
実はこれ、私が履いていたのを実家に置いて帰ったら、そのまま母のものになっちゃって。だからインソールを新しく変えて、少しだけ革調整してあげました。
写真の一番奥のTRENDY Matt Blackカラーが、最近の還暦のお祝いにあげたものです。まえ一緒にカタログを見てて、「ヒールの靴もあるんや」って言ったてのを覚えてて。

 
大石
えらい!よく覚えてましたね!母の日だけじゃなくて何かのついでがあれば、ちょっと奮発しちゃうかも。お二人がもし次のプレゼントにNAOTを選ぶとしたら?

 
母がまだ持ってないタイプで、ショートブーツのSCALLOPかな。春でも履けるので!きっとChestnutカラーが好きなんですけど、娘としては、普段あんまり履かないけど似合うんじゃないかな?っていうGreyカラーに挑戦して欲しいな。

 
岩崎
私はIRIS!
サボ自体履いてるのを見たことがないから。実家は田舎の方にあって、パッと庭に出たりご近所同士の行き来もよくあるので、絶対便利なはずなんですよね。
うちの母も還暦すぎてるんですけど、その年代の方って「サボ=つっかけ」って思ってらっしゃる方が多いかもな、って思うんです。お出かけ靴にはならないってイメージ。
母が一度お店で試したときも、「これで町歩きはしない」ってバッサリ言われちゃって(笑)実は私も最初ちょっとそう思ってたけど、今はすっっごく便利で、町歩きにも履いてるから、お母さんにもぜひ贈りたい。

 

 
大石
お店でも、IRISやFLORENCEを実際に履いてみると、「サボの印象が変わった」っておっしゃる方多いですよね。

 
ね!NAOTの靴って、履き心地は良いって自分たちが思えてるから、デザインとかカラーは安心して冒険してもらえるのが嬉しい。

 
岩崎
お母さんたちのライフスタイルに合わせて、プラスアルファでちょっと冒険できるものをあげたいですね。

 

 
 

 
 
 
編集・テキスト:岩崎


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