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#14 東京店スタッフ井上の「私とNAOT」

 
NAOTの靴との出会い。
 
NAOTの靴と出会って知ったことや、感じたこと、そして変わったこと。
スタッフそれぞれにもその歴史があります。
 
今回は、入社2年目となる東京店の井上にインタビュー。
 
友人のサボにふと足を入れたことが、NAOTとの最初の出会い。
少しずつ靴について知り、たくさんお話をすることで
来てくださる方の気持ちに寄り添えるようになったそう。
そんな井上のインタビュー、どうぞご一読ください。
 
 
———————————
 
 
 
細身のサボは、足元をスッキリみせたい私の願いを叶えてくれるんです
 

 
 
—— 井上さんといえば冷えとり健康法で、靴下を重ねばきしているイメージがあります。冷えとりでNAOTのサボを履いてくださっている方も多いですが、NAOTとの出会いもそれがきっかけですか?
 
ふふ、当たりです。冷えとり仲間がNAOTのサボを履いていたので、ちょっと履かせてもらったんです。そしたら、すごく気持ち良くて!
それからネットでNAOTのことをを調べて、実物も見たくなって、東京店へ行きました。当時は靴下を重ねると、足元にボリュームが出てしまうのが気になっていたんです。
 

 
というのも私は身長が低いので、バランスをとるのがなかなか難しくて。
どうにかスッキリと見せられないかなと考えていたところ、NAOTだったら私の希望が叶いそうって思ったんです。NAOTのサボは細身のデザインなので、足元のボリュームが抑えられるんですよね。
 

 
 

—— 確かにNAOTのサボはスッキリしていますよね。
 

そうなんです。最初にIRIS Walnutを選んでから、もう2年半くらい履いています。
サイズはスタッフの方に冷えとりしていることを話して、相談しながら決めて。元々のサイズは36サイズなんですが、靴下を重ねた分、ワンサイズ上の37サイズをおすすめしてもらったんです。
ですが当時は靴下をたくさん重ねたい欲が、めっちゃ強くて(笑)
そこで、試しにスタッフの馴染んだ38サイズを履いてみたんです。これなら今よりもっと靴下が履ける!と思い、結局38サイズに決めました。
 

 
 

—— 普段のサイズより2サイズアップだったんですね!履き心地はどうでしたか?
 
最初は靴下の枚数を減らして1〜2枚から馴らしていきました。
そうして毎日履くうちにインソールも沈み込んで、今では6枚重ねられるようになりましたよ。
暑い季節は靴下の枚数を減らすこともあるので、その時はNAOTのインソールの下に、市販の中敷を足して履いています。2年経って革が本当に馴染むことを実感して、やっぱり38サイズは少し大きかったかなと思います(笑)
 

 
 

—— それでサボをサイズ違いでもう一足持っているんですね。
 
そうなんです。ある時他のスタッフが履き込んだ36サイズのサボでも、意外と履けるんだなって気づいて。去年の夏にもう1足IRIS Whiteを36サイズで買い足しました。
もともと素足や靴下1枚で履こうと思っていたんですが、案外すぐに馴染んでしまって!今では4枚まで重ねられるようになっています。
 

 
今は枚数によってどちらのIRISにするか、使い分けています。
私は自分の体調によって重ねる靴下の枚数を変えていて。体調が悪い時は温めたいから靴下をたくさん履くので38サイズ、調子が良い時や洋服とのバランスで枚数を減らす時は36サイズ、と選んでいます。
 

 
 
—— そういう実体験があると、同じ冷えとりをされている人にも伝わりやすいよね。今では私たちのなかで「冷えとりといえば井上さん」ですし。
 
そうだといいな〜。いつも冷えとりの方がご来店された時に備えて、サボは2足とも用意しているんです。私の実体験をお話ししながら、安心と納得をしてサイズを選んでもらいたいって思うので。
 
 
 
紐を結ぶと気持ちも引き締まって、これいいわ〜ってしみじみ思います
 

 
 
—— サボ以外はどうですか?
 
子どもの入学式や卒園式の時に履く用として、KEDMAを今年の2月にお迎えしました。
KEDMAのデザインが好きなんですが、履き口の革が、くるぶしの下にに当たるのが気になってしまって。どうしようか迷っていたタイミングで、ちょうどKEDMAの新色が出たんですね。
そしたらKEDMAを2足持っているスタッフの神谷さんから「めっちゃいいで」って話を聞いて。神谷さんがこれだけ言うなら間違いないなと(笑)

 

 
それからKEDMAを買うなら、絶対Greyだって迷わず決めて。くるぶしの部分だけ革を柔らかくする革調整をしたんですが、Greyはとにかく革が柔らかいので、意外と気にならなくて!
馴染んできても紐で調整ができるので、そのフィット感が心地いいなって感じます。紐でキュッと結ぶと気持ちが引き締まりますし、これいいわ〜ってしみじみ思いますね。
 

 
 
「これを履くんだ」って心を決められるような、背中を押すお手伝いができたら。

 
—— 東京店ではベテランの井上さん。NAOTで働こうと思ったきっかけは?
 
1足目のサボを買った時にお店の雰囲気が気に入って、ここで働きたいなと思ったんです。
当時は募集がなかったんですが、それから半年間ホームページをチェックしつつ、別の場所で働いたりしていて。
その間も好きな販売をしながら、子育ても十分できるようなバランスのとれる方法はないかな、とずっと考えていたんです。ここだったらお店は金曜と土曜のみだし、それができるかなと思って。
 

 
 
—— 営業日が2日だったのが、よかったんですね。働いてみて、どうでした?
 
働く日が少ない分メリハリがついて、子育ても仕事も集中してできるなと思いました。
靴については、全く知識がない状態でのスタートだったので、お客様への説明が難しく感じる部分もあって。それから先輩スタッフから教わったり、たくさんのお客様とお話して、だんだんとお客様の心に寄り添えるようになったなと感じています。
 
今ではお店の雰囲気をどうしたらもっとよくできるかな、と考える心の余裕も出てきていて。
せっかく足を運んでくださっているので、みなさんにゆっくり過ごしていただいて、「来てよかったな」と思ってほしいですね。
 

 
 
—— 井上さんのそっと寄り添うような接し方に、安心する方も多いんじゃないかな。
 
そうだといいな!面接の時に宮川(弊社代表)が話していたんですが、「その時は買わない方でも、こちらが丁寧な接客をしていたらきっと帰ってきてくれる」って言葉にとても共感したんです。
お客様の考えやタイミングがあると思うので、その時が来るまでこの靴のことを覚えててもらえたら嬉しいです。
 
それとお客様から「靴を大事に履くことで、生活の他の部分も丁寧にしたいと思えるような、いい方向へ考え方が変わったんだ」というお話を伺ったことがあって。
靴ひとつで、あらゆることの考え方も変わることってあるんだな、と。もし靴選びで迷っている方がいたら「自分はこれを履くんだ」って心を決められるような、背中を押すお手伝いができたらと思っています。
 
 

 
 
—— 最後に、今後の抱負をどうぞ!
 
靴を買う嬉しさと同時に、接客してもらえてよかったなと思ってもらえるように、日々お話ししていきたいです。自分ではこれを買うって決めてたけれど、勧められて試しに買ってみたら良い出会いだったなとか。お店でしか体験できない出会いが作れたらと思います。
 
あと次欲しいなと狙っている靴が、2つあって(笑)1つはOLGA Matt Blackが欲しいんです。OLGAは華奢な見た目なんですが、甲周りが空いているので意外と靴下を重ねられるんですよね。2つ目はDANIELA Matt Black。かわいいのと、歩きやすさが両立しているところが最高です!
 
そうやって考えると靴下を重ねていても、それに合わせて馴染んでくれるNAOTに出会えて、靴選びの楽しさが広がったなと思います。今持っている靴を大事に履きながら、少しずつ増やしていきたいですね。
 

 
 

(木村)


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