
いつものスタッフ座談会のスピンオフ企画。
毎度おなじみNAOTスタッフ…ではなく、今回はNAOTのリアルユーザーの皆さんに、靴との出会いから、普段の付き合い方までお話いただきました!
集まっていただいたのは、東京・蔵前にあるNAOT TOKYOのご近所さんで、文具を売るお店のカキモリさんと、オリジナルのインクが作れるお店インクスタンドさんから、それぞれNAOTユーザーだという3名。
いつも頑張るNAOTユーザーのみなさんの足元に寄り添い、それぞれのお仕事ならではの育ち方をする靴たち。
どうやって靴を選んだの? いつものお手入れの方法は?
リアルなお話が満載ですよ。
どうぞお楽しみください!

NAOTとの出会い

インクスタンドでの仕事中は、基本的に革靴を履くんですけど、ほぼずっと一緒にいる杉田さんがNAOTさんの靴を履いていているのを見て、可愛いなって思ってて。
あと杉田さん、NAOTさんについていつもすごく熱弁というか…周りのみんなにオススメしていて(笑)
本当に熱量がすごいんですよ!結局私は去年の12月くらいに、蔵前のお店でサボの
IRISを買いました。他の靴も迷ったんですけど、サボを目指して行ったので、迷わず。
NAOTさんだと一足目はやっぱりサボかな?って思いますよね!私もそうでした。うちはそもそも、家族全員NAOT履いてるんですよ〜。
IRISは去年の春に自分で買ったんですけど、
OLGAは就職祝いとして今年の春に母がNAOT NARAに行った時にプレゼントで買ってくれて。どちらもパッっと履けるのが便利なので、職場でも交互に履いてます。
PISACです。母が奈良県出身なので、それでNAOTを知っていたみたいです。うちは父も履いてますよ。
なんか「いい靴あるよ」って言いたくなっちゃって、他の人にもめっちゃ広めてます〜(笑)
私は少し前にカキモリに転職して来たんですけど、その前からOLGAを履いていて。転職のタイミングで立ち仕事になるので、「疲れにくい」のと「紐靴のほうが気持ちが引き締まる」という理由で、DANIELAを買いました。
仕事で使うので
Matt Blackカラーと悩んだんですが、茶色の
Walnutカラーの方がどんどん色が変わって楽しめるって店員さんに伺って。
ここが愛しい、わたしのNAOT
わたしのDANIELA、実は左右でシワの入り方が違ってるんですよ。左がちょっとシュッとしていてシワが少なくて、右はシワが多くて、触ると柔らかいんです。同じ回数だけ履いているはずなのに、面白いな〜。
仕事で毎日履いてるので、多分しゃがむ時に左の足を曲げてるんですよね。
うちのスタッフも一緒ですよ!絶対に左右でシワが違うんです。接客業あるあるなんでしょうか(笑)お手入れは結構されてますか?
いえ、あんまり…というかほとんど(笑)ちょっと栄養足りないかな?って感じた時にたまーーにクリームを塗るくらいです。…大丈夫ですかね?
充分ですよ〜。うちのスタッフでも、放置型の人もいますし。オイルドレザーの
Crazy Horseカラーなんか特に、「好きに育てよ…」ってかんじで。革は過保護にすると甘えてくるから、厳し目してるって言ってるスタッフもいます(笑)
むしろ、毎日靴クリームを塗ると、革が目詰まりして呼吸できなくなることもあるので、やりすぎるのも良くなくて。月に一回くらいで良いと思います!
よかった、そうなんですね。お手入れはあんまりできてないんですが、それでも馴染んでいくとだんだんと革が柔らかくなって来て。最初はきついと思ったんですが、今はフィット感が丁度いいんですよ。
実は私の持っているサボは牧野さんの紐靴と一緒の濃い茶色なんですが、そっちの方がシワが入ってて良い感じなんです。茶色なので経年の変化もいい感じで!でもこのOLGAはまだ新人感が…。
しかも仕事柄、すでにインクついちゃってるんです(笑)
ありがとうございます!OLGAは靴下を選ぶのも楽しい靴なんですよ〜。私、足の幅が広いから骨が出てるところが痛くなっちゃうことが多くて。IRISも最初は痛かったんですけど、OLGAはそれより柔らかかった印象で、問題なく履き始めれたんです。
杉田さんは目線がNAOTスタッフ側ですね(笑)オススメ上手!
私はあの…お手入れをしていなくてですね…しかも同じくインクが飛んじゃってまして。最初に付いた時はすごいショックでした〜。杉田さん、その時一緒にいたっけ?
そう…でも人に見せたら「味だね」って言われて、今は逆に気に入ってます。
それは、先月くらいに蔵前のNAOTさんに遊びに行って、「お手入れしてなくて」って言ったらスタッフさんが靴クリームを塗ってくれたからかと…(笑)あと、1週間のうち8割くらいは履いてるから、馴染むのが早いのかもしれません。私、結構走りますし。
走ります!しかも接客業は立ち仕事だし…。それでもIRISは本当に疲れにくいから助かっています!
一期一会を大事にしたい
お仕事の担当は関係なく、みんなで接客されるんですね。NAOTも一緒なんですよ。以前、インクスタンドにプライベートでお邪魔した時、楽しくお話しくださって嬉しかったです。
店頭でお客さまのオーダーをお聞きする時は、基本的にお客さまが色を作る作業に集中できるように、黒子のようなイメージなんです。インクスタンドはカキモリより少し落ち着いた雰囲気ということもあって。お客さまが必要な時にだけサッと出るようにしています。
お話が好きな方かなっていう場合には、積極的にお声掛けしますよ。
話したそうな顔をしてたってことか…。ちょっと恥ずかしいです!
いえいえ、こちらもやる気が出るので大丈夫ですよ!(笑)たくさんおしゃべりされる方も静かに作りたい方もいらっしゃるので、どちらにも寄り添えるように意識しています。
きちんとお話を聞いて、お客さま自身の言葉を引き出して、納得して帰っていただけたら嬉しいですよね。
今度NAOT NARAにも来てくださる
旅するインクスタンドという企画ではいろんなところに出張してインク作りのイベントをされますよね。きっかけはお客さまの声だったんですか?
具体的なご要望があったわけではないんですけど、私たちは今、蔵前にしか実店舗がないんですよね。週末になると遠方のお客さまも多くて、結構狭いスペースなので、ぎゅうぎゅうになってしまうんです。それを解消できたら、というのと、あとは遠方の方の話を聞いて、自分たちが「行きたいな!」って思ったのがはじまりですね。
わかります!わたしたちも全国各地を回る受注会(
NAOT Caravan)を開催してるんですけど、きっかけは似てるものがあるかもしれません。とにかく知って欲しい、出会いたい。何より、新しい場所にお邪魔するのって、ドキドキしますよね!
そう、ドキドキです!お客さまとインク・文具の素敵な出会いになれば嬉しいなぁ。
長く付き合って欲しいからこそ、人ともモノとも一期一会を大事にしたいですよね。
今日はお話をお伺いできて嬉しかったです。ありがとうございました!
▽「旅するインクスタンドin奈良」の詳細はこちらからどうぞ!
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PICK UP カキモリさんグッズ

万年筆
万年筆も、実は使うほどに自分の手に馴染んできて、書き癖に合わせてペン先がだんだん書きやすくなってくるんだそう!
筆圧が強い人、弱い人…実際に試してみて、自分に合うものを選んでみてはいかがでしょう。

オーダーノート
表紙も中身も自分でカスタマイズできちゃう!
中の紙によって、メモ帳・ノート・スケジュール帳と用途は様々。
さらに紙を全て使い切ったら、中紙交換してまた使える優れもの。
古い紙も簡易ファイリングして返してくださるそうなので、思い出も残せます。
自分だけのノートと長くお付き合いしたい方にオススメです。
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カキモリさんのお店について
「たのしく、書く人。」をコンセプトに、オーダーノートをはじめ、書くことにまつわる商品をそろえる文具店。姉妹店のインクスタンドでは、自分好みの色のインクをオーダーメイドで作ることができる。

東京都台東区三筋1-6-2
営業時間:11時〜19時
月曜定休(祝祭日の場合はopen)
kakimori.com
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東京都台東区蔵前4-20-12クラマエビル1F
営業時間:11時〜19時
月曜定休(祝祭日の場合はopen)
inkstand.jp
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