リトルストーリー
2018.09.01

Humming NAOT vol.11 青羊(けもの)さん

 

 
靴を履いて、旅に出る。
旅先だから、聴きたい音楽がある。
 
「旅で聴きたい曲」をテーマに、音楽関係者がおすすめの4曲をセレクト。
あの人は、どこにどんな音楽を連れていくのでしょう?
 
第十一回目のゲストは、シンガーソングライターの青羊(けもの)さん。
音楽家・菊池成孔に見出された彼女の声と世界観はユニークな魅力にあふれています。
昨年リリースされたアルバム『めたもるシティ』も、ユーモアがあり、都会的で、艶っぽく、それでいてキュートで、懐かしく、温かく、でもどこかさみしくて…。自分の感情の広がりに驚かされる、シティ・ポップの名盤です。
 
そんな青羊(けもの)さんが、「旅で聴きたい曲」とは?
 
実際に行ってみたい旅の目的地も合わせてお楽しみください!
さあ、旅に出かけましょう!

 
 
 

 
 
 


artist: Fairground Attraction
title: Allelujah (視聴可)
album: 1988年 『The First of a Million Kisses』
目的地: 高松(日本)

 
高松にある「OUI FOYER」というお洋服屋さんへ行ってみたい。インスタグラムで偶然知ったこのお店の洋服のセレクトがとっても気になる。ここへ行くなら、「フェアーグラウンド・アトラクション」がいい。このアルバムはお洒落で懐かしく、温かい、それに、旅の気配が常にしているなと感じる。収録曲「Allelujah」はアン・サ リーさんがカバーしているバージョンもすごくいい。

 
 
 
 
 


artist: HONNNE
title: Someone That Loves You (視聴可)
album: 2016年 『Warm On A Cold Night』
目的地: ロンドン(イギリス)

 
昨年、動画サイトで偶然見つけたバンドが「HONNE(ホンネ)」。日本語の本音からとっ たようです。しかも、MV「Someone That Loves You」の舞台は東京。あまりにも良く て、自分のアルバム「めたもるシティ」でカバーしました。これはMVとは逆に日本人の 私がロンドンに行って聴いてみたい。 ロンドンを訪れたなら、バンクシーのグラフィティーアートも見たい。

 
 
 
 
 


artist: SIRUP(シラップ)
title: SWIM (視聴可)
album: 2017年 『SIRUP EP』
目的地: 台南(台湾)

 
これは今年の8月に知ったばかりのアーティストです。ラップかつダンスミュージック。クールに見せかけて、的を得ているリリックも良いです。暖かい台湾で、夜ホテルに戻ったときなんかに、聴きながら部屋で踊りたい。今年初めて訪れた台湾、特に台南では、バイクに乗せてもらって朝食を食べに行ったことが、忘れられません。あの湿気と生ぬるい風、美味しそうな屋台たち。

 
 
 
 
 


artist: UA(ウーア),菊地成孔
title: 嘆息的泡 (視聴可)
album: 2006年 『cure jazz』
目的地: 香港(中国)

 
私の大好きなUAが歌っています。この曲は中国語で歌われていて、響きがとても心地よく何度も聴いています。近頃、東京では中国語を頻繁に聴くようになりました。その響きが好きで、カフェなどで隣の方が中国語で話していると、聞き耳を立てしまいます。また、満島ひかりさんが出演している、MONDO GROSSO「ラビリンス」のMVが美しいので、古いビルが美しい香港の町並みを歩いてみたいです。

 
 
 
 
 

青羊(けもの) ・ AME(Kemono)
シンガーソングライター青羊のソロプロジェクトが「けもの」。 菊地成孔プロデュースで2017年にリリースしたアルバム「めたもるシティ」は、今の東京を映し出すハッピーフィールなシティポップである。 そして、2018年はサウンドをダブやロックからとりこみながら、いままでにない多様性なサウンドを作り続けている。
ボーカル青羊の優しさと危険さを兼ね合わせた声は癖になる。
kemonoz.com

 
 
 
 


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