リトルストーリー
2018.11.09

Lesson #19(改訂版) スエード・ヌバック革のお手入れについて


 
ついつい手で触れたくなってしまう温かみのある質感が特徴のスエードやヌバック革。
ふんわりとした優しい色味で、スムースレザー(表面がツルっとした革)とは、また違った魅力がありますよね。
 
そもそも…
 
【スエードって?】


 
なめした皮の「裏面」をサンドペーパーやヤスリなどで起毛させて仕上げている革素材のことをスエードといいます。布のベロアのような柔らかくて温かみのある手触りが特徴の革素材です。

 
【ヌバックって?】


 
なめした皮の「表面」をサンドペーパーやヤスリなどで磨いて起毛仕上げをした革。
スエードよりも更に毛足が短く、しなやかで柔らかい肌触りが特徴です。
 
 
店頭でお客様から「スエード革のお手入れってどうしたらいいの?」という声をよくいただきます。
「お手入れが難しそう」と躊躇されてしまうことも多いのですが…
実はスムースレザーと同じくらいお手入れしやすいのです!
 
今回のレッスンでは、私たちスタッフが実践している「スエード・ヌバック革のお手入れ方法」をご紹介します。
 
 
 
私たちが実践していることは、たったの2つだけ。
 
まずひとつめは「ブラッシング」。
ブラッシングをすることで革の表面の汚れを落とすことができます。
 

NAOTオリジナルミニブラシ 豚毛 ¥500+tax
 
スエード・ヌバックともに起毛しているので、毛足の中に細かい土やホコリが溜まりやすいのは事実。
 

 
その細かい汚れを、毛足を逆立てるようにブラシをかけて払います。
汚れが取れたら、毛並みを整えてブラッシングは終了!

 
 
ふたつめは「栄養を与えること」。
 

スエード・ヌバック専用スプレー ¥1,500+tax
 
スムースレザーに使う靴クリームの代わりとなるのが、スエード・ヌバック革専用のスプレー。
靴クリームをスエードやヌバック革に塗ってしまうと起毛部分がべタッと寝てしまい風合いがなくなってしまいます。
代わりにスプレーをふってあげると、革の風合いは保ちつつ、革にしっかり栄養を与えることができます。また革が硬くなるのを防いで、柔軟性を保つ効果も!
 

 
使い方は簡単。
スプレーを靴からある程度離して、全体的に満遍なくふりかけます。
 
通常のお手入れでは、仕上げに「防水スプレー」をして完了。
 
私たちが使っているスプレーの場合、栄養を与えるだけでなく防水効果もある優れもの。
このスプレー1本で、ささっと仕上げています。
 

 
表面をコーティングすることで水分だけでなく油分から靴を守ってくれるので、色あせや汚れも防いでくれます。
定期的にスプレーでお手入れしていただくと効果が持続しますよ。
 
ただ、いくら防水効果のあるスプレーを使ったとはいえ、お出かけ前から雨がしっかり降っている時には履くのを控えた方がベター。
雨ジミの原因にもなるので、革のためにも靴をお休みさせてあげてください。
 

△左:IRIS Oily Olive Suede / 右:DANIELA Oily Olive Suede(直営店頭限定)
 
今年の秋に仲間入りした2足のOliveカラーもスエード素材です。
NAOTの定番デザイン、IRISとDANIELAの新色としてデビューしました。
温かみのある緑色が特徴のこの2足も、今回ご紹介したお手入れ方法がおすすめです。

 
スエードやヌバック革は秋冬用の靴というイメージが強いかもしれませんが、実は海外では通年で履く「丈夫な靴」という認識なのです。
足に触れても当たりがやさしいので、硬くかっちりとした革靴が苦手な方にもぴったり◎
スタッフも1年を通して愛用しています!
 
 
 
いかがでしたか?
スエードやヌバック革のお手入れの参考になれば幸いです。
お手入れ方法でなにか分からないことがありましたらいつでもお気軽にご相談くださいね。
 
 
 

maki

   (牧)


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