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Humming NAOT vol.16 中村佳穂さん


 
靴を履いて、旅に出る。
旅先だから、聴きたい音楽がある。
 
「旅で聴きたい曲」をテーマに、音楽関係者がおすすめの4曲をセレクト。
あの人は、どこにどんな音楽を連れていくのでしょう?
 
第16回目のゲストは、ミュージシャンの中村佳穂さん。
 
ソウルフルなボーカルと、ジャズをベースにした即興性の高いピアノ演奏。
ソロ・デュオ・バンドと、形態にとらわれずにライブ活動を続けてきた彼女。
 
そのパフォーマンスを見た人は、声を揃えてこう言います。
「いいから、まずライブを見て欲しい」。
 
2018年には、11月7日にリリースした新作『AINOU』に伴って開催したライブツアーでも、その技術の高さはもちろん、聴く人の血潮を騒がせ胸を震わせ、話題をさらいました。
 
そんな、中村さんが、「旅で聴きたい曲」とは?
 
中村佳穂さん×靴屋のNAOTがお届けする、オリジナルプレイリスト。
 
さあ、旅に出かけましょう!

 
 
 

 
 
 


artist: 石若駿
title: Asa feat. 角銅真実 (視聴可)
album: 2016年 『Song book』(EP)

 
ジャケットが友人のtakaramahaya君が手がけていたのがきっかけで知った駿君。世界的な同い年のジャズドラマーです。
ドラマーなのに彼、これ、ドラムだけじゃなくでピアノも弾いています。歌のメロディも書いています。鬼!
スローなのに足並みが揃っている。いつ聴いても美しい気持ちになります。

 
 
 
 
 


artist: Unknown Mortal Orchestra
title: Ffunny Ffriends (視聴可)
album: 2010年 『Unknown Mortal Orchestra』

 
スローな気持ちになったり、強気になったり。
音楽っていうのは旅先の気持ちのうねりを助けてくれる時もありますが、はたまた場所のイメージさえ左右するものもある気がします。
私はこれを聞くといつも同じようなカラっとした風が吹いてなんでも出来る気になります。

 
 
 
 
 


artist: River Tiber
title: West (feat. Daniel Ceasar) (視聴可)
album: 2016年 『River Tiber』

 
私は多分”場所の邪魔にならないもの”もしくは”ちょっとなんでもできるような気持ちになっちゃうもの”が旅先で欲しくて、この曲は薄く歩きながら聴いても邪魔にならないけど、旅先のベッドに仰向けで大きな音で聴いて「僕の世界!」と思える両取りの気持ちになるいい曲、素敵って思って聴いてます。

 
 
 
 
 


artist: ムーズムズ
title: 二階建ての電車 (視聴可)
album: 2015年 『Flashing Magic』

 
大好きな京都のスリーピースバンド、ムーズムズの「二階建ての電車」。スリーピースっていいですよね。
京阪電車に二階建ての電車があるのですが、いつもウキウキして二階に登っちゃうんですよね。
ホームにいる人のつむじをぼーっと眺めている景色を思い出していい気分になります。

 
 
 
 
 

中村佳穂 ・ NAKAMURA Kaho
「手は生き物、声は祈り。」
1992年生まれ、京都、ミュージシャン。20歳から本格的に音楽活動をスタートし、音楽その物の様な存在がウワサを呼ぶ。ソロ、デュオ、バンド、様々な形態で、その音楽性を拡張させ続けている。
ひとつとして同じ演奏はない。見るたびに新しい発見があるその姿は、今後も国内外問わず、共鳴の輪を広げていく。
2018年11月にアルバム「AINOU」をリリースした。2016年『FUJI ROCK FESTIVAL』出演。2017年tofubeats『FANTASYCLUB』コーラス参加。imai(group_inou)『PSEP』コーラス参加。ペトロールズのカバーEP『WHERE, WHO, WHAT IS PETROLZ?? EP』に参加。

twitter.com/kiki_526
 
 
 
 

 
 
 

 
 

 


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