リトルストーリー
2019.03.05

[エッセイ]小谷実由の隙間時間 vol.6


 
 
おみゆさんことモデルの小谷実由さんによる連載エッセイ。
 
この連載が始まって早半年。
みなさんの忙しい毎日の隙間を縫うように、おみゆさんの言葉をするりとお届けしております。
 
ユル〜っとにやにや、たまに「わかる!」と膝を打つ。
そんな時間を、どうぞお楽しみください。
 
 
 


 
 


隙間時間、なんともう6回目。半年が経ちました。今までの5回分を読み返してみたけど、なんだか日記みたいだなぁ。テーマとか伝えたいことをしっかり決めてから行動したい!実はそんな性格なので、これでいいのかしらなんて少し思う部分もあるくらいここに書いていることはのらりくらりとしている気がします。でも、普段の私は準備万端ガチガチで臨んでいることが多いから、この場所ぐらいはのらりくらりとしてもいいのかなあ、隙間にゆるりと余白を与えていきましょう2019です。
 
さて、私はふと思ったことをメモする癖があるのですが、ふと思ったことって隙間時間なのでは!と思いました。考えようとすると浮かばないのに、ふとした時に浮かぶことっておお…!と我ながら感嘆することがたまにある。それって大抵机に向かっているときじゃないことが多くて、でも、覚えておきたい!と思ってひとまずスマホにメモするわけです。以前、メモする話をどこかでしたときに、メモしている人が結構周りにもいて、いろんな人のメモが見たくなりました。
 
みんなはどんな瞬間に思いつくのだろう?と、気になる。私は、シャワーを浴びている時です。湯船に浸かっている時じゃなくて、シャワーの時!シャワーが頭になんらかの刺激を起こしてくれているのかしら、お風呂のように周りに何もない場所は雑念が削がれていろんなことが浮かぶのかしら、お風呂で書けるホワイトボードみたいなやつ(子供の頃によくあったなぁ)を導入しようかと思うくらいふと思うことがいろいろあります。あ、いま流行りのスマートスピーカーを導入して、代わりにメモしてもらうのも良いのかもしれない。でも、自分の脳内の言葉をスピーカーに向かって口外するのってとても恥ずかしくない…?脳内で産まれた言葉は半分空想のようなもの。それを口にした時になんだか現実という空気に晒され鮮度が落ちそうだ、気持ちが冷めそうなのでやめておこう。軽くメモをすることすら難しい場所でひらめくことほど歯がゆいことはないものだ。せめて歯を磨いてる時に思いつくとかがよかったなあ。
 
思いつくことのジャンルは多々あります。圧倒的に多いのは人様の前では発表できないような恥ずかしいシリーズ、わかりやすく言うと自分を奮い立たせる言葉シリーズです。いろんな人のメモが読んでみたいなぁとか勝手なこと言ったけど、自分のメモは棺桶まで持って行こうと思うぐらいの秘蔵アイテム。みなさんもきっとそうよね…?みなさんのメモも同じくしてそんな存在であることを願っています。
 
たまにメモを整理がてら読み返すと、そうよね…!と励まされたり、熱量がすごすぎる謎の文章に頭に?が浮かんだり(そのときはすごく面白かったからメモしたんだと思う)、すっかり忘れていたからなるほどー!と新しいアイディアになったりする。総じて楽しい気分になっているから、良い癖だと思います。過去の自分からのラブレターなのかも、これは。厳しかったり、恥ずかしかったり、優しかったり。いろんな自分から届くラブレター。
 
せっかくなので、ここで1つ披露を、、と思ったけど、無理でした。やっぱり棺桶まで持っていくことにする。門外不出。
 

 
 

 
 
 
 


 

Instagram: @omiyuno
 


 
 

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★メモを処分するまで棺桶には入りません!
次回は4月5日(金)公開予定です。


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