リトルストーリー
2019.08.01

[音楽]Humming NAOT vol.22 VIDEOTAPEMUSIC さん


 
靴を履いて、旅に出る。
旅先だから、聴きたい音楽がある。
 
「旅で聴きたい曲」をテーマに、音楽関係者がおすすめの4曲をセレクト。
あの人は、どこにどんな音楽を連れていくのでしょう?
 
第22回目のゲストは、音楽家のVIDEOTAPEMUSICさん。
 
古今東西のさまざまなVHSの映像をサンプリングしたムービーと音楽を制作しているVIDEOTAPEMUSICさんは、作品やライブで観客を豊かな旅に連れて行ってくれる、稀有なアーティストです。
そのパフォーマンスを一度目にすると、虜になること間違いなし。
 
7.24にリリースされたばかりの4thアルバム『The Secret Life Of VIDEOTAPEMUSIC』では、初の歌モノを収録!
横山剣さん(クレイジーケンバンド)、高城晶平さん(cero)、折坂悠太さんなど豪華ゲスト陣が参加している、今夏必聴の一枚ですよ〜。
 
そんな彼の「旅で聴きたい曲」とは?
 
VIDEOTAPEMUSICさん×靴屋のNAOTがお届けする、オリジナルプレイリスト。
 
さあ、旅に出かけましょう!

 
 
 

 
 
 


artist: Abdullah Ibrahim
title: Pule (Rain) (視聴可)
album: 1988年 『Mindif』

 
クレール・ドニのデビュー映画「ショコラ」のサウンドトラックとして作られた作品から。
Abdullah Ibrahimの音楽はアフリカ的なムードの中にもどこかエキゾチックな情緒があって、クレール・ドニ作品に感じる特有のストレンジャー感を一層引き立ててくれる。
どこにも居場所がない時の寂しさも、心落ち着く場所にいる時の安心感も、どちらも内包した音楽。知らない土地で孤独を感じた時に。

 
 
 
 
 


artist: Lantern Parade
title: 夏の扉 (視聴可)
album: 2013年 『Orange Moon Soul』

 
学生の頃、どこかに行きたいけど、どこに行ったら良いか分からず、とりあえず青春18切符を買ってあてもなく電車に乗ってみた夏があった。その時の自分に時間を越えてこの曲を送りたい。カセットテープで。
「夏の扉をケツであけろ」その一節にどうしようもない夏の衝動が詰まっている。突発的な旅のお供に。

 
 
 
 
 


artist: 清水靖晃
title: THEME PAO-JIANG-HU (視聴可)
album: 1995年 『旅するパオジャンフー』

 
台湾で大道芸をしながら薬売りをする一家を追った柳町光男によるドキュメンタリー映画「旅するパオジャンフー」のサウンドトラックから。アジア的旅情と人間味あふれるサウンドが、見知らぬ土地の旅をよりミステリアスで魅力的なものにしてくれる。
これを聴きながら台湾を台南の方まで旅したいですね…。

 
 
 
 
 


artist: CRAZY KEN BAND
title: Japanese Night (視聴可)
album: 2015年 『もうすっかりあれなんだよね』

 
自分を外国人だと思い込めば、日本での日常も海外旅行気分で楽しめるという剣さんの歌詞がチャーミングな一曲。
常に好奇心をもって接すればどんな風景も新鮮に見えてくるし、旅は永遠に続く。
海外旅行から帰るのが名残惜しい時に。

 
 
 
 
 

VIDEOTAPEMUSIC
地方都市のリサイクルショップや閉店したレンタルビデオショップなどで収集したVHS、実家の片隅に忘れられたホームビデオなど、古今東西さまざまなビデオテープをサンプリングして映像と音楽を同時に制作している。VHSの映像とピアニカを使ってライブをするほか、MV制作、VJ、DJ、イベントのオーガナイズなど活動は様々。ダンスミュージックとしての下地に、近年盛り上がりを見せつつあるムード音楽やラウンジミュージックの文脈から繰り出すポップでメロウなメロディは絶妙であり、映像のセンス含め、まさに洒脱な音楽を作り出している。
videotapemusic.tumblr.com/
 
 
 
 

 
 
 

 
 

 


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