リトルストーリー
2019.08.08

[座談会]オイルドレザーを育てたい!


 

みなさんはオイルドレザーという種類の革をご存知でしょうか?

革をなめす段階でオイルを含ませることで、肌当たりの良い滑らかな革になります。
マットでありながらしっとりと柔らかい不思議な感触。
また、何と言ってもその魅力は経年の表情。
ケアの方法で色々な表情に変化させることができる、まさに「育てる」レザーなのです。
 
今回は、そんなオイルドレザーに魅せられたスタッフ3人に、集まってもらいました。
丹念込めて育てた熱い思い、とことん語り合ってもらいましょう。
ぜひお楽しみくださいませ。
 
*今回登場するオイルドレザーのシューズはこちら。(左から)
TUNDRA Crazy Horseカラー
IRIS Oily Duneカラー
IRIS Crazy Horseカラー
 
 

 
▽座談会メンバーに聞く「ペットを育てるなら?」
 

 

mori

服部

理想はうさぎ
でも現実的にはメダカかな…

kimura 岩崎

黒のラブラドール
ブラッシングで艶々にしてあげたい!

hattori

西本

ハリネズミ
とにかく可愛いから

 
 

吉中
オイルドレザー好きのみなさん、お集まりありがとうございます!
今日はマイオイルドレザーへの愛をたくさん語ってください〜。

 
西本
ぜひ!僕からでいいでしょうか!

 

吉中
おお!お願いします。西本さんはTUNDRA Crazy Horseを持ってましたよね。

 

 

西本
そうなんです。
何とも言えない風合いがたまらないですね…。ちなみに僕はマットな風合いをそのまま残して育てたい派です。

 
岩崎
確かに見た目は新品のマット感とあまり変わってないかも。履いて何ヶ月くらいですか?

 

西本
2ヶ月くらいですかね〜。柔らかいので、僕は履き始めから靴擦れもなかったです。オイルドレザーって馴染むのも早いんだなぁと思いました。

 

 
服部
確かにすごく柔らかく馴染んでるね。お手入れはどうやってるの?

 

西本
実は僕独自のお手入れ方法がありましてですね…。

 

△スッ…と何かを取り出す西本。
 

岩崎
なんか出てきた(笑)

西本
これは僕が作った靴クリームなんです。

 

△!!!
 
服部
え〜!そんなことできるの!?すごい(笑)

 
西本
これはコメ油が主成分なんです。作り方は僕自身もちょこちょこ変えるので、詳しい説明は省きますが…。オイルでテカテカになるかなと思いきや、乾くと質感はマットに戻るんですよ。元の風合いを保てているので気に入っています。

 

△実際に塗ってみると、すーっとクリームが吸い込まれていくような感じです。
 
西本
これはお客様に教えてもらったことがきっかけなんですよ。お客様の履いていたIRISがすごくかっこ良くて、お手入れ方法を聞いたらご自分で色々と工夫されているとのことだったので、自分もやってみようかな、と思って。

 
岩崎
お客様から教えてもらうことも多いねぇ。ミンクオイルでもなく、デリケートクリームでもない…。そこが西本さんらしいですね!

 
西本
これからどう経年するかわからない未知なところもありますけど、マイウェイをいきたいと思います。

 

 
 
岩崎
では、次は私が!

 

 
服部
岩崎さんのツヤツヤのIRIS Oily Duneカラーはスタッフの中では有名よね!

 

△右が岩崎のIRISで、左が新品のIRIS。
 
吉中
つやっつやだ〜!

 

 
岩崎
えへへ。とにかくこの子は可愛いんですよね。つるっとした自然なツヤが出て、柔らかい黄色も心持ち濃くなってきました。お手入れはミンクオイルを使っています。

 
西本
ミンクオイルでこんなに色が濃くなるとは…。

 

 
岩崎
私にとっては、この靴が人生で初めてのオイルドレザーで、色の変化がどうなるか全然予想もつかなかったんです。なので、ミンクオイルは実験的に使ってみたんですよ。思いの外つやが出ました。今はブラッシングだけです。

 
服部
この良い感じのツヤはブラシで出てるのね。

 
岩崎
そうだと思います。履いている時に、アスファルトでこすっちゃったり、どうしても傷がつきやすいレザーなので、すぐミンクオイルを塗りたくなっちゃうんですけど、今はグッと我慢して、ブラシで傷をなめしています。

 

 
吉中
そんな風に傷を隠す方法もあるんですね!知らなかった。

 
岩崎
ブラシが埃とか汚れも落としてくれるんだと思います。なんとな〜く出てくるそこはかとないツヤと、良い色合いが好きなんです。程よいバランスなので、洋服に合わせやすくて便利なのも優秀。

 
吉中
すっごく素敵。思いの通りに、可愛くもかっこよくもできるオイルドレザー、欲しくなってきました。持ち主の腕の見せ所でもありますね。

 
岩崎
嬉しい!これからも頑張って育てていきます〜!

 

 
服部
さて、最後は私です。この後に話すのも気が引けるんだけど…(笑)

 

 

 
西本
うって変わって、かなりのカサカサ感。この、IRIS Crazy Horseカラーかなりワイルドですね!

 
服部
もう本当にワイルド。放任主義です!

 

△左が新品で、右は服部のIRIS。
 
吉中
こうやって並べると別の革みたいですね。どのくらい履いてますか?

 
服部
ん〜5年くらいかなぁ?

 
岩崎
もっと年季が入っているように見える!ところでお手入れはどんな風にしてるんですか?

 

 
服部
デリケートクリームをたま〜に塗るくらいかなぁ。薄い感じが好きだから。ほとんど何にもしてないなぁ。 姉妹店・風の栖でNAOTの靴を毎日履いていたから、その時に一気に経年したのかも。踵も一回修理してます。

 

 
岩崎
風の栖は脱ぎ履きが多いから、スタッフはみんなIRISですもんね。

 
西本
あれ、なんかベルトの色が違いますね?

 
服部
おぉ!よくぞよくぞ!気づいてくれました。

 

△写真ではわかりづらいが、よく見ると右のベルトが少しだけ濃い色になっている。
 
服部
一回だけ、ミンクオイルを試しにベルトに塗ってみたら、結構色の差が出てね。

 
岩崎
一回だけでこれ!?すごく栄養を吸収した感じ…(笑)

 
服部
たま〜にしか靴クリームを塗らないから、もうキタキター!って靴も思ったのかも(笑)

 

 
服部
それ以来、ミンクオイルは全然塗ってないけどね。Crazy Horseは1日1日、表情が変わるからすごい楽しいんです。

 
吉中
以前WEBの企画で定点観測、してましたもんね!あれすごくおもしろかったです。

 

 
△服部のIRIS Crazy Horseの定点観測
 
服部
そう。この自分の塩梅で雰囲気を変えられる感じがいいですよね。一度その魅力を知ると、虜になる人も多いよ。ねんごろに育てたい人も、放任主義も受け入れてくれる感じがいい!

 
西本
僕みたいな特殊なお手入れ方法でも楽しませてくれますよ。

 

 
吉中
今日、お話を聞いてオイルドレザーの魅力がわかりました。すごく欲しくなっちゃった。育てていきたい!

 
岩崎
きっと自分の個性が出て楽しいよ。次の一足はオイルドレザーで決まりだね!

 

 
 

 

編集:吉中


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