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[Lesson]#5 「重い靴」と「軽い靴」はどっちがいいの?

 

 人生いろいろ。靴の重さもいろいろ。
 
手で持って重いと感じる靴、軽いと感じる靴。
さて、実際に履いたときはどうでしょう?
 
今日はそんな靴の「重さ・軽さ」をテーマにお話したいと思います。
 
重い靴と軽い靴、一般的には軽い靴の方が歩きやすそうなイメージがありますよね。
ウォーキングシューズと言われる靴もほとんどが軽量化されています。
 
でも実は、実際に歩きやすいのは、適度な重さがある靴なんです。
 
靴自体に程よい重さがあると、脚にとって振り子の重りのような役割を果たし、
自然と足が遠くに前に運ばれ、疲れにくく歩くことができます。
 
それに加えて、紐やベルトで足首や甲をしっかりとおさえてくれる靴だと
脚を蹴りだすときに靴を持ち上げる力が必要なく、重たさも感じにくいため、
結果的に軽く感じるという仕組みです。
 
靴の重さ軽さは比べると本当にいろいろですが、
必ずしもすべての人に重さのある靴が合うというわけではありません。
たとえば、脚を蹴りだす筋力が弱く、すり足のように歩かれるご年配の方には軽い靴も必要です。
 
大切なのは、その靴の重さと構造が履く人自身に合っているかどうか。
自分自身が歩きやすいかどうかです。
 
手で持ってみて「重い!」と思っても、ぜひ実際に履いて確かめてみてくださいね。
 
「履いてみて軽く感じる靴=自分に合っている靴」
 
これを覚えておいていただいて、これからの靴選びに少しでも
役立てていただけたら嬉しいです!
 
(ニシ)
 
 
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#心地よく履くためにシリーズ


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