こんにちは、修理部の廣庭です。
だんだんと暖かな日も増えてきて、春の気配に胸を弾ませています!
春になったら、なにをしようかな…。
さて、今回の修理部たよりのテーマは、最も多くご相談をいただく《かかと修理》。
すり減ってしまった靴のかかと部分に、新たに継ぎ足す修理です。
それではさっそく靴の状態をチェックしてみましょう。
1足目は、男性に人気の高いWISDOM。
スタイリッシュなデザインが素敵です。
かかとをよく見てみると…?
靴底のラバーソール部分が削れて、その上の木目調のソールも削れかかっています。
後ろから見ると…。
1センチほど、靴底が浮き上がっています。
特に、外側の部分が削れているのがわかりますね。
歩き方の癖などで、このように削れる方も多いです。
こんなふうに、1センチほどすり減っていたら継ぎ足し修理のタイミングの目安です。
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それではいざ、修理!
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ジャーン!
削れたソールを削りなおし、新たな素材を継ぎ足すことで、
こんなに綺麗に修理できました。
これなら、またたくさん履いてお出かけできますね。
続いては、NAOTを代表するシューズ、IRIS。
IRISは、以前お伝えしたオールソール交換も可能なタイプですが、
靴底に割れや破損がない場合は、かかとだけの修理も可能ですよ。
横から見たときに、このウェーブのラインに差し掛かった頃が
かかと修理の目安のタイミングです。
置いてみると、かなりかかとがすり減っていて、浮き上がっているよう。
歩き心地にも影響がでるので、しっかりと継ぎ足し修理をしたいところです。
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それではいざ、修理!
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ジャーン!
削れた部分を綺麗に削りなおして新たなソールを継ぎ足すので、
見た目もこんなに綺麗に仕上がります。
浮き上がっていた部分も、しっかりと地面に着いています。
△かかと修理
※ソールの減り方や靴底の状態によっては、継ぎ足し修理ができない場合もあります。
たくさんお出かけしてきた、大切な1足。
すり減った部分を継ぎ足してあげれば、また一緒に歩き出せそう。
お気に入りの靴を、これからも快適に、たくさん履いていただけるお手伝いができますよう。
お手持ちの靴が修理できるかどうかなど、ご不明な点は、こちらまでお気軽にお問い合わせくださいね。
修理した靴で、これからの季節のお出かけを楽しみましょう!
スタッフ:廣庭
#修理シリーズ