リトルストーリー
2020.02.19

[スタッフコラム]BOOK TALK vol.7 旅の途中、自分と向き合う一冊


 
 
「旅と本」と聞いて思い浮かべるのはどんなことでしょうか?
 
読むと旅に出たくなる一冊、旅の途中に出会った一冊、旅先で読みたいと思うような一冊などなど…
お気に入りの本にもそれぞれ個性があります。
 
NAOTスタッフが旅にまつわるエピソードを交えて、お気に入りの本をご紹介。
 
第七回は東京店スタッフの三浦がおすすめする、「旅の途中、自分と向き合う」一冊。
どうぞご覧ください!
 
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題名:『不思議というには地味な話 』
著者名:近藤 聡乃
発行年:2019年
出版社:ナナロク社
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旅先で過ごす時間も楽しいですが、旅に向かう途中、1人で考え事をしながら過ごす時間も良いですよね。
 
移動する時使う乗り物にも色々ありますが、こちらの本は電車の中でゆっくり読むのが理想です。
新幹線などではなく、青春18きっぷを使うのが良いかもしれません。
 
今回ご紹介する「不思議というには地味な話」は、漫画やイラスト、映像作品を手がける近藤聡乃さんの初のエッセイ集。少し不思議なお話が全部で58編収録されています。
面白くてどんどん読んでしまったのですが、「終わるのが勿体無い…!」と思うようになり、なるべく少しずつ読み進めるようにしました。
残りのページが少なくなってくると、夢から醒めてしまうようで、なんだか切ない気持ちになってしまいます。
 
エッセイにはニューヨークで暮らしている体験談に加え、幼少期や学生時代の少し不思議な出来事が描かれています。私は近藤さんと同じ体験をしたことはないのに、「あ、この感じ分かる」と不思議と共感してしまうんです。その共感がなんとも心地良く感じます。
 
ニューヨークでも自分の感性を崩さず、近藤さん自身のペースで生活をしているこのエッセイを読んでいると、なんだか私もふらっと知らない土地で生活してみたくなってくるのです。
 
ゆっくり自分自身と向き合いたい時に、是非おすすめの1冊です。
 

 
近藤さんの柔らかいタッチのイラストも大好きなので、一編ごとにイラストが入っているのも嬉しいポイントです。
(短編の漫画も入っていますよ!)
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編集:三浦(東京店)
 


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