ついこの間、桜が咲いたばかりだと思っていたのに、もう5月も半ば。まだちょっと寒いかな〜と感じていた風の中にも、春らしさを感じるようになりました。どんな時でも季節は着々と進んでいるんだなあとぼんやり考える今日この頃。
そんな中、最近私がはじたのは、コーヒー豆の焙煎。実は、前々から興味があったのですが、また今度やろう…と思ってなかなかはじめられずにいました。でも、今回ばかりはすごく時間がある…!ということで、煎ります。
綱よし。豆よし。本よし。時計よし。
ばっちりセットが完了しました。
さあ、煎りはじめたとたん、さっそく焦げました。でも、もう戻れません。煎り続けるしかありません。思っていたより、難しい…。でも、なんか楽しい…。
本によると、煎っている途中に二度豆がはぜる音が聞こえるらしいのですが、よくわからないまま生豆はいつも見慣れた風なコーヒー豆に。
△焙煎後
なんとかなるもんなんだなあと感心しつつ、冷めたら、焦げた豆を取り除きます。焦がしたのはまぎれもなく自分。なので、なんとなく申し訳ない気持ちです。豆には申し訳ないけど、この作業もこれまた楽しい…。
そして、さっそく淹れてみます。お湯を注ぐと粉がむくむく膨らんでいい香りが広がります。これは期待できそう…!
こんなに緊張してコーヒーを飲むのは、はじめてです。おそるおそる一口飲んでみると、なかなかいける…。むしろ結構美味しいかも!
まだまだ改善の余地はありますが、ひとまず満足です。
思えば、私にとってコーヒーは小さい頃から憧れの飲み物でした。周りの大人たちがコーヒーを飲みながら楽しそうにおしゃべりしていたあの空気感に子どもながら惹かれていたのかもしれません。
家でひとり、ゆっくり飲むのもいいけど、もっと上手く焙煎できるようになったら、コーヒー好きのみんなにも飲んでみてもらいたいな。
しばらくは、焙煎の腕を磨くことにしようかな。
すっかり出番が減ってしまったけれど、この靴たちも磨いておこう。
編集:久保
最近はじめたこと:奈良店スタッフ久保の場合
