靴を履いて、旅に出る。
旅先だから、聴きたい音楽がある。
「旅で聴きたい曲」をテーマに、音楽関係者がおすすめの4曲をセレクト。
あの人は、どこにどんな音楽を連れていくのでしょう?
第33回目のゲストは、Little Creaturesとしてデビュー以来、映画や舞台、TV番組の音楽を作曲し、さらには詩人や、絵本作家、写真家など幅広いフィールドで活躍されている青柳拓次さん。
2016年にはNAOT NARAにてライブを、その後カタログにご寄稿いただり、何かとお世話になっている青柳さん。
青柳さんのやさしい歌声と、奏でる音楽を聞いていると、自然の中に包まれているような情景が浮かんで、旅先にいるような気持ちになります。
そんな青柳拓次さんの「旅に連れて行きたい曲」とは?
青柳拓次さん×NAOTの、オリジナルプレイリスト。
さあ、旅に出かけましょう!
artist: Fleetwood Mac
title: Albatross(視聴可)
album: 1968年『Albatross』
きっと待っている、素晴らしい何かが…そんな予感を感じさせる旅の始まりにふさわしい、くぐもったエレキギターの音色。旅映画のプロローグにもぴったり。
artist: The Sandals
title: エンドレスサマーのテーマ(視聴可)
album: 1966年『The Endless Summer』
60’sサーフ映画のサントラから。せっかくだから何か新しいことやってみようか!なんて、あなたにとってのちょっとした冒険を盛り上げるようなインスト曲。
artist: Madredeus
title: Miradouro De Santa Catarina(視聴可)
album: 1995年『Ainda』
想像もしていなかった美しい光景に目を奪われ、その場からしばらく動けなくなっている。そんな旅ならではの体験に寄り添うような美しい曲。映画『リスボン物語』のサウンドトラックより。
artist: Susquehanna Travellers
title: Neil Gow’s Lament(視聴可)
album: 2018年『Live at Historic Monaghan Church』
アイリッシュ楽団の美しいアンサンブル。夜の帳が落ちて、こんな曲を聴きながら、楽しかった1日をコーヒーでも飲みながら振り返ろう。明日への期待も膨らんでくる。
青柳拓次
1971年、東京生まれ。今年デビュー30周年を迎えるLittle CreaturesのVocal & Guitar。KAMA AINA名義では、日本、欧州各国でリリース&ツアーを行う。2013年、声を響き合わせる体験型コンサートCircle Voiceを沖縄から始動。その活動を追ったドキュメント映画『ひびきあうせかい RESONANCE』(田中トシノリ監督)が今秋公開予定。最新作は、ミュンヘンの楽団Hochzeitskapelle(ホッホツァイツカペレ)とKAMA AINAの共演盤『Wayfaring Suite』。
オフィシャルウェブサイト:www.littlecreatures.jp/
>
※vol.34は、2020年9月公開予定です。