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2020.11.11

NAOTが出会った「はたらくひと」#15 オジマナオコさん


 
私たちはこれまで NAOTという靴を通じて、多くの方との出会いがありました。
出会った方はミュージシャン、イラストレーターさん、文筆家さん、カフェ店主さん、作家さん等、それはもう様々なお仕事をされている方ばかり。
 
はたらく姿勢。はたらく理由。はたらく道具。はたらく仲間。人の数だけある「はたらく」にまつわるストーリーを聞かせていただきたいと思い、この企画がスタートしました。
 
 
連載 第15弾 はki-toのオジマナオコさんの「はたらく」について。
 
元々はウェディングドレスのオーダー制作や、子供服の制作など服飾に関わっていたオジマさん。縛りのない、自由さが特徴のさをり織りに魅力を感じ、さをり織りの道へ進まれました。
今回は東京にあるアトリエにお邪魔してお話を伺ってきました。そのアトリエの中は大量のさをり織り作品や糸に囲まれた不思議と落ち着く空間でした。
そんな空間を作り出したオジマさんはどのようにさをり織りと向き合っているのでしょうか。
 
どうぞお楽しみください。
 
 
 
 

無理をしすぎない、心に正直になることを大事にしています。
 
ーー当時作られていたお洋服を風の栖で置かせていただいていたのがNAOTとの出会いのきっかけだったんですよね。
そうなんです。まず宮川さんと私の共通の友達が、「服づくりをしている友達がいて、合うんじゃないか」というのを宮川さんに言ってくれたみたいで。そしたらそのあと本当にフットワークが軽いというか、すぐ来てくれたんです(笑) 服を見てすぐに置きたいって言ってくれてそこからのお付き合いですね。
そのときはまだNAOTの靴は履いていませんでしたが、のちにIRISのWalnutカラーを選びました。
 
ーーさをり織りとの出会いは?
服作りを好きでやってたんですけど、流行やシーズンを反映させることにだんだんと疲れを感じてきていたんです。心が疲れているといいものが作れないし、ちょっと休憩していた時期がありました。
そんな時初めて「さをり織り」の体験に行ってみたら、すごく楽しくて。そこからどっぷりとハマりました。
 
ーー何かを作るという生活の中で、大切にしていることはありますか?
自分で作るとか愛情を込めるとかもそうですが、その中でもやっぱり無理をしすぎないことですかね。暮らしってずっと続いていくものだから、こうしなきゃとか思ったり、こだわりすぎてしまうと行き詰まってしまうと思うんです。暮らしを楽しむというか、平穏に流していくというか。
 

 
ーーさをり織りの良さはどこにあると思いますか?
生きることに似ているというところですね。糸の種類も、色も、織り方すらルールが決まっていなくて失敗がないんです。思い通りにいかなくても、それはそれで愛おしく思えることとか、想像と違うところに進んだ時の気づきとかが、生きることに似ているんですよね。ハッとする気づきが織りの中にあります。
 
ーー自由にやるって逆に難しくありませんか?
そうなんです、そう感じる方も多いみたいです。体験に来られた方で、自由ということに喜びを感じる方もいらっしゃるんですけど、一方で道筋を決めてほしいとか、この色の次にこの色を入れたら変ですか?と聞いてくださる方もいらっしゃいます。
でも、いつも私は「こっちの色の方がいいと思います」とかはあえて言わないようにしています。自分で決めていく方が、出来上がった時の喜びが大きいんですよ。その時はやっちゃったって思っても、全体を通してみると良かったって思えたりして。それもやっぱりさっきの人生の話じゃないですけど、その経験があるから今があるんだって思って生きていると思います。そういう部分とさをり織りがすごい似ていて、私が伝えたいと思うのはそういうところなのかなと思います。
 
ーーさをり織り自体が人生のようですね…。
いろんな自分になれるっていうのもまた魅力ですね。とにかくやってはいけないことがないし、間違いもないし、自分の思うようにやればいいというところも魅力だと思います。
さをり織りは心を自由にして軽くするもの。だから本当にNAOTの靴みたい!軽くしてもらって、自由にしてもらって、次に進んでいけるところが好きです。
 
自分との対話というか、その時の色を見ながら合わせていくっていう感じですね。
 

 
ーーこんなにたくさんの色の糸に包まれてたら、幸せに制作できそうですね!
そうなんです。来てくださる方みなさんにもそう言われます。色に囲まれて過ごす時間はすごく癒されるのでしょうね。いつもなかなか取れない落ち着く時間を取り戻してくださっているようです。
 
「今日はこの色で織ろう!」って決められてきた方でも、ここにきたら「気分が変わった!」っていう方もいますし、それはそれでいいと思います。その時の気持ちを素直に出した方がいいですよね。
 
ーーストールや鉢カバーも作られているのを見て、さをり織りって様々な形になれるんだと驚きました。何かを作る時ってどのようにして思いつくのですか?
最初から目的を持たずに作ることが多いです。そういうことって結構あるんです。最初から服を作ろうって決めてなかったものが服になったり、巻こうかなと思っていたものが服になったりもします。その時どうしようもなかったらそのままにしておくこともあります。時々眺めたりして、これどうしようかなとか(笑)なんとなく思い浮かぶまでほったらかしにしておくことがよくよくあります。
 
 

 
いいものはいいって伝えたいですよね。伝えずにはいられないです。
 
ーーワークショップを始めたきっかけは?
作品の販売イベントの時に織り機に興味を持ってくれる方がいらして。ちょっとした織物体験をしてもらいたいなってぼんやり思っていたんです。隣の雑貨店さんにそのことを相談してみたら、「織り機2台分くらいのスペースがあるからそこでやってみたら?」と言ってくださったんです。それから一年くらいはその雑貨屋さんで開催させてもらいました。今はこのアトリエで開催しています。
 
 
ーー人との関わりはお好きなんですか?
そうですね。特にワークショップを始めるようになってから好きになりました。
もともと、人と接することがものすごく得意だったわけではないんです。自分の思いを伝えるのがあまり上手じゃなかったりとかして。そういうところが「作る」という方向に向いていたのかもしれないです。
でもワークショップをやり始めて、喜んでいただけたり、「また来ます」と言ってくださったり、人と接してダイレクトに気持ちが伝わってくることを感じることができたんですよね。家に帰ってから、あ〜今日も楽しかった!って思うんです。自分が用意した空間に来ていただいて、笑顔で満足して帰っていただけることがあるんだと感じるごとに自然と開催回数が増えて行きました。
 
準備とかで疲れることもあるんですけど、楽しい気持ちの方が大きくて。お客様の言葉に救われている部分もすごくあります。
夫にも「皆に喜んで貰えて、本当にいい仕事だね。」って言われました(笑)
 
 

 
 
ーーさをり織りの自由さと小島さんの人柄に人が集まってらっしゃるんですね。
ありがとうございます。織ってみると想像以上に楽しいんです。無になれて新しい世界が広がるので、本当にオススメ。私はみなさんに心からオススメしたいことをお伝えしたいんです。
 

 
ーー最後にオジマさんにとってのNAOTについて伺わせてください!
ずっとサボいいなと思っていて、でも色がたくさんあるので決められなくって(笑)私は3足のサボをずっとローテーションで使ってます。何回も違うデザインと迷ったんですけど、やっぱりサボを選んじゃって。次回こそは新しいデザインを狙ってます。色々物色してます。
 
 
ーーオジマさんにとってのサボの良さとは?
これを言うと意外がられるんですけど、実はせっかちなんです。すぐ脱ぎたいしすぐ履きたいんです。靴紐とかも苦手だし、ぱちっと止めるだけのその一手間もないほうがいい(笑)
NAOT以外の靴も履こうかなと思う時もあるんですけど…なんだか落ち着きますね、サボを履くと。本当にサボばっかりになっちゃって。
友達から「パンみたいに見える!」って言われるんです(笑) 特にWalnutですね。本当にパンみたい。最初のIRIS Walnutは7年、次の2足は同じくらいに購入して5年履いてます。何回修理したかわからないですね。
 
 

 
ーーNAOTの靴で一番好きなところはどこですか?
自分の着ているものに馴染むし、足にも馴染む。最初から馴染んでいるわけじゃなくて、当たるところもあるんですけど、それでもちゃんと自分の足に馴染んでくれるので好きです。
とにかく足のストレスがないっていうのがあります。最初の話になりますけど、無理できない性格なので、靴にストレスを感じないというところが一番気に入っている部分ですね。足がストレスを感じないと体全体が楽になるんです。なくてはならない存在になってます。
 
 
ーーNAOT以外の靴を履くと本当にわかるんですけど、NAOTの靴って本当に解放されるんだなって思いますよね。
そうなんです!1日履いてても、旅行で歩き回ったりしても平気だったりしてこれはすごい!って思いましたね。
フランスが好きで。何回か行ってたんですけど絶対にこのサボでした。一足しか持っていかなくて、大雨に降られてもうビショビショになって(笑)過酷なことをして、たくましく育ちました。
足が楽そうだと思って買ったスポーツサンダルやスニーカーもありますが、やっぱりNAOTですね。このサボならどこへでもいけそうです。
 
 
 
ーー素敵な時間をありがとうございました!

▲インタビュー時に履いてくださっていたIRIS Matt Black。4年ほど履いてくださっていますが、お手入れをされているのでピカピカでした!

 

 
 
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