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2020.12.26

お客さまと靴のおはなし 2020 後編


 
2020年も、残すところ数日。
 
例年、「今年はどんな出会いがあったかな?」と振り返ってきましたが、今年は本当に、お客様みなさまの言葉ひとつひとつにたくさんの気づきと勇気をいただいた年でした。
 
メールでも、電話でも、お店でも、SNSでも、靴箱に入れてくれた小さなメモでも。
本当にありがとうございます。
 
スタッフのみんなに「今年あった嬉しかった・ほっこりしたエピソード」を聞きました。
後編です。
 
 
 


 
 
 

今年は思うようにイベントが開催できずもどかしい思いもたくさん経験しましたが、だからこそ、いつも以上にキャラバンの思い出が心に深く残っています。
なかでもとっても印象的なのは、札幌キャラバンでお話しさせていただいた、お母さまと高校生の娘さまのお二人。
とっても仲良しで、お二人の会話を聞いているだけでも思わず笑顔になってしまうくらい微笑ましくて、
そんなお二人の会話に混ぜていただいて、靴選びのお手伝いをできた時間がとっても幸せでした。
お二人で仲良く、NAOTの靴でお出掛けを楽しまれていたら嬉しいなぁ。


 
 
 
 

「高校生の頃からずっとNAOTの靴が欲しくて、大学生になったら絶対に買いに行く!と思ってました」と言ってご来店された大学一年生の男性。初めてバイトをしてお金を貯めてNAOTを迎えてくださいました。私も大学に入学してお金を貯めてはじめての革靴を買ったことを思い出してなんだかジーンとしてしまいました。革靴が好きになってくれるといいなぁ。


 
 
 
 

お店が開けられない時期に、関東に住む兄からインターネットで注文が来た。
突然だったのでびっくりした。
年に一回しか会わないし、普段から全然連絡を取り合わない私達ですが、「こっちは元気だよ。そっちも頑張れよ。」
って声が聞こえたようだった。
送った靴にその返事の手紙を入れました。お正月に会えたら嬉しいな。


 
 
 
 

はじめてご購入いただいたNAOTの靴の革が硬くて履けないのです…と革の調整のためご来店くださったお客様。やや時間がかかってしまいましたが、お客様もご納得の履き心地になった靴をお渡しすることができました。
 
数ヶ月後、お店で「くぼさん!」と声をかけてもらい、振り向くとそのお客様がこの間の靴を履いてお友達といらしてくださってました!「あれからすっかり履けるようになりました!今日はNAOTを友達に紹介したくて…!」と仰ってくださり、じーんとしました。名前を覚えてくださっていたことも、とても嬉しかったです。


 
 
 
 

2018年の記事に出会いが掲載されているのですが、お父様の靴を革調整させてもらって以来、ご家族みなさんで何度も奈良店に足を運んでくださっているご家族のこと。
 
今年の秋頃に久しぶりにご来店されたとき、お父様がいらっしゃらなかったので不思議に思ってお尋ねしたら、1ヶ月ほど前に亡くなられたことを聞いて…。驚き、残念に思いましたが、初めてお会いした時に何回も革調整した靴たちを沢山履いてくれていたみたいで、よかったなぁと。そういう出来事があってからも、ご家族の方が変わらず足を運んでくださるのも、ありがたかったです。これからも瞬間瞬間を大事に、お客様と向き合っていきたいと思った出来事でした。


 
 
 
 

お客さまから「ありがとう」と言われたとき。靴屋さんとしてお役に立てた時が、やっぱり、とびきり嬉しい!といつも思います。
-足のサイズが小さく、合う靴がないと言うお客さまと、電話で一緒にデザインやサイズを選んだとき、最後に、安心して靴選びできたよ、と仰っていただいたこと。
-う〜んと悩みながら、靴を試し履きされていたお客さま。
足に合いそうな靴を私からおすすめしたら「これ、気持ちいいですね」と、笑って仰ってくださったこと。
-靴擦れを起こして辛そうだったお客さま。一週間かけて、革調整を施した靴をお届けしたら、驚くほど気持ち良く履けるようになった!と喜びのメールをくださったこと。
どのときも、この仕事してて良かった、と思う瞬間でした。
お客さまからの「ありがとう」が、本当に何よりの自分の励みになっています。


 
 
 


 
 
 
今年も、本当にありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
 
良いお年を!
 
 
 
編集:三浦


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