お弁当箱づつみをキュッとしばるとき
ネクタイをキュッとしめるとき
毎朝の儀式のような「キュッと」する瞬間、自分の中で小さくつぶやきます。
「よし!」
ひも靴を履くときも同じで。
玄関でひもをキュッとしばるとき、やっぱり小さくつぶやきます。
「よし!」
その ひもを「キュッと」っていうのが、どうもうまくいかないってことありませんか。
ちょうちょ結びが縦になってしまったり、すぐにたら〜んとほどけてしまったり。
日々、なんだか気になるけど。そのままやりすごしてしまっている…
めんどうくさがりの私はそんなふうでした。
今回は、そんなものぐさな私でもできた、かんたんで、見た目も美しく、ほどけにくい
「靴ひもの結び方」をご紹介したいと思います!
-STEP1
結び目のところが、左の穴から出たひも(黄色)が上側になるように結びます。

-STEP2
右側のひも(黄色)をくるっと、輪っかをつくります。
手前から奥に向かって一周させるところがポイントです。これが逆だとうまく結べません。

-STEP3
左のひも(ピンク)の間に、右の輪(黄色)を入れます。

-STEP4
矢印の通り、ピンクのひもを 黄色のひもの間に通すように、
上から奥へひもを押し込んで …○印の箇所を左右に引っ張りだします。


-STEP5
美しく、ほどけにくい結び方のできあがりです。

動画でもご紹介しますね。
実はこの結び方、お客さまに教わったものなんです。
慣れてしまうと、すいすいできるようになりますよ。
とってもささいなことだけれど、この「キュッと」でひも靴の良さがぐんとあがります。
美しいひものライン、足にぴったりとくっつくフィット感。これこそ、ひも靴の醍醐味ですね!
ほら!
すてき!
今回はもうひとつ、靴ひもの楽しみ方をご紹介します。
ひももデザインのひとつ、ひもの通しかたで印象がぐっと変わるのです。
よりすっきりとした印象にしたいなっていうとき。
下の図のように、表にでてくるひもを平行に通すことで、かんたんにイメチェンができます!
-手順
ひもは穴の上から通します。片方の通したひもの先は、一気に対角の3つ目の穴まで持っていき、表にだします。
もう片方のひもは対角の2つ目の穴から出し、表のひもが平行になるように順に通していきます。
毎日をちょっといい感じにすごすコツ。
靴ひもを「キュッと」しめて、気持ちも「キュッと」ひきしめて。
さあさあ今日も一日いきましょう!
#心地よく履くためにシリーズ