

NAOTの靴には旅がよく似合います。
ちょっとそこまでの気軽な旅から、異国の地を踏みしめる旅まで。
どんな旅でもこの靴となら、どこまででもいけそうです。
と、かくいう私はもっぱらのインドア派。
それでも、旅のお話はいつだってわくわくします!
実は本好きのスタッフも多いNAOT。
旅にまつわる本を中心に魅力的な本がたくさんそろっているのです。
ご当地パンを探す旅に、世界中の植物を探す旅、はたまた未踏の地への旅。
人の数だけ旅があるのですね。
本のページをめくるたび、むくむく想像がふくらみます…!
さて、そんなスタッフ久保が毎月NAOTの本棚から旅にまつわる本をご紹介します!
ページをめくる旅も楽しいものです。
第4回、3月のテーマは「旅と食」
どうぞご覧くださいませ。
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『ようこそ、ちきゅう食堂へ』
著者名:小川糸
出版社:幻冬社
発行年:2010年
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料理の神さまの愛弟子と、彼らが心をこめて生み出す料理。日本津々浦々、そして時には海を越えて…。おいしい出会いを求めて、「食堂」をめぐる長い旅がはじまります。
「いただきます」 「おいしい」 そして 「ごちそうさま」
食べることは生きること。そして、命をいただくということ。簡単なことだけど、ついつい忘れてしまいます…。真摯に食に向き合う彼らの姿からは、そんな営みの尊さが身にしみて思い起こされるようです。
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『早起きのブレックファースト』
著者名:堀井和子
出版社:河出書房新社
発行年:2013年
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「きつね色の皮の食パン」「ジャムとはちみつのための器」「秋田の家の朝ごはん」「きなこパン」「盛岡のパンケーキ用フライパン」「歩くこと」「9月4日のメニュー」。。。
わかるなあと思わず頷いてしまう日々のエピソードから、旅先での美味しいものや雑貨探しのお話まで、盛りだくさんのイラスト&フォトエッセイ集です。時折登場する、シンプルながら洒落っ気のあるレシピは必見です◎(食材の鮮やかな色や柔らかな湯気が目に浮かぶよう…!)
なんてことない日常をぐっと豊かなものに変えてくれるのは、大好きなもの、そして大切にしたいことの積み重ねなのかもしれませんね。
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『料理の旅人』
著者名:木村俊介
出版社:リトルモア
発行年:2012年
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料理の世界で生きてきたベテランシェフ25人のインタビュー集。「ほんものの味」を生み出すことはなんと厳しい旅なのでしょうか。
料理の道にすすむこととなったエピソードから現在にいたるまで。
そんな厳しい旅の中での苦闘から語られる言葉の数々は、これから新しい一歩を踏み出すという人の気力を奮い起こしてくれるのと同時に、その背中を力強く押してくれることでしょう。
今踏ん張っている人にもぜひ読んでいただきたい一冊です…!
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いかがでしたか?
旅そして食。どちらも行為そのものから自分を見つめ直すことができるからでしょうか。
「旅すること」と「食べること」はどこか似た営みのように感じます。。。
それぞれに味わい深い三冊です。
気になる一冊があればぜひみてみてくださいね。