NAOTマガジン
  • Magazine>
  • >
  • #4 村上泰子 いつも一緒に – 後編 –
2021.04.01

#4 村上泰子 いつも一緒に – 後編 –


 
 

月に1度お届けしている「ねことくつ」にまつわるコラム。
 
ねこも、くつも、一緒にいる時間が長くなるほど、お互い馴染んで、いつの間にか相棒のような存在になっていくもの。
 
今回は姉妹店・風の栖オーナーの村上と、お店のみんなのアイドルである看板猫ひなたが登場。
ふたりの仲睦まじい姿を見て、ねこ飼いたいなぁと何度思ったことでしょう…!
靴選びに悩んでいた村上にとって、NAOTは“私を救ってくれた靴”だといいます。(くわしくはこちら)
 
村上にとって、どちらもなくてはならない存在であろうひなたとNAOT。
後編をお届けいたします。


 
 


 
 
 


いつも一緒に
 
「ひなたの事を書いてください」って言われて軽く引き受けました。
でも、あまりにも彼の存在が、日常過ぎて…書く事って?
 
朝一緒に起きて、茹でたササミと鰹節トッピングのご飯を食べて、ひなたは寝る。
私は朝食は食べない。
 
日中はゆっくり起きて来て、庭に行ったり、お店にでたり、ゴソゴソして、ひなたは寝る。
私は仕事。
 
夜、私が布団に入るのを待って、足元でルーティンの、モミモミしてくれてから一緒に寝る。
それも右側の腕枕でと、決められている。
私は寝返りできない。
 
夜中にこっそり起きて、残りの夜食を食べている時もある。
私は、そのカリカリ音で起こされる。
 
そして、朝は私と一緒に起きる。
そんな毎日を続けているので、ひなたは私の一部になっているのです。
 




 
それでも、時々思うのです。
幸せですか? って。
私が勝手に自分の一部と思っていても、ひなたはどう、思っているのだろうか? って。
縁あって引き受けた命。
私が勝手に決めた生活圏は、家と庭ならどこでも…ですが。
自由に出歩く猫を見ると、それもそれなりに強くて、生きる術を持ち合わせ、「生き物」って感じるのです。
過酷でもそれもまた自然の命の営みかなって。
 
おっとりして、人間好きな彼は自分を猫だと思ってないかも。
今は脱走しても、店先まで。
チラチラこちらを警戒して、「コラ!」って言われるのを待っています。
庭に出ても、塀を越えなくなりました。
以前は、すぐ履けるIRISで走って追いかけたりしていたのにね。
 
この文章を書いている横で、ひなたは安心しきって寝ています。
時々、クークーと寝息も聞こえます。
お腹がゆっくりゆっくり上下して、猫って腹式呼吸なんですよ。
 
でもね、今日は予防接種の予約入れたんだ。
さぁーこれから病院に連れて行きます。
 
あ!! 気付かれました。
逃げる彼を、キャリーバックに押し込むと、ウォォーーーウォォーーーウォォーーーって鳴くのです。
ごめんね。
怖いよね。
外面の良いひなたは診察台の上で怯えながらも、「賢いね」って先生にほめられ、暴れず注射を受けます。
今日もそうしてくれるかな?
 
あら! よく見たら、おでこ撫でられ過ぎて黄色くなってる。
よくよく見たら、全体的に薄汚れてるかも。
久しぶりのお出かけなのに。
まぁーいいか。
暖かくなったら、拭いてあげるね。
 
まだまだまだ。
私の大切な一部のひなたです。
 
 


 


サハラ砂漠の足型  CHI
 
 

赤 青 黄 プラス白の三原色の水彩絵具で描いたDANIELAです。
描きたくなるほど育つ靴です。
 
 


 
 

 
 
 
-今後ねこコラムは不定期更新となります-


その他の記事

戻る

pagetop