

NAOTの靴には旅がよく似合います。
ちょっとそこまでの気軽な旅から、異国の地を踏みしめる旅まで。
どんな旅でもこの靴となら、どこまででもいけそうです。
と、かくいう私はもっぱらのインドア派。
それでも、旅のお話はいつだってわくわくします!
実は本好きのスタッフも多いNAOT。
旅にまつわる本を中心に魅力的な本がたくさんそろっているのです。
ご当地パンを探す旅に、世界中の植物を探す旅、はたまた未踏の地への旅。
人の数だけ旅があるのですね。
本のページをめくるたび、むくむく想像がふくらみます…!
さて、そんなスタッフ久保が毎月NAOTの本棚から旅にまつわる本をご紹介します!
ページをめくる旅も楽しいものです。
第6回、5月のテーマは「森の中で」
どうぞご覧くださいませ。
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『山伏と僕』
著者名:坂本大三郎
出版社:リトルモア
発行年:2012年
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「深い山の中へ入って、自分の身体を通して、かつての人たちと同じように自然と向き合ってみること。毎日の生活のなかで、そのままの自分を生きること。それが僕にとっての山伏です。」
山に登り、滝に打たれ、ホラ貝を吹く 。自然の美しさにウットリする日本人の心を、遥か昔の平安時代から、ずっと大切にしてきた山伏。著者の坂本さんは30歳のとき、偶然にもそんな山伏の世界に足を踏み入れたそう。
坂本さんの目に映るどこまでも広く深い山と、そんな山で活動を続ける山伏としての行の数々からは、現代を生きるすべての人へ通じるヒントを見つけることができそうです。
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『ロングトレイルという冒険』
著者名:加藤則芳
出版社:技術評論社
発行年:2011年
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何日も、ときには何ヵ月も、原生自然の真っただ中を歩きつづけるロングトレイル。
本書は国内外、世界中の名だたる山や森、時には荒野を歩き続けてきた著者がその魅力をあますところなく語った一冊です。
「歩くたびこそ人生そのものだ」
本当の意味での自然との共生、そしてヒトが生きるということの本質がロングトレイルという冒険を通して浮かび上がってきます。綴られる文章からは、歩きながら思索を積み重ねてきた著者の伝える側に立つものとしての覚悟が感じられるようです。
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『山の眼玉』
著者名:畦池梅太郎
出版社:山と溪谷社
発行年:2013年
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著者の郷里である愛媛の山々や奥秩父、北アルプスなどの山行を綴った47編におよぶ紀行随想集。
一つ一つの文章から醸し出される光や温度感からは、まさに今山の中にいるという実感が湧いてくるかのようです。また、巻頭にはカラー16ページにわたり代表作「山男シリーズ」や風景画など、魅力満載の口絵も!
「里の生活から抜け出して山のひとときを楽しんでいる人間の姿、それが〈山男〉じゃと思うてもらえば一番いい」
山のひとときを楽しむ。わたしも山男になれるでしょうか。
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いかがでしたか?
青々としげる木々の葉や、光を反射してきらきらと光る小川。
故郷の5月に思いを巡らせてしまいました。
森の中へ思いっきり飛び込みたいなあ。
気になる一冊があればぜひみてみてくださいね。