これまで「最近のおすすめNAOT」としてお届けしてきた、NAOTスタッフの愛用靴コラム。
その靴で行った場所、思い出、なんでこんなに履いちゃうんだろう?などなど、それぞれの歴史、それぞれの愛を、それぞれの言葉でお届けします。
今回は、2020年にNAOTのラインナップに仲間入りしたサボ、LODOSについてスタッフ脇阪がお届けします。
なんだかんだで靴の脱ぎ履きがスムーズだと、日常生活もノンストレス
サボを履いた事がないという方でも、その見た目から、脱ぎ履きがスムーズなのはご想像がつくと思います。ですが、その楽チンさは実際に履いてみると想像以上! なのです。
私の場合、まず、自宅の玄関で。
次に、幼稚園の送り迎えや、日によっては娘の習い事で。
そして、職場でも。
一日を通して、何度も靴を脱いだり履いたり、脱いだり履いたり……しています。
ここ半年くらい、だいたい毎日LODOSを履いているので、その脱ぎ履きの便利さを忘れがちになるのですが、ハッと再確認の機会を与えられるのが雨の日。
雨の日はNAOTの革靴が履けないので、ストラップのレインシューズを履いているのですが、そのストラップが金具に引っ掛けるタイプで、すごくモタついてしまうのです。しかも片手に傘を持っているのでなかなか外せず、そうこうするうちにリュックが頭の方にズルッと落ちてきて、一人でてんやわんやです。
それに比べたら、サボは本当に気分上々。
毎朝、玄関先で私がスルッと靴を履いて準備するので、娘に「お母さん、ずるい〜」と言われたことがあります。なんだかとても嬉しい褒め言葉をもらったみたいで、マスクの下でにんまりしたのを覚えています。フフフ。
△朝の玄関先にて
またある時は、気づいたら娘がLODOSを履いていました。
レジャーシートを広げて、割と長い時間を過ごす機会があったのですが、当たり前のようにスルリと履いて歩き回っていました。
△某ホールにて
ここまで読んでいただいて、「脱ぎ履きがスムーズなのは分かったけれど、脱げやすいんじゃないの?」と心配されている方、ご安心くださ〜い。LODOSは甲周りが覆われるように深いデザインなので、脱げることもなく、毎朝の自転車通勤にも、公園遊びにも、安心して履いていられる靴なんです。もちろん、山登りや走ったりする場面では紐靴やしっかりストラップなどで足が固定されている靴をオススメするのですが、日常生活の範囲でいうと、サボでも全く支障はありません。
そんな風に、Everyday LODOSで過ごしていて、娘を乗せたままの重たい電動自転車のスタンドをグイッと立てたり、蹴ったりもしているので、私のLODOSはあちこちに擦れがあります。最初は、やってしまった〜(涙)となるのですが、時が経てばそのキズもまた愛着です。
△ちょっと深めのキズが入ってしまったのですが、ラナパーで保湿したらそれほど目立たなくなりました。お手入れしながら自分だけのエイジングも楽しんでいます
こんなの欲しかった! ナチュラルになりすぎず、キレイめにも履ける細身のデザイン
LODOSが登場するまで、NAOTのサボといえばIRISだったのですが、IRISはつま先に丸みを帯びた少しカジュアルな印象のデザインです。
個人的な好みのお話になるのですが……、私は普段リネン素材のフワッとしていたり、ポワンとしている洋服を選ぶ事が多いので、足元は細身の靴がしっくりきます。メリハリをつけるといいますか、靴だけはピシッとしているよというアピールです。
なので、LODOSの取り扱いがNAOT JAPANでも始まった時は、まさに、待ってました〜! の気分でした。さて、どの色を買おうかな〜と考えていた時に、一度目の緊急事態宣言が発令されてしまい、しばらくリモートワークに……。LODOS購入熱がより一層フツフツした期間でもありました。
ようやく、出勤できるようになり、いざ購入! 「何色にしよう〜!?」と、色選びに悩んでいると、別のスタッフも同じように悩んでいて、「インスタライブで皆さんにご意見を聞いてみる!?」となり、実際にライブでコメントを頂き選んだのがArizona Tan Leatherカラーです。
初めて選ぶカラーだったのですが、足元が軽やかになる明るめのお色、かつ、ほんのり上品さもあり、どんな洋服とも好相性で大活躍です。
△全体的にゆるゆるとした洋服を着ているのですが、足元がLODOSだと少しシャキット感が出ます
△おまけ。今回撮影してくれたのは娘。いつのまにか頼れる年齢に。子どもの成長と靴のエイジング、思い出の写真を見返した時に合わせて楽しめるのも醍醐味です
そして、最近お迎えしたのがLight Grey Nubukカラー。形は同じでも、色が変わると印象がガラリと変わるので、出かける直前に玄関の鏡で全身を映して、LODOSのこっちの色とあっちの色、履き比べてしっくりくる方を履いて出かける、という感じです。
ここでもやっぱり、脱ぎ履きのスムーズさが効いてます。ほんと、便利。
△子どもとのぶらぶら散歩や、公園へのお出かけにスッと、ササッと
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いかがだったでしょうか?
靴選びの参考にしていただけたら、とても嬉しいです。
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EDITOR DATE
スタッフ:奈良店/脇阪
身長:163cm
靴のサイズ:サボ・サンダル35/靴37