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私の溺愛靴 -スタッフ牧のKEDMA編-

 
これまで「最近のおすすめNAOT」としてお届けしてきた、NAOTスタッフの愛用靴コラム。
その靴で行った場所、思い出、なんでこんなに履いちゃうんだろう?などなど、それぞれの歴史、それぞれの愛を、それぞれの言葉でお届けします。
 
今回は、愛知店からスタッフ牧がKEDMAについて熱く語ります。
 
 
 
KEDMAとの出会い

KEDMAは私が初めてNAOTで出会った思い出の一足です。8年前の当時、まだNAOT NARAではなくkaze no sumikaでNAOTの靴を販売していた頃、たまたま旅行中に通りかかって、このデザインにすっかり一目惚れ。
まさか、旅行中に初めて入るお店で、初めて出会った靴を買うことになるなんて、今思えば自分でも驚きです。それくらいKEDMAはスルッと足入れができ、心地よいフィット感だったのを覚えています。
 

△左:記念すべき初代KEMDA 右:昨年お迎えしたKEDMA
 
あれよあれよと言うまに、現在では、Chestnut(2足)、Black-Grey、Arizona Tan LeatherGrey ShimmerWhiteの合計6足のKEDMAを愛用しています。
(自分でも数えてみてちょっと異常なほど使っているなと気づきました…まさに溺愛。)
同じデザインの靴を3足以上買ったのは、これまでもこの先もKEDMAだけなのではないでしょうか。
そのくらい自分の足には合っているなと感じます。
 

△お迎えした順に左から並べてみました。歴史を感じます…
 
KEDMAの好きポイント
THE革靴というオーソドックスなフォルム。足の形がぺらんとしていて、キュッと固定できるひも靴大好きな私にとって、このシンプルなデザインは「この先ずっと使えそう!」と直感で思いました。Chestnutという色の異なる革を組み合わせた個性的な配色もグッときました。
 

 
ちなみにKEDMAの中で2番目にお迎えしたBlack-Greyも横から見ると、3色の革を縫い合わせており、なんて素敵!と前々から狙っていて、廃盤になってしまうことがわかったときに急いで買いました。
 



△2足目にお迎えしたKEDMA Black-Grey。残念ながら廃盤。

 
この横から眺めた色合いが何とも言えず、かっこいいのです。(マニアックな角度ですみません)
黒色って今まであまり履いてこなかったけど、使いやすいんだなと気付かせてくれた一足です。
きれいめに使いたいときに特に重宝しています。(現在はBlack Madrasに切り替わり販売中)
 



 
続いてお迎えしたのは、Arizona Tan Leather。
茶色と黒色ばかりで、明るい色合いの革にも挑戦してみたいな、と思っていたらちょうど新しいカラーとして登場したので、早速試してみました。ベージュのような薄いピンク色のような何ともいえない絶妙なヌーディな色で、お洋服と合わせやすそう!と3足目に仲間入り。
 

 
そうそう、KEDMAの大事な可愛いポイントを忘れるところでした。
KEDMAの靴底はゴム底でとっても軽いのですが、BlackとGrey以外は木目調になっていて、まるで木でできているかのような上品な雰囲気なのです。この木目調の靴底のおかげで、よりスタイリッシュに見えているのかもとひそかに思っています。
 

 



 
白色や生成色など明るいトーンの洋服と合わせると相性抜群です。KEDMAは履き口が浅く真夏でも爽やかに履くことができるところもお勧めポイント。私は夏でも冬でも関係なくKEDMAを履いてお出かけします。
 

 
万能KEDMA
カジュアルな服装は足元スッキリ、キレイ目なお洋服にもバッチリ決まる

 
4足目に購入したのはGrey Shimmer。独特のラメ感が、ちょっと珍しいカラー。
他のスタッフがとても使いやすい!と愛用しているのを奈良で見ていて、いつかはゲットしたいなぁと思っていた一足。昨年ようやくお迎えしました。
 

 




 
ボリュームのあるパンツを履いた時でも足元がKEDMAだと、シュッと全体のバランスを引き締めてくれるように思います。料理で言うと最後の仕上げのひと摘みのスパイスみたいな役割を果たしてくれる優れものです。
 
ここまでは1年に1足くらいのペースで違うカラーのKEDMAをお迎えしていたのですが、昨年私の思い出のChestnutカラーが廃盤となってしまい、とてもショックを受けました。残りわずかになってきたChestnutをもう一度1から育てたいという思いから、人生初めて全く同じカラーの靴を購入。
 

△初代KEDMA Chestnut
 
当時革靴のお手入れ知識なんてほとんどなく、履くたびに革用のクリームをこってりと塗っていました。8年前に購入した初代KEDMAは今でも大事に使いますが、Chestnutとは思えないほど濃く育ってしまいました。Crazy Horseのような風合いで、これはこれで気に入っているのですが、Chestnut特有の3色カラーをきれいに保ちながらもう一度育ててみたいと言う気持ちが強まっての購入。
クリームのお手入れは月一に抑えて、自分好みの風合いに育てていくつもりです。
 

△自分好みに育てる予定の2代目KEDMA Chestnut
 
6足目にお迎えしたのは、つい最近数量限定カラーとして登場したWhiteカラー。
もうKEDMAは買わずに今いる子たちをしっかり可愛がる!と決めていたはずなのに…
黒と白は持っていて損することはない!と思うほど、何にでもしっくりと合ってくれるカラーはやっぱり揃えて置きたくなってしまいました。私にとっては初めての白い革靴。
汚さないように、大事に育てていきたいところ。(多分汚す気がしますが、ちゃんと補正できるからね!)
 

 
 
 
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以上が私の大切な6足のKEDMAです。溺愛っぷりを感じていただけたでしょうか。
こうやって思い返していくと、私の生活にKEDMAって欠かせないものになりつつあるな、と改めて気づきました。
 

 
ほとんど同じに育っているように見えるかもしれませんが、履いている時間も違えば、履くシーンも少しずつ違うので、革の柔らかさも色も風合いも一足一足まるで違います。でも足入れをすると、一瞬で「あ、私の靴だ」とわかってしまう。
その安心感は、自分の足にぴったりと合うKEDMAのフォルムと、NAOTのふかふかインソールだからこそかなと思っています。
 
 
 
いかがだったでしょうか?
私自身KEDMAとの歴史を振り返って感慨深い気持ちです。
一度ハマると抜け出せないKEDMAの魅力。すでに廃盤となってしまっているカラーもありますので、気になっている方はお早めにチェックしてみてください。店頭でもKEDMA愛いくらでも語りますので、ぜひお声掛けくださいね。靴選びの参考にしていただけたら、とても嬉しいです。
 
 
 
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EDITOR DATE
スタッフ:愛知店/牧
身長:173cm
靴のサイズ:サボ・サンダル38/靴39



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