Column

NAOT STORY #86 -DANIELA Matt Black-


 
靴との付き合い方は持ち主によって、その人それぞれ。靴との出会い、履いて行った場所、忘れられない思い出など、NAOTスタッフがそれぞれの言葉でお届けいたします。
 
今回はDANIELA Matt Blackのお話です。
 


 
私は営業職でして外回りをすることが多く、毎日平均で一万歩くらい歩いています。
とにかく歩きやすい事が最優先なのですが、お客様との打ち合わせや、展示会での接客など、歩きやすさだけではなく、きちんと感も欲しいのです。
 
私のこの靴は、見事にこの思いに寄り添ってくれています。
軽くて、わたしの足の形に馴染み、言うならばめちゃくちゃ頼りになる相棒です。
 
ついつい酷使してしまい、お直し2回目。
そして直せることがまた嬉しい。
こんなにも愛着をもてる靴に出会え、大袈裟ではなく幸せに思います。
 
ただこのように蜜月になる前、靴を迎えたばかりの頃、それはそれはひどい靴擦れに悩まされました。
あまりの痛みに心が折れ、履くことを断念し
「NAOT 靴 靴擦れ」で検索しては、靴擦れをした方がどの程度で慣れたか、などの
幸せに向かう過程を読み、自身をなだめ…という日々がありました。
ほんと、いまでは信じがたいのですが…。
 
NAOTの靴との出会いは、恐らく20年くらい前に遡ります。
吉祥寺の雑貨屋の店主が履いていたサボタイプが、あまりにいい味わいで魅力され思わず声をかけたら「イスラエルの靴なんですよー」と教えていただきました。
それがNAOTの靴を知ったきっかけです。
 
今年は、新しいNAOTの靴を迎えたいなと考えています。
 

 

Y.Hさま
DANIELA Matt Black
愛用歴 8年