Column

NAOT STORY -IRIS Chestnut-


 
靴との付き合い方は持ち主によって、その人それぞれ。靴との出会い、履いて行った場所、忘れられない思い出などなど、NAOTスタッフがそれぞれの言葉でお届けいたします。
 
今回はIRIS Chestnutのお話です。
 


 
 
2016年春、NAOTで働くことになった時に買ったのが、このChestnutカラーのIRIS。
東京から奈良に引っ越してきて、はじめての一人暮らしと新しい仕事を一緒にスタートさせた相棒です。
 
当初、サボタイプは全く頭になかったのですが、履いてみたら足にめちゃくちゃフィットして「これは便利だわ!」と一目惚れ。お迎えしてから3ヶ月もの間、この靴を毎日履いてました。すると、最初の2週間でクタッと足に馴染んで。
 
靴クリームをよく塗っていたからか、半年で革色が濃く育ちました。もともとの明るい茶色も好きだったけれど、今のこんがりとした風合いも合わせやすくて気に入っています。
 

 
印象深いのは、出産で入院した時のこと。
新しく覚えることでパンパンの頭と、出産でボロボロの動かない体で、ぜんぜん思うように出来なかったけれど、検査に行くのも、赤ちゃんのお世話に行くのも、いつも足もとに安心感がありました。それはきっとこの靴のおかげだと思うんです。
 
体に馴染んだ靴があると、それだけで、大丈夫になれる。
さりげなく、支えてくれてありがとう。
いつもの日々も、ピンチの時も、よろしく頼みます。
 

 

スタッフ木村
IRIS Chestnut
愛用歴 7年