私たちはこれまで、NAOTの靴を通じて、たくさんの方に出会ってきました。
「憧れのあの人は、普段どんなふうに履いて、どんな風に育てているのだろう？」
そんな興味から、NAOTの靴を愛用してくださっている方にお話を伺う連載です。
第4回は、シンガーソングライターの藤原さくらさん。
2015年のメジャーデビュー以降、音楽活動だけでなく、舞台やEテレの音楽教育番組への出演など幅広く活躍されています。今秋からはドラマ「束の間の一花」にてヒロイン役で登場されるなど、ますます目が離せない彼女。
そんな藤原さくらさんがどんなふうにNAOTの靴を履いてくださっているのか伺いました。
| サボは玄関先にずっとスタンバイしています
ー藤原さんはサボのIRISと紐靴のDANIELAを愛用してくださっていますが、どのような経緯でNAOTを知っていただいたのでしょうか？
IRISは、福岡にあるぶどうのたねさんを訪れた際に買ったんですよ。
「可愛いなー。履きやすそうだし、欲しいな」と言っていたら、一緒にいた母が「NAOTだから絶対いいよ」って言ってくれて。
じゃあ買おう！って決めました。
ーご縁があって、藤原さくらさんのご実家で営んでいるショップでもNAOTの靴をお取り扱いいただいてますが、それ以前から、お母様は知ってくださっていたのですね！
そうなんです。その頃はまだ母のお店には置いていなかったんですけど、NAOTの靴の取り扱いがしたいという話をしていたんです。
ー以前、弊社のWEBマガジン「さんぽびより」（2019年4月掲載）で撮影させていただいく前にも、あるメディアで藤原さんがレコーディングの時にIRISを履いてくださっていたのを拝見しまして……。「わ！履いてくださってる～！」とNAOTスタッフで盛り上がったことがありました。そして実際にお会いした時にも、すでにIRISを履き込んでくださっているご様子だったので、いつから履いてくださっているんだろうってNAOTスタッフの間でも話していました。
▲さんぽびより #折坂悠太さん #藤原さくらさん 2/2 より
見てくださってたんですね！
IRISは、もう本当にどこにでも履いていってますね。
やっぱり、現場とかで脱ぎ履きがラクなので。
ずっと玄関に出してあるから、急いでいる時にもパッと履いて出たりできるので、便利ですよね。
実は、私がIRISを愛用する前から、母やお店のスタッフがNAOTの靴を履いていたんです。
今ではスタッフ皆、2、3足ずつ買って、毎日のように履いてるらしいです（笑）
ラフな格好をしている時にも足元をちょっと締めてくれるような靴をずっと探していたので、NAOTのサボと出会った時は嬉しかったです。
ワンピースにIRISを合わせたら素敵なんですよ。
| なんだか不思議な靴ですね
ー普段はスニーカーなども履かれることが多いのですか？
そうですね。スニーカーも履きますし、夏はサンダルを履いたりもします。
私自身、ボーイッシュな格好をすることもあれば、ガーリーな格好をすることもあるんですが、NAOTの靴はどちらとも相性が良いので重宝してます。なんだか不思議な靴ですね。
ーおっしゃる通り、特にIRISとDANIELAは、どちらのテイストにも合わせられるデザインかもしれませんね。
つま先が丸いと、優しい印象が強いのかなと思ったんですけど、メンズライクな洋服と合わせても浮かないですね。
好きです。
ー嬉しいです。新曲のリリース、弾き語りツアーなどの音楽活動にさらに俳優としての活動もあり、日々お忙しくされているかと思います。先ほど、現場にもIRISを履いて行ってくださっていると伺いましたが…。
仕事によって、朝が早い日も多いので、朝から凝ったコーディネートをすることってなくて、ワンピース一枚サクッと選ぶことも多いです。そして、一瞬で履けてさまになるのはIRIS。秋冬は、可愛い靴下と合わせたくなります。
| 面白い！靴底も取り替えできるんですね！
ー靴のお手入れはされていますか？
いやぁ、なかなかタイミングがなくって。
お手入れってどのくらいの頻度でするものなんですか？
ー1ヶ月に1回程度と私たちはオススメしていますが、あまり負担になっても良くないので、気が向いた時とかで大丈夫ですよ。
歩いているとどうしても擦れてしまって、一部色が薄くなってるんですが、そういうところはクリームとかで補色するんですか？
ー黒とか白ならクリームで補色しやすいんですが、茶色だと色の配合がすごく難しいんですよ。透明の靴クリームを塗るだけでも、目立ちにくくなりますよ。
そうなんですね。
インソールもだんだん自分の足型に馴染んで、土踏まずにグイッとフィットするのが心地いいですよね。
ーIRISやDANIELAのデザインですと、インソールの入れ替えもできますし、靴底をまるごと新しく付け替える修理も承っていますよ。
へー！すごい！面白いですね。
スニーカーだったら履きつぶして捨てちゃったりするんですけど、ちゃんとお手入れしたら、本当に永く履けますね。
革靴を履いて福岡に帰ったら、お母さんがいつも磨いてくれるんです。キズが完全に消えるわけではないんですけど、キレイになって気持ちがいいですよね。
ー擦りキズなんかもひっくるめて、味が出て来ますよね。
| 革靴とギターは似ているかも！
ー最近NAOTの靴を履いて出かけた場所はありますか？
最近は、撮影現場ばかりですねー。
なかなか出かけられていないかも。
時間ができたら、NAOTを履いて紅葉とか見に行きたいですね。
ー話は変わりますが、ギターは同じものをずっと愛用されているのですか？
メインで使ってるギターは、ほぼ変わらないです。
私が持っているなかで一番古いのは1840年頃のもので、その時、どんな人が使っていたんだろうって想像するとゾクゾクします。
ロマンが詰まっていますよね。
ヴィンテージのギターを一目惚れで買って、リペアしながら使っていくというパターンが多いかも。
NAOTの革靴と同じように育てる感覚ですかね。
ーそう言われると、似ていますね！ギターを選ぶ際は外見も重視されますか？
もちろん、音も大事ですけど、ビジュアルが好みじゃないと手に取らないです。
靴選びも同じように、ビジュアルが可愛くて、なおかつ履きやすいというのが大事。
ー革靴を選ぶ上で、自分の好みのビジュアルと履き心地の良さは大事ですよね。それ以外に重視されていることってありますか？
結局、洋服に合わせやすい靴に手が伸びるので、自分のワードローブとコーディネートしやすいかどうかも大切です。
私の場合は茶色や黒や白の靴を選びがちですね。
たまに赤色とか差し色の靴を買っちゃいます。
茶色って使い込むほどにいい色になるなと思っていて。
ギターの木の色も同じで、例えば、日焼けしていたり、どこかで擦ったような跡がある方が、あたたかみを感じて気になっちゃうんです。
そんなギターほどお手入れすると愛着が湧きます。キレイに磨かないと、指紋とかついちゃって。
あ、靴も磨かないとですね、自分で（笑）
まずは、靴底がかなりすり減っているIRISの修理をしようかな。
ーそれでは、最後に。藤原さんにとってNAOTの靴を一言であらわすと？
▲迷いなく書き進めていく藤原さん。
履く人の数だけある、靴とのストーリー。
これからも、素敵な方の“NAOTの育て方”をご紹介していきます。
次回もぜひ、お楽しみに！
