NAOTマガジン
  • Magazine>
  • >
  • [Lesson] #22 改訂版 基本のお手入れ-スムースレザー編-
2020.08.12

[Lesson] #22 改訂版 基本のお手入れ-スムースレザー編-


 
革靴を買ってみたのはいいものの、お手入れの仕方がわからない…。自分なりにやってみているけどこれって正解…?革にも色々な種類があるけど全部同じお手入れでいいの?
 
革靴のお手入れは、なんとなく難しそうというイメージがありますよね。そんな方に今回は、基本のお手入れ – スムースレザー編 – をご紹介させていただきます。「スムースレザー」とは、起毛加工などがされていない、表面がつるっとしている革です。
 
*スエードのお手入れ方法はこちらです。
 
これを読めばきっとお手入れのハードルが下がるはず!それでは早速、工程順に説明していきますね。
 
 
 
 
step1. ホコリ落とし

まずは馬毛ブラシでサッサッと靴についたホコリを落としてあげましょう!実は靴のお手入れでミソになるのがブラッシング。
ホコリや汚れを落とす前にクリームを塗ってしまうと、ホコリが定着して、カビが生えやすくなってしまうのです。家に帰ってきてからブラッシングをするだけでも、靴の寿命は長くなりますよ。
 

馬毛ブラシ
柔らかい毛並みのブラシ。持ちやすい大きさで、NAOTの刻印付き。

 
 
 
 
step2. 汚れ落とし

ホコリが取れた後は、靴表面についているクリームや泥などの汚れを落としていきます。化粧水の前にメイクを落とすように靴も保湿の前に汚れを落としてあげないと、どんどん通気性が悪くなり、これもまたカビ発生の原因となってしまうのです。
 
ステインクレンジングウォーターを柔らかい布(使わなくなったTシャツなど少し目の荒い布がオススメです)に100円玉程度とって、優しく表面を拭き取ってあげましょう。強くこする必要はありません。優しく優しくがポイントです。
 

ステインクレンジングウォーター
天然成分でできた、肌にも革にも優しい汚れ落とし。防カビ効果もあります。
 
 
 
 
step3. 保湿
【ツヤを出したい場合】

ツヤを出したい場合はロウ分が多く含まれているクリームを選びましょう。
NAOTで取り扱いがあるのがラナパーです。天然成分でできているため、肌に触れても安心なのです。ロウ分が靴の表面に膜を作ってくれるので多少の防水効果も期待できます。(…とはいえ雨の日に履くのは避けてくださいね。)薄く全体に伸ばしていくようなイメージで塗っていきます。
 

ラナパー
蜜ロウとホホバオイルでできた自然由来のワックス。膜を張るように、革の表面を守ってくれます。

 

ラナパーを塗った後は余分な油分をポリッシングコットンなどで拭き取ってあげましょう。拭き取ってあげないと、表面がベタベタになってしまって、せっかく落としたホコリがつきやすくなってしまいます。表面がサラサラになるまで優しく拭き取り、磨いてあげましょう。

 
 
 
 
【マットにしたい場合】

あまりツヤを出したくない時は、先ほどとは逆に、ロウ分があまり含まれていないクリームを選びましょう。
オススメはデリケートクリームです。主成分が水なので、しっかり保湿してくれて、ろう分がほとんど入っていないので革の質感をあまり変えることなくお手入れすることができます。柔らかい布(ポリッシングコットンなど)や手にとって薄く塗り伸ばしましょう。
 
こちらのお手入れ方法はCrazy Horseカラーや、Oily Dune Nubukカラーなどの元々マットな質感の革にオススメの方法です。
 

デリケートクリーム
主成分が水の保湿に特化した乳化性クリーム。乾いた革をしっとり仕上げてくれます。

 
 
 
 
【白い靴の場合】

白い靴は汚れやキズが目立ちやすいと感じる方も多いと思います。そんな時は、白の補色効果のあるホワイトシュークリームを塗ってあげると、しつこい汚れやキズは目立ちにくくなるのです。
 
ポリッシングコットンなどに少しとって薄く塗り広げて、少しとって塗り広げて…と、何回か繰り返して塗ることで、厚塗りになるのを防ぐことができます。また、白いクリームを塗る際はキレイな布を使うようにしましょう。汚れや、他のクリームの色が移ってしまう可能性があります。
 


ホワイトシュークリーム
補色効果のある乳化性クリーム。革に潤いを与えて、ツヤも出してくれます。
 


ホワイトシュークリームでも隠しきれなかった汚れや傷については、白の補修クリームを塗っていただくとさらに目立ちにくくなります。塗るときは、指もしくはスポンジのようなものにとり、ポンポンとのせてあげると失敗しにくくなりますよ。

 

左がお手入れ後、右がお手入れ前です。わかりづらいのですが、つま先やシワの部分が綺麗になっています。
 

仕上げにブラッシングをすることで余分なクリームをとったりシワの奥までクリームを入れ込むことができます。シャッシャッと腕を大きく使ってブラシを動かすのがコツです。

 

補修クリーム(白)
ホワイトレザー専用の補色クリーム。保湿効果はないので、保湿クリームを塗った後に使用します。
 

中身はこんな感じです。
 
 

 
 
いかがでしたか?お手入れの謎は解けたでしょうか。
意外と簡単!…ですよね。お手入れをするだけで革の寿命はぐーんと伸びるのです。お肌と革は似たようなもの。ぜひお手入れをしてあげてくださいね。
 
今回ご紹介したお手入れ方法は、だいたい月に一回を目安に行います。月に一回も…!?と思われた方、気が向いたらで大丈夫です。自分のスタイルに合わせて、お手入れを「続ける」ことが一番大事です。無理せず、やりたい時にやりましょう。
もしも実践してみてわからないことがあれば、いつでもお問い合わせくださいね!
 

 
 

編集:田中
 
#お手入れシリーズ


その他の記事

戻る

pagetop