Column

さんぽびより #折坂悠太さん #藤原さくらさん 1/2

 
NAOTスタッフが「一緒にお散歩したい!」と思った方と、ぶらぶら街を歩きつつ、話をしつつ、目に留まったものをパシャりと写真におさめていただくこの企画。
 
第7弾はロケやテレビ中継でおなじみ、某有名テレビ局がシンボルの東京・お台場が舞台。ミュージシャンの藤原さくらさんと折坂悠太さんにぶらりお散歩いただきました。
 
まだ少し肌寒い早春の1日。話題の二人が観た景色とは?
とりとめのない会話のなかにもゲストの日常が垣間見える…ような気がするお散歩トークの前編、どうぞお付き合いください。
 


 

HP: オフィシャルサイト
Twitter: @madon36

 
 

HP: オフィシャルサイト
Twitter: @MammothSakura

 


 

 
藤原:海が近いから風強いですね〜。折坂くん、コートは着ないの?今日それだけですか?寒くないですか?
 
折坂:寒…くないですよ(笑)
 
藤原:もしかして服、あんまり持ってないんですか…?
 
折坂:大丈夫、家にはちゃんとありますよ(笑)
 
ー藤原さんはステージだとスカートをはいてらっしゃるイメージですが、普段は今日のような格好が多いですか?
 

 
藤原:そうですね。ライブではワンピースを着ることが多いんですけど、普段はボーイッシュな方が多いかも。折坂くんは普段、私服のままステージに出ます?
 
折坂:そのままな時もあるけど、ステージ用に作ってもらったシャツがあって。そればっか着てます。
 
藤原:シャツなんだ。ランニングじゃなくて?
 
折坂:うん、ランニングじゃない。
 
藤原:ランニングのイメージありますよ〜(笑)
 
折坂:え、ほんと?僕が?尾崎紀世彦さん的な?たまの石川さん的な?
 
藤原:すみません、ランニングは嘘でした(笑)結構例えが出てきましたね。
 

 
ー藤原さんは他のインタビューで以前「お料理をしない」とおっしゃってましたが、最近はどうですか?
 
藤原:最近はしますね。
 
折坂:インスタントラーメンとか?
 
藤原:違いますよ、ちゃんとします!野菜炒めとか。
 
折坂:インスタントラーメンに入れるやつじゃん(笑)
 
藤原:違う!(笑)でも仕事が忙しい時は野菜を切るのも面倒臭いから、カット野菜を買ってきて炒めたり。便利ですよ。折坂くんは料理します?
 
折坂:しないけど、この前はバンド(折坂悠太(合奏))のメンバーの新年会でタコ焼きを作って楽しかったです。タコ焼きって、リズム感のある人の方が作るのは上手いよね。
 
藤原:タコ焼きはタイミングが大事ですからね。私もタコ焼き器を持ってるので、友達が来たらタコパやりますよ。焼き器を使ったアヒージョとかも。
 

 
ーおしゃれなやつですね。
 
藤原:そう。そのはずなのに、家中に油が飛びまくってベタベタになっちゃって…。もう二度とやらない(笑)
 
折坂:なにをアヒージョするの?
 
藤原:エビとか。怖いんですよ、エビのアヒージョ。油が弾け飛んじゃって危険。
 

 
ー折坂さんはあまりホームパーティーのイメージがないですが…。
 
折坂:うん、僕、全然しないですね(笑)でも、しなきゃなとは思います。
 
藤原:なんでしなきゃなんですか?
 
折坂:だってパーティー楽しいじゃないですか。僕だってしたことないわけじゃないから、楽しいことくらい知ってますよ(笑)
 

 
藤原:ていうか折坂くん凄くこっち寄ってきますね!どんどん狭くなっちゃって、こっちもうギチギチですよ(笑)
 
折坂:ごめん!まだ人との距離の取り方がわかってなくて…。やっぱりこれがホームパーティーのできない人の歩き方か…。
 
藤原:(笑)
 

 
藤原:なんだ!あのスケボーの坂みたいな建物。そういえば、折坂くんはスポーツしますか?
 

 
折坂:チームワークでやるような球技は全然できない。スケボーとかスノボとか滑る系はわりと…自分で磨いていく系だったら。
 
藤原:スケートとかボウリングとか?
 
折坂:そうだね、楽しいよね。でもチーム戦の球技は全然楽しめない(笑)なにかスポーツはやってますか?
 
藤原:私は陸上しかやってないです。球技が苦手で。ボウリングで13点出したことがある。
 
ー13点、見たことないです(笑)
 
藤原:やばいですよね?ほとんど全部ガターみたいな。最初はみんな面白がってくれるんですけど、3投目くらいから気まずくなってくるんですよ。で、すごい教えてくれたり、「両手使っていいよ」とか特別なルールができたり…。
 

 
ーお二人とも、体作りのための運動はされないんですか?
 
折坂:必要なんですけど…。立って歌ってる時に、たまにちょっとお客さんを煽ろうと思って移動して、ちょっと歌って戻ってくると、もう全然ヘロヘロみたいなことが結構あって。結局、座りなおして演奏しました。自分は持久力がなさすぎるなと思います。それこそ舞台とか、体力いるんじゃない?
 
藤原:うん、私はジム行ってます。パーソナルトレーナーのコースもつい最近はじめました。でも全然まめに続けられないんですよね。会費だけずっと払ってる月もあります。
 

 
藤原:この辺ほんと歩く機会ないな〜。折坂くんは普段お散歩します?
 
折坂:しますよ、けっこうする。歌詞でてこない時とか。
 
藤原:あ~わかるな。
 

 
ー散歩中、音楽は聴きますか?
 
折坂:そういう時は歌詞とか曲の構成を考えようと思って行ってるので、大概聴かないですね。音楽は乗り物に乗って移動する時とか。家で聴きます?
 
藤原:家だと、ワイヤレスのスピーカーにブルートゥースで繋いでかけるかも。でも聴かない時は全然聴かないな。
 
折坂:わかる、僕もあんま聴くことなくなっちゃって。
 
藤原:聴かないとって思ったら本当にだめだから、カフェにいる時とか、聴きたい時にしか聴かない。でもその時に本読んでたら、歌ものだとどっちに集中したらいいかわかんなくなっちゃうから、歌詞が邪魔になって聴かなくなるかも。
 
折坂:日本語の曲だと特にね。
 

 

 
ー日本語以外の言葉は話せますか?英語とか?
 
藤原:私のフランス人の友達がカナダに留学してるので去年会いに行ってきて、ちゃんと喋れるわけじゃないけれど、その時のコミュニケーションは英語でしてました。その子は昔からの友達なんですけど、お互い第一言語が英語じゃないから。簡単な英語で意思の疎通ができるんです。
 
折坂:僕は全然ダメですね。でも前にライブフェスで韓国の弘大(ホンデ)って街に行った時は、そこも英語が第一言語じゃないから、身振り手振りで意思が伝わって楽しかったです。藤原さんも出てましたよね。
 
藤原:うん、お客さんが熱かったですよね!何言っても笑ってくれて。
 
折坂:確かに、観る準備が整ってる人が多い。日本だとこちらを知ってるお客さんでもイチからあげていかないとって感じなんですけど、向こうでは最初から準備ができてて、一曲目から「うぉー!」って感じ(笑)
 
藤原:「待ってたぜ、いえー!」って感じ(笑)
 

 
ー日本とは違いますか?
 
折坂:違いましたね。僕、日本ではどっちかっていうと人を静かにさせるから…。
 
藤原:いやいや私もですよ!むしろ折坂くんのライブ凄く盛り上がるじゃないですか。
 
折坂:全然…最近はライブの時、最初にちょっと勢いの良い曲をやって、「一番盛り上がる曲はもうこれで最後です」って言っちゃって、あとはじっくりやるっていう形をとってます(笑)
 
藤原:いやいや、この前WWW(渋谷のライブハウス)で折坂悠太(合奏)のライブ観ましたよ。凄く盛り上がってた。バンド編成の折坂くんをあんまり観たことがなかったからもあるけど、いつもとまた違って驚きました。
 

 
ーライブといえば、藤原さんも折坂さんもラジオで投げ銭ライブの話をされていましたよね。
 
藤原:そうなんです、福岡の時にはお父さんと一緒に投げ銭ライブをしてました。たまにすっごく盛り上がった時、酔っ払ったお客さんが一万円札を入れてくれて、やったー!ってことがあったり。ほんとにレアケースですけど(笑)
 
ーお父さん何者ですか?
 
藤原:お父さんは普通に福岡のただのおじさんなんです(笑)地元もすごく田舎で。最寄りの電車の駅がないから電車移動がほぼなくて、いつもバスかお父さんが運転してくれる車で移動してました。
 
折坂:すごいなぁ。
 
藤原:子供だけだったら自転車。海に行くにも自転車なんですけど、それが結構遠くて1、2時間かけていろんなとこ行ってました。だいぶ田舎っ子ですよ。近所に牧場とかありましたもん。
 
ーお父さんはずっとそこにいらっしゃったんですか?
 
藤原:夢がミュージシャンで、若い頃に上京してバンドをやってたみたい。だから私のことも応援してくれますね。楽器もお父さんの影響で小5から始めたんです。
 
折坂:早いね!僕は最初、中学生の頃に先生に単純なギターの曲を一曲だけ教えてもらって。
 

 
藤原:民謡系ですか?
 
折坂:全然。普通に、RCサクセションとかですね。
 
藤原:そうなんだ、意外!
 
折坂:ちゃんと始めたのは高校の時にドラムから。この前も沖縄のライブが終わった後に打ち上げでセッションみたいになったんですけど、そこでドラム叩いて。すごい楽しかったです。
 
藤原:いいな〜ドラムできるようになりたいな!
 

 

奥/DANIELA Walnut 手前/EIGER Buffalo Leather
 
 
▷後編はこちら
 
 

< さんぽびより|まとめ >