リトルストーリー
2019.01.11

さんぽびより #和田ラヂヲさん #和田美砂さん #2/2


 
NAOTスタッフが「一緒にお散歩したい!」と思った方と、ぶらぶら街を歩きつつ、話をしつつ、目に留まったものをパシャりと写真におさめていただくこの企画。
 
なんだか素敵なあのひとは、どんな景色を見てるんだろう?
どんなことにクスッとして、どんなことを呟くんだろう?
 
第5弾は、愛媛県在住のギャグ漫画家・和田ラヂヲさんと、「朗 -Rou-ジャム製作所」のジャム作家・和田美砂さんに、道後温泉周辺をぶらり歩いていただきました。
 
今回は、その後編をお届けします。(前編の様子はこちらから)
とりとめのない会話のなかに、それぞれの日常が垣間見える…ような気がするお散歩トーク。
それでは、どうぞ。
 
 


 

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美砂:ここ道後温泉駅の周辺が一応観光地のメインで、入り口的なところです。
 
 

 

 
 
ラヂヲ:このカラクリ時計のあるところが昔は噴水やったんですよ。今は、時間になったらこの時計の下の方から人形?ロボット?みたいなんが出ててくるんです。音楽も流れて。な?
 
美砂:あ、ごめん、一瞬ぼ〜っとして違うこと考えてた!
 
ラヂヲ:おい、撮影中やぞ!(笑)
 
 
 
 
 
ラヂヲ:レトロに見える駅舎も新しいんです。駅にスタバが入ったのも最近ですね。

 
 
ーー おふたりは考え事をする時、カフェや喫茶店に行かれますか?
 
ラヂヲ:自宅で完結してます。ずっと家にいます。あ、でも(美砂さんは)工房があるな?
 
美砂:工房の隣がカフェもやってるお店なのでたまにそこでお茶する時もありますけど、考え事する時はやっぱり自宅ですね。
 
 

 
 
美砂:そう思って見ると、道後は全体的にレトロ「風」というか。実は新しいもの多いよね。
 
ラヂヲ:そうかもね。

 
 
ーー 街全体にこだわりを感じますね。
 
 

△ラヂヲ「あの駅、めっちゃ鳩よけあるなあ…」
 
 

 
 
美砂:あ、猫ちゃんがおる!ちょっと鍵尻尾やね。
 
ラヂヲ:ね。あの猫ちゃん、いつもスクーターの上にいるんだけど。尻尾が短いから大和猫かな?名前があったはずなんですが、なんやったかなあ。

 
 
ーー 和田家でも猫ちゃんを飼ってらっしゃいますよね。愛猫を迎えた経緯を教えてください。
 
ラヂヲ:大した話じゃないですよ(笑)
 
 

 
 
美砂:最初に私がゴミ置場で見つけた時、すごく弱ってて…。でもなんというか…むっっっちゃ、不細工やったんです。
 
ラヂヲ:ほんとにな。
 
美砂:それで、ちょっと連れて帰るにはどうしたものかな、と思ったんですけど、近所のゴミ置場におるから一応来てって主人(ラヂヲさんを)を呼んで。そしたらやっぱり「これはちょっとあれやな…」って(笑)
 
ラヂヲ:ほんと大した話じゃないでしょ(笑)

 
 

△美砂「なかなか趣のある看板やね」 
 ラヂヲ「J-UDON。なんにでも”J”をつけてた時代の名残かな?」

 
 
美砂:最終的に、私たちについて家まで来れたら飼おうかという話になって。歩き出したら、ちゃんとついて来たんですよ。家に着くまでの道に大きい犬がいるお家があって、それを超えないと帰れないんですけど、なんとかついて来たので、もうしょうがないなって(笑)
 
ラヂヲ:本気出したね。

 
 

△坊っちゃんまんじゅうを販売しているお店。
 団子は一年中ひやした状態で提供するというこだわりっぷり。

 

△ラヂヲ「美味しい」
 
 

 
 
美砂:みなさん、カラクリ時計の仕掛けが始まるのを待ってるみたいですね。折角なので見ていきますか?
 
 
ーー そうしましょう!ところで美砂さんは今年、朗ジャムとして、イギリスの「国際マーマレードアワード2018」を受賞されましたね。おめでとうございます!
 
美砂:ありがとうございます。
 
 
ーー 以前から美砂さんのジャムを知っていた身からすると、いきなりの大きな賞に驚きはしたのですが、でも納得!という感じでした。
 
美砂:私も受賞には驚きました。それぞれの部門の審査員の方は、誰が作ったかわからないように、名前を伏せて試食するブラインド審査をされていたそうです。
 
 

 
 
ーー 純粋に味で評価されたということですよね。それは本当に嬉しいですね!昔からジャム屋さんをやろうと思われてたんですか?
 
美砂:いえいえ、最初はただ作ったジャムを友達にあげていたんですが、次第に知り合いの方がイベントをやる時に、出してみないかって声をかけてもらう事も増えていって。それからですね。
 
 

△金賞を受賞された『橙マーマレード』と『鬼ゆずマーマレード』(撮影・石川 正美さん)
 
 
ーー 美砂さんのジャムは本当に美味しいので、お知り合いの方が声をかける気持ちがわかります。ラヂヲさんも試作のジャムを召し上がるんですか?
 
美砂:いや、一切(笑)
 
 
ーー え、甘いのが苦手とか?
 
美砂:主人はジャムを食べないんですよ、基本的に。
 
 
ーー 身近にこんなに美味しいジャムがあるのに…。パンよりご飯派なんですか?
 
ラヂヲ:いや、パンにはバター派というだけで。
 
 
ーー じゃあ今回の受賞作品も召し上がってないんですか?
 
ラヂヲ:食べてないですね。マーマレードがあんまり好きじゃないという…。
 
 
ーー ええ〜…(笑)
 
 

 

 
 
ーー まさかの告白でしたが、イギリスでの授賞式にはおふたりで行かれたんですか?
 
美砂:それが、受賞のお知らせから受賞式までの期間が短くて。
 
ラヂヲ:急に決まったんだよね。自分は仕事があって行けなかったです。
 
美砂:まあふたりで行っても英語が話せないので困ったと思うんですけど…(笑)
授賞式には、エントリーからずっと翻訳などで助けてくれた友人ふたりと一緒に行ってきました。
マーマレードが3000個もずら〜っと並んだダルメインのお屋敷での授賞式はとても感動的でした。
 
ラヂヲ:そうこう言ってる間にいよいよ人が集まって来たよ。

 
 

△ラヂヲ「始まらんな。壊れたんかな」 美砂「それはそれでちょっと面白い」
 
 

△無事始まりました

 
 

 

 
 
ラヂヲ:この辺は桜が多いから、春はみんな花見をやりよるんですけど。
 
美砂:この近くの公園では、バーベキューで焼肉しながらお花見するんですよ。

 
 
ーー えー羨ましいけど、こんな街中で火を…!?
 
 
ラヂヲ:普通、火はダメだと思うんですけど。昔から花見っていったらバーベキューが当たり前って思っとった。
 
美砂:ちゃんと業者さんがいて、器具なんかを貸してくれるんですよ。2年くらい前に禁止されたんですけど、それまでは毎年ここで焼肉しながら。
 
ラヂヲ:な、もくもく煙あげながら。
 
 

 
 
ラヂヲ:あ、亀!めっちゃでかい!
 
美砂:集合して来てる〜。エサをくれるって思っとるんやね。
 
ラヂヲ:あ〜!鯉も来たな。なになに?って来よるなあ。亀はアカミミガメ、いわゆるミドリガメやね。外来種が増えとるんですよ。亀は人に馴れるからね〜。

 
 

 
 
ーー 亀にお詳しいんですね。
 
ラヂヲ:いっとき飼っとったんよね、ベランダで。
 
美砂:ミズオっていう名前で。
 
ラヂヲ:川から拾って来て、結局また川に戻して。にしてもここの亀はでかいなあ。うちのはこれよりかは小さいくらいやったね?あれはクサガメやったからかなあ?
 
美砂: でも(ラヂヲさんが)つれて帰って来ても、水槽なんかを洗うのは結局私なんですよ(笑)
 
ラヂヲ:そうやったかなあ(笑)

 
 

△桜開花の標準木。ラヂヲ「…ソメイヨシノ、『コシノジュンコ』、いや『ミチコロンド』か」
 

 
 
ーー ではここで、あなたにとってお散歩とは?
 
ラヂヲ・美砂:あ〜………(笑)
 
 
ーー ………あれ?いっそ「しない」でも大丈夫です。率直にどうぞ!
 
ラヂヲ: …じゃあ、「これからの楽しみ」かな。
 
 

 
 
美砂:私も、「老後の楽しみ」にしときます(笑)

 
 

 
 
 

 
 


 

手前/DENALI Matt Black  奥/OLGA Matt Black
 
第6弾は、2019年2月公開予定です。
 
 







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