Column

さんぽびより #Dream Ayaさん #小林真梨子さん 1/2

 
「一緒にお散歩したい!」と思った方と、ぶらぶら街を歩きつつ、話をしつつ、目に留まったものをパシャりと写真におさめていただくこの企画。
 
第14弾では、E-girlsの元リーダーで、引退後はフォトグラファーとして多数のメディアでご活躍されているDream Ayaさんと、SNSを中心に人気を集める写真家の小林真梨子さんに、ぶらり歩いていただきました。
 
プライベートでも仲が良いおふたり。
夏空の下で代々木八幡で、写真家のおふたりが撮ったものとは?
どうぞ、お楽しみください!
 


 

OFFICIAL WEB SITE: Photo by Aya
Instagram: aya_dream04

 
 

OFFICIAL WEB SITE: MARIKO KOBAYASHI
Twitter: @marinko5589
Instagram: marinko5589
 


 

 
ー真夏の代々木八幡をカメラを片手に歩いていきます。
 
小林:ここの駅の近くに住んでたよね?
 
Aya:住んでたよ〜。本当に住みやすかったけど、今は引っ越しちゃいました。
 
ー代々木、いいですね〜!素敵なお店がたくさんあって。
 
Aya:そうなんですよ!ちょー便利で。渋谷も歩いて行けるし、新宿にも行けて、ご飯食べた後に歩いて帰れるし。
 
小林:ここから歩けるものなのですか?
 
Aya:歩いて30分くらいかな。お散歩してた!歩くの好きやから、けっこう歩く。
あ!これ何?「暇を欠く店」やって、おもしろいね。まりんこ(小林真梨子)ちゃんと撮ろう!はいチーズ!
 

 
Aya:謎の写真を撮る!
 
小林:(笑)
 

 
Aya:あー!ここすごい!なにこれ可愛い!!サト、ナリ、サヤ、名前書いてあるんや。まりんこちゃん、この人と人の間に入って?
 

 
小林:ほんとだ!
 
Aya:えー!見て、これちょっと…、Ayaみたい。
 

 
小林:自分見つけてる(笑)
 

 
Aya:すいーすいー。こんなとこあるの全然知らんかったわ。小学生が書いたのかな?

 

 
ーお二人はいつ頃お知り合いに?
 
小林:カメラマンとして、誘ってくれたんだよね。
 
Aya:そう、私がまりんこちゃんの写真の大っファンで。
 
小林:えへへ。
 
Aya:もともと、私がいたE-girlsのファンクラブの会報誌の編集を、私がしていて。
私の好きなカメラマンさんを呼んで、E-girlsを自由に撮ってもらうっていう企画があったんですよ。それをまりんこちゃんにお願いして、それが出会い。そこから一緒に飲みに行ったりするようになってね。
 
小林:下北沢に行ったりね。最近はこういう感じだからなかなか飲みに行けなくて…。あとはお互いの展示を見に行ったりとか。
 
ープライベートでもお会いになられるんですね。
 
Aya:そう!一回、まりんこちゃんの展示会にぬいぐるみ持って行ったことある!まりんこちゃんにそっくりの人形を見つけて持って行って。差し入れがぬいぐるみってなかなかないでしょ?
 
小林:ぬいぐるみ、ちゃんと持ってますよ!
 

 
Aya:あ、公園や。まりんこちゃん、ここでちょっと撮る?
 
小林:ここ、走って!
 
Aya:オッケー!行くな〜!
 

 

 

 
Aya:めっちゃ暑い〜!撮れた?
 
小林:撮れました!
 

 

 
Aya:雲がもう夏の雲やね。夏らしいことした?
 
小林:この間、川に行きましたよ。
 
Aya:へぇ〜、いいね。本当、わーっと泳ぎたいわぁ。
 
小林:川下りが有名な埼玉の長瀞に行ったんですよ。でも、川下り専用って感じでしたね。
 
Aya:マジ?へえ、いいなあ!長瀞調べてみよう。
 
小林:でも、長瀞は泳げないんですよね。川下りを楽しむ、みたいな。でもあれ?去年Ami(Dream Ami)さんとかと行ってませんでしたっけ?
 
Aya:それは両国橋ね。あ、そうそう、ターザンみたいにパーってやって川に落ちるみたいなやつでね、ロープでピューんってやったら、バーンって落ちて。そのまま川の中から浮き上がれなくて死ぬかと思ったもん(笑)
 
小林:めちゃくちゃ痛そう(笑)
 

 
Aya:あ〜。プールとか行きたいね。今年はなかな行けへんからな〜。
 
小林:いつも夏は日焼けして、黒かったイメージです。
 
Aya:夏はちょーいろんなところ行ってる。今年は全然行けてないな。
 
小林:これから予定入ってくるんじゃないですか?わたし、展示会やりますよ。「密」をテーマにして、RISE GALLERYで。
 
Aya:えー!そうなん!行く行く!
 
小林:予定いっこできた(笑)
 

 
ーおふたりはカメラを持ったとき、どんなことにワクワクしますか?
 
Aya:ワクワクすること、というか、ワクワクした瞬間に撮ってるかも。勝手に動いてるかな。
まりんこちゃんは撮るのめっちゃ早いしな。しかも、喋りながらすぐにカシャっと!
 
小林:お互い、人を撮ることが多いですよね。
 
Aya:そうだね、ポートレートが多くて。
私もまりんこちゃんに撮ってもらったことあるんですけど。本当に全部良い写真で。選ぶのがすごく難しいんですけど、あんまりシャッター切らないんですよ。無駄切りしない!
 

 
小林:でも、前はめっちゃ切ってましたよ。でも、カメラマンもモデルさんも疲れちゃうから…。
けっこう枚数を減らして撮るようになりました。
 
Aya:今、良いの撮れたかもなっていう瞬間はなんか分かるよね。あ!絶対可愛いって。
 
小林:それは分かるかも。
 
Aya:そしたらもう撮らないですね。今日は終わり!ってなる。
 
ーある程度シーンとかも想定して撮っちゃう感じですか?
 
小林:喋りながら撮ることが多いかな。楽しく喋れたら、それだけですごく良い写真になります。
 
Aya:あと相手にもよります。初めましてだと、色々お話してから撮影するとか。お互いのこと知り合いだっり、お友達だったりすると、ある程度その方のことを分かってたりするし。
 

 
小林:撮らせてもらいたい方に連絡して、最初に朝ごはんとか食べながら、めっちゃ喋って、最後の10分〜15分くらいで撮らせてもらって解散!みたいな。とりあえず一回目はあんまり撮らずに。
 
ー先に関係性を作ってということですか?
 
小林:そうですね。関係をしっかりつくっていけたら、また会えると思っているから。
 
Aya:素晴らしい!
 
ーご自身からお声がけされて撮影されるんですか?
 
小林:そうです。今までの撮った写真をDMやメールで送って。こういう感じで撮ってるんですけど、撮らせてもらえませんか?って、自分の今までの作品とかを送ってみて、自分から声をかけていきますね。
 
Aya:面白いよね〜。
 
小林:それがきっかけで仲良くなった方がいます。けっこう始まりはそれが多いですね。
 

 
ーAyaさんは制作の仕事のなかで、カメラとの関わりが増えていったのでしょうか?
 
Aya:私の始まりは、高校生の時なんですよ。その時はデジタルだったんです。現場のスタッフさんがデジカメの一眼を持ってて。それを試しに撮らせてもらってたら「Aya、写真うまいよ!」って言われて嬉しくって(笑)
歌とダンス以外で、唯一続けられたものがカメラだったんですよ。
それに、常に被写体がいたので。女の子のメンバーが20人くらいいたので、自然に仕事になってましたね。でも、本格的にフィルムを始めたのは30歳くらいからかな。
 
小林:そのカメラまだ売ってるんですね!
 
Aya:今は中古で10万円くらいで買っていて。もう廃盤になっているから、家に2つストックがあります。ずっとフィルムカメラでは撮ってたんです。
このカメラを20歳くらいからずっと使っていて、すぐに壊れちゃうからこれはもう4台目くらいで。めちゃくちゃシャッター切るので。メインで使っているカメラは絶対に予備でもう一個!
 

 
ー急に壊れることもありますか?
 
小林:ありますよ!誰にも言えない(笑)平然を装っているけど、心の中でどうしようって。だから、予備をもう一個持つ!
 
Aya:お互いフィルムで撮ってるのであるんですよね。いきなり撮影中にシャッター下りなくなった瞬間、「え、やばいねんけど!」みたいな…。ちょっと間違ったことしたら、もう一回はじめからになるんですよ。
 
ーデータじゃないですもんね。その場でチェックできないですし…。
 
小林:フィルムの方がチェックできない分、緊張感がある。やり直しもきかないし。デジタルだと確認もできて、撮れすぎちゃって、どれが良いのか分からなくなっちゃうから、フィルムの方が集中できます!
Ayaさんはカメラ屋さんで働いたりして、偉いなぁって思います。もう一回ちゃんと学ぼうとしていて。
 
Aya:働く前も、30歳くらいからちょこちょこ仕事もらったりとかしてる中でも、やっぱりちゃんと学んで勉強しないとなって思って。
 

 
Aya:そういう面で(期待にお応えできるように)ちゃんと勉強しないとなって思います。カメラマンさんとかが、たまにカメラ屋さんに来てくれたりとかすると、みんなこうしてフィルムをちゃんと現像してるねんなぁって、嬉しく思って。みんなもっとフィルム撮ってほしい!なくなっちゃうから〜!
 
ー個人的に、そろそろフィルムにチャレンジしたいと思っています!
 
小林:お金がかかるから、趣味だとちょっと大変ですよ。もともとはもっと安かったんですけどね。
 
ーそうなんですか…?
 
Aya:本当に。今フィルムが1本で1,000円するから。それに現像してデータ化したら1,500円くらいかかる。だから1本で2,500円くらいはかかる。
 
ーより緊張感がありますね…!
 
Aya:今、カメラマンは「写ルンです」を分解してネガだけ取って使う人もいます。今は業務用のISO100が販売してないから。「写ルンです」に入っているフィルムは、多分ISO100だと思うんだよね。
 
小林:へ〜、そういう方もいるんですね。ISO800なくなっちゃいましたよね。暗いところでも撮れるやつ。日中しか撮れなくなっちゃった。
 
Aya:だからこれをガバって開けて、ピューって出して使うこともあるって。今は富士フイルムは400しか残ってないなぁ。
 

 
Aya:あ、ここかわいいー!夏っぽいね。
 
小林:南国っぽい。あぁ旅行行きたいな。どこ行きたいですか?
 
Aya:北海道に行きたい。
 

 

左/CECILIA Matt Black、右/KEDMA Black Madras
 
 
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