リトルストーリー
2019.09.29

[インタビュー]さんぽびより #アチコさん #服部あさ美さん #2/2


 
NAOTスタッフが「一緒にお散歩したい!」と思った方と、ぶらぶら街を歩きつつ、話をしつつ、目に留まったものをパシャりと写真におさめていただくこの企画。
 
なんだか素敵なあのひとは、どんな景色を見てるんだろう?
どんなことにクスッとして、どんなことを呟くんだろう?
 
第9弾は、最先端のファッションが行き交う表参道〜外苑前周辺が舞台。
 
ハイセンスな街の中にある、味わい深くてどこか懐かしい路地裏の風景を、イラストレーターの服部あさ美さんと、Ropesのボーカルのアチコさんに歩いていただきました。
 
仲良しのお二人の何気ない会話の中から、どんどん出てくる共通点。
レモン味はなんでも好き、夜の表参道が大好き、ちょっと一緒にシャッフルダンスやらない!?

 
とりとめのない会話のなかにもゲストの日常が垣間見える…ような気がするお散歩トークの後編、どうぞお付き合いください。
 
 



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アチコ:若い頃から表参道の空気が好きなんだけど、特に夜が大好きで。
 
服部:私も!真夜中の!
 
アチコ:そう、お店が全部閉まった後の静けさがいいよね。
 
服部:昼間はあんなに人がいたところに、夜は誰もいないんだよね。その通りをサーッと抜けていくのがすごく気持ちいい。
 
アチコ:お店が閉まった後のひっそりとした空間に、アクセサリーとかドレスだけがきらきらしてるのがすごい素敵だなって思って。
 
服部:若い頃は、誰もいない竹下通りが好きだった。あそこ、車でも通れるんだよ。
 
アチコ:竹下通りかー!ちょっと今度通ってみよう。
 
 

 
 
服部:面白い建物。凝ってる。
 
アチコ:これ、どうやってできてるんだろうね…。
 
ーー ここでおふたりのお写真撮りますね!喋り合う感じで立ってみてください〜。
 
服部:なんか、立ち話してる奥さまみたい!(笑)
 
アチコ:照れるよ、ほんとに(笑)
 
服部:だって、明るいもんね。ここに、お酒があればね!(グラスを揺らす仕草)
 
 

服部「何飲む?」 アチコ「レモンサワー!」
 
 

 
 
服部:そういえばこのあいだイギリスに行ったんだけどね、パブが最高なの。
 
アチコ:へえ〜!パブ?
 
服部:そう。イギリスって物価が高いイメージなんだけど、パブのビールは1パイント(※1)500円くらいで。種類がいろいろあって、おいっしいの。
 
※1 パイントとは…体積の単位。アメリカとイギリスで単位あたりの体積が異なり、アメリカでは1パイント=約0.47リットル、イギリスでは1パイント=約0.57リットルにあたる。
 
アチコ:パブっていうのか。パブとバーって違うの?
 
服部:うん、違うの。パブはイギリスだと、大体木造りの内装で、ビールサーバーがバーンてあって。昼間から開いてて、しっかり食べられるものも置いてある。
 
アチコ:バーは?
 
服部:バーは…もっと洗練された、大人な感じ(笑)
 
 

 
 

アチコ:あさちゃんと旅行行ってみたい!
 
服部:行っちゃおうか!珍道中だよ、私と行ったら。
 
ーー おふたりで旅行は行かれたことないんですね!
 
服部:ありそうだけどないね!
 
ーー 行くとしたら、どこがいいですか?
 
アチコ:それこそ、イギリスとか行ってみたいかも。
 
服部:いいね。この間が、実は初めてのイギリスだったんだよね。ミュージアムも色々行って、文化に圧倒されたよ。
 
ーー 初めてだったんですね。それは意外です、イギリスの文化にもお詳しそうですし。
 
服部:自分でも好きなのはわかってたんだけど、なぜか行ったら負けだと思ってた(笑) ご飯が美味しくないイメージがあったのかな…いや、天気が悪いイメージがあって嫌だったのかな。でも行ってみたら全然そんなことなくて、滞在中はぴっかぴかに晴れだったよ。むしろ帰ってきた日本のほうがよっぽど天気が悪かった。
 
アチコ:晴れだったのはよかったね。
 
服部:そうなのよ。ご飯もすっごく美味しくて。なにより、ビールがうまい!
 
アチコ:ご飯というより、ビールがうまいのね(笑)
 
服部:あと公園にリスがいる。かーわいいの。
 
アチコ:いいな〜。
 
ーー 街中にかわいいものがたくさんあるイメージです。
 
服部:街のポストとか、ゴミ箱さえもかわいいの。駅の中の文字とか、もう全部がかわいい。デザインが良い。
 
アチコ:私も海外に行ってみて思ったんだけど、街のなかにある色の組み合わせとか、タイポグラフィが脳に残るよね。
 
服部:そう、インプットになるよね。
 
 

 
 
ーー お話に夢中になってました。気になるところ、撮っていってくださいね!
 
服部:そうだ、気になるところ。(パシャパシャ)
 
 

 

 
アチコ:植物好きだもんね、あさちゃん。
 
服部:すごく好きなんだけど、実は家に植物置いてないの。
 
ーー あさ美さんの著書(※2)のイメージもあって、お家で沢山ハーブを育ててらっしゃるのかと想像していました。
 
服部:そう、よく言われるんだけど、旦那さんが、家のなかに土があるのが苦手なの(笑) 虫が苦手でね、虫が土のなかに住んだりするでしょ。それは外にあるべきものだから…って。
 
アチコ:確かにそうかもしれない。
 
服部:家で植物育てたい気持ちもあるんだけどね。
 
 

 
 

 

 
 

ーー ここでおふたりのお写真を撮ってもいいですか?
 
服部:はーい。
 
ーー 緊張感が漂ってきます(笑)
 
服部:写真が苦手なの。固まっちゃう(笑)
 
アチコ:七五三の時の子どものような気持ちになるね。
 
服部:私、昔から集合写真でひとりだけ違う方を向いてたりする。ミュージシャンだったら写真を撮られる機会って多いでしょ、大変だよね。でもあちゃこはいい顔してる。
 
アチコ:ライブの時は撮られてるって意識しないんだけどね…。
 
服部:タイちゃん(服部さんの旦那様・PLECTRUM タカタタイスケさん)すごいんだよ。カメラを向けられるとバーンって顔つきが変わる。キメ顔があるの。
 
アチコ:えー!教わりたい!
 
服部:撮られる瞬間、自分のことをキムタクだと思ってるの(笑)
 
アチコ:私、心の中に美人を思い浮かべると、大体変な顔になってしまうから…。
 
服部:どうしたらいいんですかねえ、もう…。
 
ーー 奥歯を噛み締めて口角を上げるといいらしいですよ。
 
アチコ:やってみて。
 
服部:唇が割れた!
 
アチコ:あははは!(笑)
 
 

アチコ「にこ!」 服部「かわいい!」 アチコ「ちびまるこ感!」
 
 
アチコ:こういう細い道、ちょっと猫みたいな気持ちになる。あさちゃんがいるから余計に。私ひとりだと、猫というより犬なんだけど。
 
服部:犬なの?
 
アチコ:多分どっちかと言うと犬だと思う。
 
ーー おふたりとも猫っぽいようなイメージでした。
 
服部:あちゃこはなんだろうな…。なんか、フェレットみたいな感じ。しかも、眠ったげなフェレット。「ぬおお~」って巣穴から出てきて、「…やっぱやめたっ!」て、引っ込んじゃう。
 
 

 
 
ーー そろそろ公園に到着します!表参道にも、こんなに趣のある団地と公園があるんですね。
 
アチコ:ここ、雰囲気いいですね。青いレンガがいい感じ。リノベーションとかしたのかな。
 
服部:あら、公園の遊具が…かなりシュールだ。可愛いけど目が怖いよ〜(笑)
 
 

 

 
 
ーー それでは最後に、あなたにとってお散歩とは?
 
ふたり:ええ〜!…たったったーらったー、たーらったーららったらー…!(「情熱大陸」のテーマ)
 
ーー (笑)
 
服部:お散歩とは…仕事前の、準備体操かな。いつも、歩いてから仕事を始めるから。午前中に家事を済ませちゃって、代々木公園に行って少し歩いて、お昼食べて、午後から仕事するの。
 
アチコ:それ気持ち良さそう。真似してみたい。
 
服部:だんだん目が覚めるよ、森の中で。
 
ーー 生活の一部という感じでしょうか。生活リズムが、お洒落です…!
 
服部:お洒落じゃない!
 

 
ーー では、アチコさん。
 
アチコ:お散歩とは、食べ物です。
 
服部:おお…!
 
アチコ:旅に出かけると、美味しいご飯を沢山食べてみたいと思うんだけど、量はそんなに食べられなくて。でも、歩いているとそれと同じような楽しさがあるというか…外のものが体に染み込んでくる感覚なのかな。自然とひとりになれたりとか。食べ物を食べることと近しい、摂取している感じに近いですね。
 
ーー 「さんぽびより」史上、食べ物という表現は初めてかもしれません!
 
服部:さすが。表現者。確かにそうかもしれないね、おさんぽって。
 
ーーおふたりとも、ありがとうございます。では最後に、くじらさんと一緒にお写真を!3、2、1…
 

パシャり!
 
 
アチコ:あっ、写真撮り切ってなかった!
 
服部:最後の追い込み!
 
 

 
 


 

左/CECILIA Matt Black 右/HEIDI Matt Black
 
 
 

 


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